
この治験の目的は、前立腺が大きくなっているために尿がたまりやすい患者を対象に、2つの治療法の効果と安全性を調べることです。一つはシロドシンという薬だけを使う方法、もう一つはシロドシンとビベグロンという別の薬を一緒に使う方法です。どちらの治療がより効果的か、安全かを評価します。
治験に参加するための条件について、わかりやすく説明しますね。 ### 参加できる方 1. **年齢**: 50歳以上90歳未満の男性の方。 2. **病気**: 前立腺肥大症という病気を持っている方。 3. **症状**: おしっこのトラブルに関する質問で、特定のスコアがある方(具体的には、質問3で2点以上、全体のスコアが3点以上)。 ### 参加できない方 以下の条件に当てはまる方は、治験に参加できません。 1. **残尿が多い**: おしっこをした後に、100ml以上の尿が残っている方。 2. **尿が出ないことがある**: 過去に尿が出なくなったことがある方。 3. **神経の問題**: 神経による膀胱の問題がある方。 4. **膀胱や尿道の重い病気**: 膀胱に大きな袋ができている、または尿道が狭くなっている方。 5. **がんの病歴**: 尿路や性器にがんがある方。 6. **放射線治療歴**: 骨盤内に放射線治療を受けたことがある方。 7. **重い病気**: 心臓や脳、腎臓、肝臓に重い病気がある方。 8. **特定の薬を使っている**: シロドシンやビベグロンという薬を現在使っている、または過去に使ったことがある方。 9. **医師の判断**: 担当の医師が、シロドシンやビベグロンを使うのが適さないと判断した方。 10. **薬の量を減らす必要がある**: 担当医がシロドシンの量を減らす必要があると判断した方。 このような条件がありますので、自分が参加できるかどうかを確認してください。もし不明な点があれば、医療スタッフに相談してくださいね。
治験についての説明をわかりやすくお伝えしますね。 ### 研究の目的 この治験は、特定の病気に対する新しい治療法がどのように効果を発揮するかを調べるためのものです。具体的には、前立腺肥大症(男性の前立腺が大きくなり、尿の出が悪くなる病気)や過活動膀胱(頻繁に尿意を感じたり、急にトイレに行きたくなる病気)を対象としています。 ### 研究の段階 この治験は「フェーズ4」と呼ばれる段階で行われています。これは、すでに承認された治療法の効果や安全性をさらに詳しく調べるための研究です。 ### どのように評価するのか 治験の結果を評価するために、いくつかの方法があります。 1. **主要な評価方法**: - **過活動膀胱症状スコア(OABSS)**というスコアを使って、治療前と治療後12週間の変化を見ます。このスコアは、過活動膀胱の症状の重さを数値で表したものです。 2. **副次的な評価方法**: - OABSSの中の各項目(昼間の症状、夜間の症状、急にトイレに行きたくなる感覚、尿漏れ)の変化を見ます。 - **国際前立腺症状スコア(IPSS)**というスコアも使い、排尿に関するさまざまな症状の変化を評価します。 - **過活動膀胱QOL質問票(OAB-q)**を使って、生活の質に対する影響を調べます。 - **治療効果の評価尺度(TBS)**を使って、治療の効果を評価します。 - 残尿量(尿が出た後に膀胱に残る尿の量)の変化も調べます。 - 治療中に起こる可能性のある副作用(有害事象)があるかどうかも確認します。 この治験は、患者さんの症状がどのように改善されるか、また治療が安全かどうかを調べるために重要です。もし参加することに興味があれば、詳しい情報をお伝えしますので、お気軽にお尋ねください。
介入研究
過活動膀胱症状スコア(OABSS)合計スコアのベースラインから12週間後の変化量
1) OABSSの各スコア(昼間、夜間、尿意切迫感、切迫性尿失禁)の変化量
2) 国際前立腺症状スコア(IPSS)合計スコア、各スコア(排尿症状、畜尿症状、排尿後症状、QOL)の変化量
3) 過活動膀胱QOL質問票(OAB-q)の変化量
4) 治療効果の評価尺度(TBS)の変化量
5) 残尿量の変化量
6) 有害事象の有無
フェーズ4: 市販薬の再調査
シロドシン、ビベグロン
ユリーフ、ベオーバ
鳥取大学医学部
鳥取県米子市西町86
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