茶成分による新型コロナウイルス感染症への影響
目的
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染症は、ワクチン接種の広まりにも関わらず、種々の変異株が出現し、世界的にまだ感染者が増えている。我々は緑茶、ほうじ茶、ウーロン茶、紅茶などの茶が従来型のSARS-CoV-2を不活化することを見出した。緑茶に含まれる(-)Epigallocatechin gallate(EGCG)に中等度のSARS-CoV-2抑制作用があり、紅茶に含まれるTheasinensin A(TSA)とTheaflavin 3, 3’ di-gallate(TFDG)により強力な抑制作用が認められる。そこで、本研究では、新型コロナウイルス感染者を対象とし、感染初期に茶を服用してもらい、その後の自他覚症状の推移を調査することを目的とする。
お問い合わせ情報
組織
京都府立医科大学
メールアドレス
clinicaltrialscontactus@leo-pharma.com
電話番号
001-877-577-1168
基本情報
参加条件
性別
男性・女性
年齢
20歳 以上75歳 以下
選択基準
① SARS-CoV2のPCR検査または抗原定量検査が陽性の患者(入院・外来不問)。② 自由意思による研究参加の同意を本人から文書で取得可能な者③ 同意取得時の年齢が 20 歳~ 75 歳(性別:不問)④ SARS-CoV-2に対する抗体製剤の投与を受けない者
除外基準
① 認知能に問題 がある と医師が判断する 者② その他、 医師 が不適格と考える者