観察研究
膵臓がん手術前の化学療法後、肝臓転移を検出するためのEOB-MRIの有効性についての研究
AI 要約前の題名
膵癌における術前化学療法後のEOB-MRIによる肝転移検出能の検討

目的
この治験は、切除可能な膵癌患者に対して術前化学療法を行い、その後に手術を行うことが標準的な治療戦略となっている中で、NAC後に肝転移を評価するためにEOB-MRIの有効性を検討することを目的としている。EOB-MRIがより正確に肝転移の有無を評価できれば、不必要な手術を回避し、手術を行った患者の予後をより延長できる可能性がある。
AI 要約前の目標
近年、切除可能膵癌に対して術前化学療法(NAC)施行後に手術を行うことが標準的な治療戦略と位置づけられるようになった。膵癌肝転移検出についてEOB-MRIの有効性がこれまで報告されてきたが、既報はいずれもNACを行わない手術先行症例においての研究であり、NAC後の肝転移についてEOB-MRIの有効性を評価した報告はこれまでにないのが現状である。今回、膵癌に対して手術を企図した症例において、NAC後に造影CTに加えてEOB-MRIを施行することで肝転移診断におけるEOB-MRIの有効性を検討することを目的として研究を計画した。本研究で、造影CTと比較してEOB-MRIで、より正確に肝転移の有無をNAC後に評価できることが判明すれば、不必要な手術を回避し、手術を行った症例においては予後をより延長できる可能性がある。
参加条件
この治験に参加するための条件は、20歳以上で男性でも女性でも参加できます。ただし、膵臓がんと診断され、治療の一環としてNACを受けた人、または手術が可能な膵臓がんの人に限られます。ただし、造影CTやEOB-MRIに禁忌がある人、身体の状態が2、3、4の人、または20歳未満の人は参加できません。
AI 要約前の参加条件
性別
男性・女性
年齢
20歳以上上限なし
選択基準
・膵癌と病理学的に診断されNACを施行する症例
・Resectable膵癌もしくはBorderline resectable膵癌に相当する症例
除外基準
・造影CTもしくはEOB-MRIに禁忌を有する症例
・Performance status 2,3,4の症例
・20歳未満の症例
治験内容
今回の治験は、膵臓がんに対する治療法の研究です。研究のタイプは観察研究で、対象疾患は膵臓がんです。主要な評価方法は、治療後に肝臓に転移があるかどうかを調べるために、EOB-MRIという検査を使って感度を測定します。また、第二の評価方法として、EOB-MRIの特異度、正診率、陽性適中率、陰性適中率を調べ、肝臓に転移があるリスク因子を解析します。
AI 要約前の参加条件
観察研究
主要結果評価方法
NAC後の肝転移診断におけるEOB-MRIの感度
第二結果評価方法
・NAC後の肝転移診断におけるEOB-MRIの特異度、正診率、陽性適中率、陰性適中率
・NAC後に肝転移を認めるリスク因子解析
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
組織情報
実施責任組織
岡山大学病院
岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
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