観察研究
肺がん手術後の再発を予測する分子マーカーの研究
目的
本研究では、肺がんの再発を予測するための分子マーカーを探索することが目的である。肺がんのがん組織を用いて、RNAシーケンスを行い、得られた結果をタンパクレベルでも検証する。
対象疾患
参加条件
この治験に参加できる人は、完全にがんを切り取った非扁平上皮非小細胞がんの患者で、肺がんが見つかった人です。また、肺を切除する手術を受け、病理学的にⅠ期非小細胞肺がんと診断された人が対象です。RNA検体やRNA sequenceデータ、FFPE検体が利用できる人も参加できます。ただし、術前治療を受けた人や、手術後90日以内に合併症で死亡した人、または手術後5年未満でフォローアップが途切れた人は参加できません。また、cohort3については、cohort1または2に含まれる人は除外されます。年齢や性別には制限はありません。
治験内容
この治験は、肺がんの一種である非扁平上皮NSCLCの治療方法を研究するものです。研究のタイプは観察研究で、対象は病理病期I期の患者さんです。治験の主な目的は、国立がんセンター中央病院外科切除症例200例を対象に、5年間再発しない生存率を調べることです。また、EGFR変異陽性例における5年間再発しない生存率も調べます。治験の結果は、肺がんの治療方法に役立てられることが期待されます。
AI 要約前の参加条件
観察研究
主要結果評価方法
国立がんセンター中央病院外科切除症例200例(cohort 2)の5年無再発生存(cohort 1の解析で同定されたバイオマーカーに基づき、hight risk群とlow risk群に分類し、5年無再発生存を比較)
第二結果評価方法
cohort 2の5年全生存
cohort 3の5年無再発生存期間および5年全生存
cohort 1 と cohort 2を合わせたコホートのうち、EGFR変異陽性例における5年無再発生存期間および5年全生存
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
実施組織
近畿大学医学部
大阪府大阪狭山市大野東377-2
同じ対象疾患の治験
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