非特定臨床研究
肝がんの患者に対する新しい治療法の試験:デュルバルマブ+トレメリムマブを使った治療法の研究
目的
この治験の目的は、肝細胞癌患者に対して、新しい治療法の有効性と安全性を調べることです。また、この治療法を適用する患者集団を見つけるために、局所療法を先行させることも検討します。
対象疾患
参加条件
この治験に参加できる人は、18歳以上で男性でも女性でも構いません。ただし、肝細胞癌と診断されている人で、局所療法で治療できない理由がある場合、または薬物療法を受けたことがある場合、姑息的局所療法が必要な場合、肝の機能が良好で、身体の状態が良い人が対象です。また、試験に参加することに同意していることが必要です。一方、治療に抵抗性の腹水や胸水がある場合、姑息的局所療法が適さない場合、出血のリスクがある場合、重複がんや中枢神経系への転移がある場合、重篤な合併症や感染症がある場合、妊娠中または授乳中の女性、精神疾患を合併している場合、または担当医が参加を不適当と判断した場合は、参加できません。
治験内容
この治験は、肝細胞癌の治療方法を研究するためのものです。治験のタイプは「介入研究」で、フェーズ2と呼ばれる段階で行われます。主な目的は、患者さんの無増悪生存期間を評価することです。また、免疫学的反応や奏効割合、腫瘍制御割合、全生存期間(OS)、後治療、有害事象の発現割合なども評価します。これらの評価結果をもとに、新しい治療法の開発につながるかもしれません。
治験フェーズ
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
利用する医薬品等
一般名称
デュルバルマブ、トレメリムマブ
販売名
イミフィンジ、イジュド
実施組織
金沢大学附属病院
石川県金沢市宝町13-1
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