中等症から重症のアトピー性皮膚炎を対象とした皮下投与抗OX40Lモノクローナル抗体(KY1005)の第IIb相、ランダム化、二重盲検、プラセボ対照、並行群間比較、多施設用量設定試験

治験

目的

中等症から重症のアトピー性皮膚炎を有する成人患者を対象に、抗OX40Lモノクローナル抗体(KY1005)の有効性を評価する、ランダム化、並行群間、治療、第IIb相、二重盲検盲検盲検、5群の試験である。

4±1週間のスクリーニング期間及び導入期間に続き、365日間の二重盲検盲検盲検治療期間、さらに84日間の安全性追跡調査(449日目まで)を行う。

基本情報

募集ステータス
募集前


フェーズ2

参加条件

性別

男性・女性


年齢

18歳 以上75歳 未満


選択基準

- ベースライン時に、米国皮膚科学会統一診断基準(American Academy of Dermatology Consensus Criteria)の定義によるAD(アトピー性皮膚炎)に1年以上罹患している成人(18歳から75歳未満)

- スクリーニング来院時点のEASI(湿疹面積・重症度指数) が12以上かつベースライン時のEASIが16以上

- ベースライン時のIGA(医師による全般評価)が3又は4

- ベースライン時のADがBSA(体表面積)の10%以上にみられる

- ベースライン前の6カ月以内に局所治療に対する効果が不十分、又は推奨されなかったことが記録されている

- ベースライン前の連続7日間以上、一定量の刺激の少ない局所皮膚軟化剤(単純保湿剤、添加物[尿素など]なし)を1日2回以上塗布している

- 同意書の提出が可能であり、指定された治験来院/電話来院及び手順に従うことが可能であり、それらの意思がある

上記の情報は、被験者の当該試験への参加可能性に関与する全ての考慮事項が含まれていることを意図したものではありません。


除外基準

- アトピー性皮膚炎の治療のために、局所又は全身性コルチコステロイド、生物学的製剤、治験薬、光線療法等の治療を治験薬初回投与(ベースライン)前に、特定の期間内に受けている

- 感染の消失にもかかわらず侵襲性の日和見感染、或いは異常な頻度又は長期化する再発性感染を含む、重大な免疫抑制の存在を示す病歴が判明しているか、その疑いがある

- ベースライン前の過去3年間の基底細胞がん及び扁平上皮がん。ベースライン前の過去5年間の他の悪性腫瘍(子宮頚部上皮内がんを除く)がある

- 腎臓病、神経症状、心不全、肺疾患など、これらに限らず、被験者の本治験への参加を阻むと治験担当医師が判断する重度の併存疾患

- 治験担当医師が臨床的に有意であると判断するスクリーニング来院時点の臨床化学検査、血液検査又は尿検査の臨床検査結果

- HIV(ヒト免疫不全ウイルス)の既往歴

- 非介入試験を含む他の臨床試験への同時参加

上記の情報は、被験者の当該試験への参加可能性に関与する全ての考慮事項が含まれていることを意図したものではありません。

治験内容

介入研究


主要結果評価方法

1. ベースラインからEASI(湿疹面積・重症度指数)の変化率[評価期間:ベースラインから Day 113まで]

EASIは、0から72のスコアで構成される複合指標で、スコアが高いほど状態が悪いことを示す


第二結果評価方法

1. 治験薬投与後に発現した有害事象の発現頻度[評価期間:ベースラインから Day 449まで]

2. 本治験終了まで評価する血清中KY1005濃度[評価期間:ベースラインから Day 449まで]

3. ベースラインからDay 169までのEASIの変化率[評価期間:ベースラインから Day 169まで]

EASIは、0から72のスコアで構成される複合指標で、スコアが高いほど状態が悪いことを示す

4. EASIがベースラインから75%以上減少した(EASI 75)被験者の割合[評価期間:Day 113及び Day 169時点]

EASIは、0から72のスコアで構成される複合指標で、スコアが高いほど状態が悪いことを示す

5. IGAが0又は1の反応を示し、ベースラインから2ポイント以上減少した被験者の割合[評価期間:Day 113及び Day 169時点]

IGAは、ADの重症度を0から4までの5段階で、全世界共通に臨床評価するもので、0はなし、2は軽症、3は中等症、4は重症を示す

6. ベースラインのそう痒NRS(数値評価スケール)が4以上で、そう痒NRSの1週間の平均がベースラインから4以上改善(減少)した被験者の割合[評価期間:Day 113及びDay 169時点]

