非特定臨床研究
血管再建ができない心臓病の患者に対するアスピリンの効果と安全性の調査
目的
この治験は、冠動脈に狭窄があり、手術ができない慢性冠症候群患者をアスピリンを投与する群と非投与する群に分け、心血管イベントや出血性イベントの発生率を評価することを目的としています。
対象疾患
参加条件
この治験に参加できる人は、20歳以上で男性でも女性でもOKです。ただし、冠動脈CTまたは冠動脈造影で、冠動脈の内径が50%以上狭くなっている慢性冠症候群の患者で、冠動脈血行再建の適応とならない人が対象です。ただし、急性冠症候群の既往や、PCIやCABGの既往、左主幹部病変、アスピリン投与が必須となる患者、アスピリン以外の抗血栓療法を受けている患者、半年以内に脳卒中の既往がある患者、アスピリン中止が必要な大手術が予定されている患者、アスピリン投与が禁忌・不適切となる患者、併存症により予後1年以内と予想されるもの、妊娠または妊娠予定の女性、担当医師が本研究に参加することが適切でないと判断した患者は参加できません。
治験内容
この治験は、慢性冠症候群という病気を対象に行われます。治験のタイプは介入研究で、主要な評価方法は全死亡や心筋梗塞、虚血性脳卒中などの症状の改善です。また、第二の評価方法では、心血管死や重篤な出血、心不全入院、癌発生率なども評価されます。治験の目的は、患者さんの症状を改善することで、より良い治療法を見つけることです。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
全死亡/心筋梗塞/虚血性脳卒中/冠動脈血行再建/下肢動脈血行再建/重症下肢虚血の複合エンドポイント
第二結果評価方法
主要評価項目の各項目、心血管死、重篤な出血 (BARC 3 or 5)、心不全入院、癌発生率、癌による死亡、全死亡/心筋梗塞/虚血性脳卒中/冠動脈血行再建/下肢血行再建/重症下肢虚血/重篤な出血/心不全入院/癌による死亡の複合エンドポイント
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
一般名称
アスピリン
販売名
バイアスピリン
実施組織
京都大学医学部附属病院
京都府京都市左京区聖護院川原町54
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