肺動脈カテーテル留置に対する経食道心エコーガイド併用法の安全有効性に関する臨床試験

臨床研究

目的

肺動脈カテーテル(pulmonary artery catheter:以下PAC)は、心臓手術を受ける患者の術中・術後管理に多用されている。その挿入手技は、伝統的にカテーテル先端の圧波形をモニターしながら肺動脈まで進めてきた。しかし、挿入困難や不整脈

が起こることは稀ではない。最近、圧波形に加え経食道心エコーガイドを併用する画期的な方法が発表された。今回、経食道心エコー併用PAC留置法を行った方と従来の圧波形による留置法を行った方との間で、手技成功確率、手技時間、の有無を比較したい。

基本情報

募集ステータス募集中


情報なし

お問い合わせ情報

組織

久留米大学病院


メールアドレス

i_rinri@kurume-u.ac.jp


電話番号

0942-65-3749

お医者様とご相談ください

治験内容の理解には医学的な知識が必要です。

治験実施組織に直接お問い合わせになる前に、受信中のお医者さまとご相談してください。

参加条件

性別

男性・女性


年齢
18歳 以上上限なし

選択基準

久留米大学病院の心臓血管外科患者で肺動脈カテーテル留置を必要とする予定心臓手術患者を対象とする。


除外基準

・研究責任者及び研究分担者が研究対象者として不適当と判断した患者・右内頚静脈以外からの穿刺を予定する患者・透視下留置を予定された患者

治験内容

観察研究


主要結果評価方法

主要評価項目:留置成功率・留置成功の定義:従来法では圧波形モニターのみにより肺動脈までカテーテルを留置できた場合成功とする。併用法ではTEEと圧波形モニターのみで肺動脈までカテーテルを留置できた場合成功とする。留置成功の確認は、留置直後の胸部レントゲン写真で評価する。・留置失敗の定義:肺動脈までカテーテルを留置できなかった場合、手技時間が5分以上要した場合、透視を使用した場合、施行者の変更があった場合、レントゲン撮影後何らかの理由で再挿入となった場合


第二結果評価方法

副次評価項目:留置成功までの手技時間、合併症・留置成功までの手技時間:肺動脈カテーテルをシースから20㎝程度挿入しバルーンを入れた後から肺動脈圧波形が出現するまでの時間とする。・合併症の定義:不整脈(連発する心室性期外収縮、3連発以上の非持続性心室頻拍、持続性心室頻拍、心室細動)、カテーテル結節形成、心穿孔、心タンポナーデ、肺動脈破裂、気胸、血胸を合併症とする。

利用する医薬品等

一般名称

販売名

組織情報

実施責任組織

久留米大学病院


住所

福岡県久留米市旭町67

LOADING ..


同じ対象疾患の治験

(1件)