High risk stage I NSCLCを同定するバイオマーカー解析
臨床研究
目的
本研究では、画像上SolidタイプのI期肺腺がんを対象に、術後再発を予測する分子マーカー(遺伝子変異・遺伝子発現・遺伝子発現パターン)を探索することを目的とする。近畿大学医学部外科学教室 呼吸器外科部門で実施された肺がん外科切除例のがん組織の残余検体について、RNAシーケンスを用いて再発リスクと関連する分子マーカーを探索し、国立がん研究センター中央病院での外科切除例のデータを用いてバリデーションを行う。得られた結果について、タンパクレベル(IHC法)でも検証する。
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組織
近畿大学医学部
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参加条件
治験内容
観察研究
主要結果評価方法
国立がんセンター中央病院外科切除症例200例(cohort 2)の5年無再発生存(cohort 1の解析で同定されたバイオマーカーに基づき、hight risk群とlow risk群に分類し、5年無再発生存を比較)
第二結果評価方法
cohort 2の5年全生存cohort 3の5年無再発生存期間および5年全生存cohort 1 と cohort 2を合わせたコホートのうち、EGFR変異陽性例における5年無再発生存期間および5年全生存
利用する医薬品等
一般名称
販売名
販売名
組織情報
実施責任組織
近畿大学医学部
住所
大阪府大阪狭山市大野東377-2
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