この治験は、膵臓の病気に対する治療方法の比較を行うもので、従来の針と新しい針の有用性を検証することが目的です。
この治験に参加するための条件は、20歳以上で男性でも女性でも参加できます。ただし、膵臓に10mm以上の病気があって、組織診断が必要な場合、または血液検査で骨髄機能が保たれている場合、そして一週間以内に抗血栓薬を使用していない場合、そして本人が文書による同意を出している場合に限ります。ただし、感染症や重篤な合併症、重症の精神障害がある場合、または研究責任者や研究分担者が安全に実施できないと判断した場合は、参加できません。
この治験は、新しい針を使って膵臓の病気の組織を採取する方法を比較するものです。対象となる病気は、10ミリメートル以上の大きさの膵臓の腫瘍です。主な評価方法は、従来の針と新しい針の組織採取率を比較することです。また、新しい針同士の比較や、組織学的な診断能力、初めての穿刺の成功率、穿刺のしやすさ、偶発的な合併症(出血、穿孔、膵炎など)なども評価します。名古屋大学の症例については、コア組織の長さや面積も比較します。
介入研究
従来針(Franseen形状針)と新規針(Trident形状針と3-point形状針)における組織採取率(※検討の対象は1回目の穿刺のみ)
・新規針(Trident形状針と3-point形状針)の間での組織採取率
・組織学的診断能
・1回目の穿刺における初撃穿刺成功率
・穿刺のしやすさの評価
・偶発症(出血、穿孔、膵炎など)
・コア組織長・面積の比較(名大症例のみ)
情報なし:
利用する薬品情報はありません
名古屋大学大学院医学系研究科
愛知県名古屋市、昭和区、鶴舞町65
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