無症候の心不全患者に対するダパグリフロジンの心臓周囲脂肪減少効果の検討
目的
無症候性心不全患者におけるSGLT2阻害剤ダパグリフロジンの心臓周囲脂肪(epicardial adiposetissue: ET)減少効果を指標とする有効性と安全性を検討する。
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同じ対象疾患の治験
(22件)- ・食欲不振を伴う慢性心不全患者における六君子湯の栄養状態改善効果に関する臨床研究
- ・心不全入院を繰り返す高齢者における在宅 LAVITA 使用での心不全再入院防止効果
- ・慢性心不全患者にHUCV002-01を静脈内投与する医師主導治験(HUCV002-01-02試験及びHUCV002-01-03試験)の長期有効性及び安全性を検討する追跡調査
- ・左室駆出率の保たれた慢性心不全(HFpEF)が悪化した成人を対象としたLY3540378の有効性及び安全性を検討する第II相無作為化二重盲検プラセボ対照試験
- ・慢性心不全患者に対する外来における療養支援のエビデンス構築のための実証事業~対面及び電話による支援の効果検証~
参加条件
性別
男性・女性
年齢
20歳 以上上限なし
選択基準
1. 同意取得時の年齢が20歳以上の患者2. 研究参加に対して同意が得られ、本研究の手順を理解できる患者3. 無症候性心不全(NYHA分類Ⅰ度)の患者4. 慢性心不全に対する標準治療薬(ACEI/ARB、MRA、または、β遮断薬)として少なくとも一剤が投与されており、登録日前2週間以内に治療薬の用量を変更していない患者
除外基準
1. SGLT2阻害薬の内服歴のある患者2. ダパグリフロジンの成分に対し過敏症の既往がある患者3. 1型糖尿病の患者4. 顕著な貧血(ヘモグロビン9g/dL未満) のある患者5. 血清中AST/ALT/ALP値のいずれかが規定値を超える患者(規定値:AST>150IU/L、ALT>150IU/L、ALP>300U/L)6. 高度腎不全(eGFR 30ml/min/1.73m2未満)を有する患者7. ステロイド剤の全身投与を受けている患者なお、ステロイド剤の局所投与(塗布、局注、吸入など)は許容する。8. 3ヶ月以内にアルコールまたは薬物乱用の既往のある患者9. 2週間以内に尿路/性器感染症を罹患していた患者10. 高度大動脈弁狭窄症を有する患者11. 有症状の冠動脈疾患を有する患者12. 登録後24週以内に心臓血管手術が予定されている患者13. 収縮期血圧が90mmHg以下の患者14. 造影剤アレルギー等で造影CTが施行できない患者15. 妊婦・授乳婦、妊娠希望(予定)の患者16. その他、研究代表医師、研究責任医師、又は研究分担医師が研究の参加が適切ではないと判断した患者
治験内容
介入研究
主要結果評価方法
登録24週後の心臓造影(または単純)CT画像によるEAT体積のベースラインからの変化量
第二結果評価方法
1. 複合心血管イベント(心不全症候出現+突然死)発症までの期間2. 登録24週後の心臓造影CT画像による左室内心筋の線維化体積、NT-proBNPおよび高感度CRP値のベースラインからの変化量3. 登録24週後の心エコー検査による各種パラメーター(LVEF、E波速度、A波速度、e'波速度)のベースラインからの変化量
利用する医薬品等
一般名称
ダパグリフロジン
販売名
フォシーガ錠5mg、フォシーガ錠10mg
組織情報
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