認知機能と末梢血単核球の代謝関連遺伝子発現の関連性研究
臨床研究
目的
末梢血単核球での代謝関連遺伝子発現を指標とした認知症検査診断の可否について検証する。
基本情報
参加条件
性別
男性
年齢
65歳 以上上限なし
選択基準
1) 疾患: 高齢健常者及び認知症患者
なお、認知症患者については、NIA-AA アルツハイマー病の診断基準にて「probableアルツハイマー型認知症」であると診断されていること。
MMSE検査で、認知症患者は23点以下、健常群は28点以上であること。
2) その他: 認知症患者については、本人以外の代諾者から文書で同意が得られること(認知症患者本人からの同意取得を排除しない)。
除外基準
1) 糖尿病
2) がん疾患治療中、がん治療終了後5年未満
3) 甲状腺疾患
4) 感染症(AIDS、B、C型肝炎)
5) 採血時の発熱
6) 慢性硬膜下血腫
7) 正常圧水頭症
8) 血液透析中(または医師より近い将来、血液透析の必要性を言われている)
9) COPD
10) 在宅酸素療法中
11) 過去の12か月以内の喫煙
12) 抗がん剤、ステロイド、抗リウマチ薬など、免疫系に明確な影響を与える薬剤の服用中
13) 重篤な合併症を有する患者、或いはこれらの既往があり研究責任医師及び研究分担医師が本研究の対象者として不適格と判断した者
14) その他、研究責任医師及び研究分担医師が本研究の対象者として不適格と判断した者
治験内容
観察研究
主要結果評価方法
末梢血単核球での代謝関連遺伝子発現
第二結果評価方法
1) 末梢血での代謝関連遺伝子発現
2) MMSE(認知機能)検査及びフレイル問診
3) 全血球計算及び末梢血液像(白血球分類)
4) 血糖値及びHbA1c値(糖・エネルギー代謝)