
この治験の目的は、日本で腎臓移植を受けた患者の中で、移植から1年後に特定の病状(進行型三次リンパ組織)を持つ患者に対して、特別な治療(ステロイドパルス)がどれだけ効果的で安全かを調べることです。また、その病状の有無と特定の指標(バイオマーカー)との関係や、治療前後でのバイオマーカーの変化も確認します。
男性・女性
18歳以上
75歳以下
治験についての説明をわかりやすくお伝えしますね。 ### 研究の目的 この治験は、特定の病気(進行型三次リンパ組織)に対して新しい治療法がどれだけ効果があるかを調べるためのものです。 ### 研究の種類 この研究は「介入研究」と呼ばれ、特定の治療(この場合は「ステロイドパルス治療」)を行うグループと行わないグループを比較します。 ### 研究の段階 この治験は「フェーズ3」と呼ばれる段階で、これは新しい治療法が実際に効果があるかどうかを大規模に確認するための重要な段階です。 ### どんな病気を対象にしているのか 対象となる病気は「進行型三次リンパ組織」というもので、これは腎臓に影響を与える病気です。 ### どのように効果を評価するのか 1. **主要な評価方法**: ステロイドパルス治療を受けたグループと受けていないグループで、腎臓の状態がどれだけ改善されたかを比較します。 2. **副次的な評価方法**: - ステロイドパルス治療の前後で、特定のスコア(Banff score)がどう変わったかを見ます。 - 腎臓の状態を示す「三次リンパ組織」の数や進行度がどう変わったかを比較します。 - 腎移植を受けた後、2年後の腎臓の検査で三次リンパ組織の状態を確認します。 - 腎移植後の腎機能の変化を調べます。 - 急性拒絶反応がどれくらい発生したかを調べます。 - 腎移植後の抗体の状態や血液の健康指標(HbA1cやコレステロール値など)を比較します。 - 特定のバイオマーカー(血液や尿中の成分)を測定し、三次リンパ組織の状態との関連を調べます。 ### 参加条件 この治験に参加するためには、特定の条件を満たす必要があります。例えば、特定の抗体が見つかった患者さんや、他の治療を受けた患者さんは除外されます。 この治験は、腎臓の健康を改善するための新しい治療法の効果を確認するために行われています。参加することで、あなた自身の健康に役立つ情報が得られるかもしれません。もし質問があれば、いつでも聞いてくださいね。
介入研究
ステロイドパルス治療の介入有無での腎線維化率の改善率を比較する。
1) ステロイドパルスの介入有無でのBanff scoreの変化を比較する。
2) ステロイドパルスの介入有無での三次リンパ組織の数・Stageの変化を比較する。
3) 腎移植2年後腎生検における三次リンパ組織の数・Stageを比較する。
4) 腎移植1年目から腎移植2年後腎生検実施までのeGFR変化率を比較する。
5) 二次登録後の腎生検で診断された急性拒絶反応の発生率を比較する。
6) 腎移植1年目と2年目のそれぞれにおいて、DSA (Donor Specific Antibody)の陽性率を比較する。
7) HbA1c、中性脂肪、総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロール値を比較する。
8) 1次登録時点の保存血・尿で三次リンパ組織のバイオマーカー(血清sCD30ならびに尿中グルタチオン)を測定し、三次リンパ組織の有無・ステージとの相関性を比較する。
9) 三次リンパ組織のバイオマーカー(血清sCD30ならびに尿中グルタチオン)の、ステロイドパルス前後でのバイオマーカーの変化率を比較する。
10) 1次登録時点で、Donor specific antibody(DSA)が検出された患者を除外し、主たる評価項目と副次評価項目(1)〜(9)の解析を実施する。
11) 2次登録から、腎移植2年後腎生検実施までに、ステロイドパルス療法(本研究で規定されたものは除く)、リツキシマブもしくは抗ヒト胸腺細胞ウサギ免疫グロブリン、IVIG、CMV感染症に対する治療の投与が実施された患者を除外し、主たる評価項目と副次評価項目(1)〜(9)の解析を実施する。
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム
ソル・メドロール静注用500mg
京都大学医学部附属病院
京都府京都府京都市左京区聖護院川原町54
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