観察研究
去勢抵抗性前立腺がんにおける遺伝子変異治療の実際と結果についての研究
目的
日本人の去勢抵抗性前立腺癌患者において、遺伝子の影響を調べ、治療の成績や治療耐性の獲得機序について検討する。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、男性で20歳以上であることです。また、前立腺がんで、特定の遺伝子に変異がある患者で、前向き観察研究に同意していることが必要です。さらに、治療に使用する薬剤について、血液の遺伝子解析を行うことに同意していることが必要です。ただし、通常の経過観察が不可能な患者や、研究責任医師が不適当と判断した患者は除外されます。
治験内容
この治験は、前立腺癌という病気について調べるものです。観察研究という方法で、患者さんの遺伝子について調べ、治療の効果や生存率との関係を調べます。具体的には、HRR関連遺伝子変異を持つ患者さんについて、治療法や遺伝子の変化と生存率や治療効果との関係を調べます。また、PARP阻害薬や白金製剤、免疫チェックポイント阻害薬を使った治療についても調べ、治療の効果や抵抗性と関連する遺伝子の変化を調べます。
AI 要約前の参加条件
観察研究
主要結果評価方法
1) HRR関連遺伝子変異を有するCRPC患者の変異遺伝子別治療実態と全生存率との関連。
2) HRR関連遺伝子変異を有するCRPC患者のうち、PARP阻害薬または白金製剤または免疫チェックポイント阻害薬を用いた患者の遺伝子の病的変異(変異、コピー数変化、構造多型)と無増悪生存率および全生存率との関連
第二結果評価方法
1) PARP阻害薬もしくは白金製剤もしくは免疫チェックポイント阻害薬を用いた症例において臨床データに上記遺伝子解析データを統合した上で独立して無増悪生存率と関連する因子の探索
2) HRR関連遺伝子変異を有するCRPC患者のうち、PARP阻害薬および白金製剤、免疫チェックポイント阻害薬を用いた症例での、治療抵抗性獲得と関連する体細胞遺伝子変化の探索
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
実施組織
京都大学医学部附属病院
京都府京都市左京区聖護院河原町54
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