観察研究
2型糖尿病患者におけるSGLT2阻害薬の食欲に対する影響
AI 要約前の題名
2型糖尿病患者におけるSGLT2阻害薬による食欲への影響

目的
SGLT2阻害薬は、血糖降下以外にも腎機能改善や心血管死の抑制効果があることがわかっており、使用が広がっています。しかし、SGLT2阻害薬によって食欲に影響があるかどうかは不明です。このため、SGLT2阻害薬を開始する2型糖尿病患者に対して、食欲についてのアンケート調査を行い、SGLT2阻害薬の食欲への影響を明らかにすることが目的です。
AI 要約前の目標
SGLT2阻害薬は血糖降下のみならず、腎機能改善や心血管死の抑制効果が認められ使用が広がっている。しかし、SGLT2阻害薬によって摂取エネルギー量、あるいはスクロースの摂取量が増えたという報告があるが、食欲に実際に影響があるのかは明らかではない。今回はSGLT2阻害薬による食欲への影響について明らかにするため、SGLT2阻害薬を開始する2型糖尿病患者に開始時と開始から6か月後にアンケートによる調査を行う。
参加条件
この治験に参加するための条件は、20歳以上85歳未満で、男性でも女性でも参加できます。参加するためには、2型糖尿病の診断があること、SGLT2阻害薬を開始すること、腎機能がeGFR30ml/min/1.73m²以上であること、そしてBMIが18.5Kg/m²以上であることが必要です。治療中のがんがある人、妊娠している人、情緒不安定な人、日本語が読めない人、認知症のある人、または主治医や研究者によって研究参加が困難と判断された人は、参加できません。
治験内容
この治験は、2型糖尿病の治療に使われる薬の効果を調べるものです。試験参加者は、SGLT2阻害薬という薬を服用します。主な評価方法は、24週間後に空腹時の血糖値や体重、HbA1cなどの変化を測定することです。また、食欲や食事の変化についても調べます。この治験は、観察研究と呼ばれるもので、参加者には特別な治療は行われません。
AI 要約前の参加条件
観察研究
主要結果評価方法
1) SGLT2阻害薬開始時と24週時点での空腹時血糖値の平均値差
2) SGLT2阻害薬開始時と24週時点での日本語版Power of Food Scaleの合計点の平均値差
第二結果評価方法
1) SGLT2阻害薬開始時と24週時点での体重の平均値差
2) SGLT2阻害薬開始時と24週時点でのHbA1cの平均値差
3) SGLT2阻害薬開始時と24週時点のケトン体分画の差
4) SGLT2阻害薬開始時と24週時点の1日あたりの摂取カロリーの平均値差
5) SGLT2阻害薬開始時と24週時点の1日当たりの摂取炭水化物量の平均値差
6) SGLT2阻害薬開始時と24週時点の1日当たりの摂取たんぱく質量の平均値差
7) SGLT2阻害薬開始時と24週時点の1日当たりの摂取脂質量の平均値差
8) SGLT2阻害薬開始時と24週時点の心理尺度 Food Craving Inventory for Japanese の合計点の平均値差
9) SGLT2阻害薬開始時から24週時点にかけて食生活になんらかの変化があったかどうかについて自由記載での回答
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
組織情報
実施責任組織
京都大学大学院医学研究科
大阪府大阪府吹田市岸部新町6番1号
お問い合わせ情報
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