この治験は、婦人科ロボット手術のオンラインによる手術見学システムを評価することを目的としています。このシステムにより、見学者の移動が必要なくなり、見学者の数も増やすことができるため、ロボット手術の導入前や導入後に技術的不安を感じた場合にも適宜指導を受けることができます。また、遠隔地からでも見学することが可能になるため、都市部に偏りがちなロボット手術を地方にも普及させる手助けとなり、全国におけるロボット手術の安全性向上が期待できます。
この治験に参加できる人は、年齢や性別に制限はありません。ただし、すでにロボット手術を行っている病院で働く産婦人科の専門医以上の見学医師で、研究に参加することに同意し、守秘義務を守れる人が対象です。ただし、誓約書に同意できない人は除外されます。
この治験は、産婦人科医師を対象にした観察研究です。主な評価方法は、オンラインでの情報伝達や手術の操作・術式の理解などを評価することです。また、評価は5段階で行われ、それぞれの合計点数が第二の評価方法として用いられます。
観察研究
A)オンラインにおいて、画像・音声といった情報がクリアに伝わり、十分な見学の意図がみたされたかどうか、B)指導・説明が双方向で十分になされているか、C)実際の手術実施に必要な操作・術式の理解が得られたかどうか
A)の5項目、B)の5項目、C)の8項目について、5段階(1~5点)で評価した点数のそれぞれの合計
情報なし:
利用する薬品情報はありません
京都大学医学部附属病院
京都府京都府京都市左京区聖護院川原町54
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