そう痒NRSは、そう痒感(かゆみ)の強さを0から10の範囲で使用する評価ツールで、0は「痒みなし」、10は「想像できる最も強い痒み」を示す

7. EASIのベースラインからの絶対値の変化[評価期間:Day 15、Day 29、Day 57、Day 85、Day 113、Day 141、Day 169時点]

EASIは、0から72のスコアで構成される複合指標で、スコアが高いほど状態が悪いことを示す

8. Day 15、 Day 29、Day 57、Day 85及びDay 141時点のEASIのベースラインからの変化率[評価期間:Day 15、 Day 29、Day 57、Day 85、Day 141時点]

EASIは、0から72のスコアで構成される複合指標で、スコアが高いほど状態が悪いことを示す

9. EASIがベースラインから50 %以上減少した(EASI 50)被験者の割合[評価期間:Day 15、Day 29、Day 57、Day 85、Day 113、Day 141、Day 169時点]

EASIは、0から72のスコアで構成される複合指標で、スコアが高いほど状態が悪いことを示す

10. EASIがベースラインから75 %以上減少した(EASI 75)被験者の割合[評価期間:Day 15、Day 29、Day 57、Day 85、Day 141時点]

EASIは、0から72のスコアで構成される複合指標で、スコアが高いほど状態が悪いことを示す

11. EASIがベースラインから90 %以上減少した(EASI 90)被験者の割合[評価期間:Day 15、Day 29、Day 57、Day 85、Day 113、Day 141、Day 169時点]

EASIは、0から72のスコアで構成される複合指標で、スコアが高いほど状態が悪いことを示す

12. EASIがベースラインから100 %以上減少した(EASI 100)被験者の割合[評価期間:Day 15、Day 29、Day 57、Day 85、Day 113、Day 141、Day 169時点]

EASIは、0から72のスコアで構成される複合指標で、スコアが高いほど状態が悪いことを示す

13. IGAのベースラインからの変化[評価期間:Day 169及びDay 365までの経時的変化]

IGAは、ADの重症度を0から4までの5段階で、全世界共通に臨床評価するもので、0はなし、2は軽症、3は中等症、4は重症を示す

14. IGAが0又は1の反応を示し、ベースラインから2ポイント以上減少した被験者の割合 [ 評価期間:Day 15、Day 29、Day 57、Day 85、Day 141日目時点]

IGAは、ADの重症度を0から4までの5段階で、全世界共通に臨床評価するもので、0はなし、2は軽症、3は中等症、4は重症を示す

15. SCORAD(アトピー性皮膚炎評価スコア)のベースラインからの変化の絶対値及び変化率 [ 評価期間:ベースラインからDay 169まで及び Day 365までの経時的変化]

SCORADは、ADの範囲及び重症度を評価するために使用され、湿疹の範囲、重症度、及び主観的症状を評価し、スコア化される。SCORADの総スコアは0(病気がない)から103(重症)までである。

16. POEM(患者向け湿疹評価スコア)のベースラインからの変化の絶対値及び変化率 [ 評価期間:ベースラインからDay 169まで及び Day 365までの経時的変化]

POEM は、7 項目(乾燥、かゆみ、はれ、ひび割れ、睡眠不足、出血、涙)の質問票により、疾患症状の頻度を 0 ポイントから 28 ポイントで評価する。スコアが高いほど重症であることを示す

17. DLQI (皮膚の状態に関するアンケート)のベースラインからの変化の絶対値及び変化率 [ 評価期間:ベースラインからDay 169まで及び Day 365までの経時的変化]

DLQI は 0~30 のスコアで構成される質問票であり、スコアが高いほど QoL (健康状態及び生活の質)が低いことを示す

18. ADCT(アトピー性皮膚炎のコントロール状態に関する調査票)のベースラインからの変化の絶対値及び変化率 [ 評価期間:ベースラインからDay 169まで及び Day 365までの経時的変化]

ADCTは、被験者自身が認識する湿疹コントロールを0~24の合計スコアで評価するアンケートで、スコアが高いほど、ADがコントロールをされていないことを示す

19. HADS(不安・抑うつ測定尺度)のベースラインからの変化の絶対値及び変化率 [ 評価期間:ベースラインからDay 169まで及び Day 365までの経時的変化]

HADSは、不安及び抑うつ状態をそれぞれ7項目、計14項目からなる尺度である。各項目は0ポイントから3ポイントの範囲で採点される。サブスケールのスコアが8を超えると、不安又は抑うつ状態を示す

20. 1週間の平均そう痒NRSのベースラインからの変化の絶対値及び変化率 [ 評価期間:ベースラインからDay 169まで及び Day 365までの経時的変化]

そう痒NRSは、そう痒感(かゆみ)の強さを0から10の範囲で使用する評価ツールで、0は「痒みなし」、10は「想像できる最も強い痒み」を示す

21. ベースラインのそう痒NRSが3以上で、そう痒NRSの1週間の平均がベースラインから3以上改善(減少)した被験者の割合[評価期間:ベースラインからDay 113及びDay 169まで]

そう痒NRSは、そう痒感(かゆみ)の強さを0から10の範囲で使用する評価ツールで、0は「痒みなし」、10は「想像できる最も強い痒み」を示す

22. 抗KY1005抗体応答を含むKY1005の免疫原性 [ 評価期間:ベースラインからDay 449まで]

23. EASI 75の喪失までの時間 [ 評価期間:Week 24からDay 365まで]

EASIは、0から72のスコアで構成される複合指標で、スコアが高いほど状態が悪いことを示す

24. IGA 0/1(IGAの反応が0又は1の被験者)の喪失までの時間 [ 評価期間:Week 24からDay 365まで]

IGAは、ADの重症度を0から4までの5段階で、全世界共通に臨床評価するもので、0はなし、2は軽症、3は中等症、4は重症を示す

25. EASI 50の喪失までの時間[ 評価期間:Week 24からDay 365まで]

EASIは、0から72のスコアで構成される複合指標で、スコアが高いほど状態が悪いことを示す

利用する医薬品等

一般名称

amlitelimab(KY1005)、プラセボ


販売名

なし、なし