この治験の目的は、人工股関節置換術後の初回離床時に段階的離床プログラムを導入することで、起立性低血圧の自覚症状軽減の効果と血圧の変動の有無を検討することです。先行文献では、このプログラムが有効であることが示されており、本研究では独自のプログラムを作成して検証します。
この治験に参加できる人は、20歳以上で、同意が得られた方で、令和4年度に4階西病棟に入院され全人工股関節置換術を受けた方です。ただし、認知症の方や大きな骨移植が必要な方、術後に感染や静脈血栓、神経麻痺、脱臼などの合併症がある方、股関節の安定性がない方、起立性低血圧がある方、自律神経障害を持つ方は参加できません。
この治験は、人工股関節置換術を受ける患者さんを対象に、治療の効果を調べるための研究です。治験のフェーズは2で、治療の安全性や有効性を確認するために行われます。主な評価方法は、車椅子移乗後の血圧変動や、安静時や車椅子移乗後の血圧や脈拍、SPO2の変動、起立性低血圧の自覚症状の有無、痛みの増減などです。
介入研究
車椅子移乗後の血圧変動
安静時・端坐位時・車椅子移乗後の血圧・脈拍・SPO2の変動
起立性低血圧の自覚症状の出現の有無
フェイススケールでの痛みの増減
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
利用する薬品情報はありません
福岡大学病院
福岡県福岡市城南区七隈7丁目45-1
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