観察研究
高周波可変指数(HFVI)と気管挿管による血流動態変化の関係性
目的
この治験は、気管挿管手技によって生じる高血圧や頻脈を抑制するために、HFVIという指標を用いて麻酔薬の調整方法を調べるものです。HFVIは副交感神経活動を数値化するもので、気管挿管前の麻酔薬調整に役立つ可能性があります。
対象疾患
参加条件
この治験に参加できるのは、全身麻酔を受けることができる18歳以上の男性・女性の患者20名です。ただし、術前状態が良好であることが条件で、意識障害や薬物依存の既往がある患者、高血圧や自律神経疾患、糖尿病性神経障害、不整脈、妊婦や授乳婦、筋無力症や腎不全、大量出血やショック、アルコール中毒、緊急手術を必要とする患者は参加できません。参加は自発的であることが保障されます。
治験内容
この治験は、全身麻酔を受ける患者さんを対象に行われます。観察研究という方法で、気管挿管前のHFVI値(心拍数変動指数)と導入前後のHFVI変動率、気管挿管前後の平均血圧変動率の関係を調べます。また、麻酔導入前後の血圧や脈拍の変動率、麻酔導入時の低血圧、気管挿管後の高血圧、薬剤投与開始から意識消失までの時間、気管挿管後の5分後や10分後の血圧や脈拍、HFVIも評価します。治験の目的は、全身麻酔の安全性や効果を調べることです。
AI 要約前の参加条件
観察研究
主要結果評価方法
気管挿管前のHFVI値および導入前後のHFVI変動率と気管挿管前後の平均血圧変動率の相関関係
第二結果評価方法
• 麻酔導入前後における血圧・脈拍の変動率
• 麻酔導入時の低血圧(麻酔導入前より30%以上の血圧低下)
• 気管挿管後の高血圧(麻酔導入前より30%以上の血圧上昇)
• 薬剤投与開始から意識消失までの時間
• 気管挿管5分後, 10分後の血圧・脈拍・HFVI
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
実施組織
熊本大学
熊本県熊本市中央区本荘1-1-1
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