持続皮下投与タイトレーション法におけるヒドロモルフォンとフェンタニルのRCT
臨床研究
目的
高度がん疼痛患者を対象として,ヒドロモルフォンとフェンタニルを無作為化して持続皮下投与によるタイトレーションを行い,それぞれの有効性や安全性を比較し,標準治療となり得るか否かを検証する.
お問い合わせ情報
組織
公益財団法人田附興風会医学研究所北野病院
メールアドレス
sakaguchi.tatsuma@gmail.com
電話番号
06-6312-1221
参加条件
性別
男性・女性
年齢
20歳 以上上限なし
選択基準
がん疼痛が高度(numerial rating scale 7~10)であり,オピオイド鎮痛薬の持続皮下タイトレーション法を希望する症例.
除外基準
意識障害,せん妄,認知機能低下,腎障害,肝障害,一般状態評価不良,消化管通過障害, 20歳未満の患者,本研究薬への薬剤アレルギー,試験参加の同意が得られなかった症例.
治験内容
介入研究
主要結果評価方法
3日以内の著効率
第二結果評価方法
7日以内のタイトレーション完了率;タイトレーション完了日数(持続皮下投与開始から終了までの日数);7日目までの疼痛強度/呼吸困難の強度/睡眠評価/QOL評価/レスキュー薬の使用評価/有害事象.
利用する医薬品等
一般名称
ヒドロモルフォン塩酸塩注射液、フェンタニルクエン酸塩注射液
販売名
ナルベイン注2mg、フェンタニル注射液0.5mg「テルモ」