企業治験
難治性てんかんを伴うミトコンドリア病患者に対するバチキノンの治療効果と安全性を調べる試験(MIT-E)
AI 要約前の題名
難治性てんかんを伴うミトコンドリア病患者の治療に対するバチキノンの有効性及び安全性試験(MIT-E)

目的
遺伝学的に確定診断されたミトコンドリア病患者において、バチキノン(PTC743)が運動発作頻度の減少に効果があるかどうかを調べるための治験を行う。
AI 要約前の目標
本治験の主要目的は、遺伝学的に確定診断されたミトコンドリア病患者における、観察可能な運動発作頻度の減少(発作日誌で判定)に対するバチキノン(PTC743)の効果を示すことである。
参加条件
この治験に参加するための条件は、21歳未満でないこと、男性でも女性でも参加できること、治験について説明を受けて同意書に署名していること、てんかんの病歴があること、治験期間中に発作日誌を記入できること、などがあります。ただし、アレルギーや他の病気がある場合、治験に参加できない場合があります。また、妊娠中の女性や自殺傾向がある人も参加できません。治験に参加する前に、詳しく説明を受けてから参加を決めることが大切です。
AI 要約前の参加条件
性別
男性・女性
年齢
下限なし21歳以下
選択基準
1. 被験者(及び/又はその親/代諾者)が本治験に関するあらゆる側面について説明を受けたことを示す同意/アセント文書に署名及び日付を記入している被験者。
2. ランダム化時点で21歳未満の被験者
3. 被験者又はその親/代諾者に治験期間中に発作日誌へ記入する能力及び意思がある被験者。
4. てんかん表現型(Alpers/POLG、リー症候群、MELAS)を伴う遺伝性ミトコンドリア病と遺伝学的に確定診断された被験者、又はその他の遺伝学的に確定診断されたミトコンドリア変異[橋小脳低形成症6型(PCH6)、核DNA RARS2変異]若しくは赤色ぼろ線維・ミオクロニーてんかん症候群[MERRF、ミトコンドリアDNA(mtDNA)、ミトコンドリアにコードされたtRNAリジン(MT-TK)変異]に続発するミトコンドリア病を有する被験者。
5. 少なくとも2種類のAEDの投与にもかかわらず以下が認められる被験者。
• ベースライン来院前28日間に観察された運動発作が6回以上
• 導入期間の前半の14日間及び後半の14日間にそれぞれ2回以上運動発作が観察された
• 発作がない期間が連続20日間未満
• 発作日誌の記入が80%以上
• 最初の24週間中はAEDレジメンの変更は認めない(体重に基づく用量調節を除く)。
6. 少なくともスクリーニング前の6ヵ月間にミトコンドリア病に伴うてんかんの病歴が記録されている被験者。ただし、スクリーニング時点で2歳未満の被験者を除く(その他のスクリーニング基準をすべて満たしている2歳未満の被験者の場合、急速な進行の可能性があるため組入れを検討することができる)。
7. スクリーニング来院前30日間及び治験期間中に未承認の治療を控えることに同意している被験者。
8. スクリーニング来院の30日前から抗てんかん療法を安定したレジメンで受けている被験者。
9. スクリーニング来院の30日前から治験期間中に栄養補助食品を安定したレジメンで受けており、ケトン食療法中の場合、90日前から安定したケトン食を摂っている被験者。
10. てんかんの確定診断を目的として、スクリーニング時に脳波図(EEG)を受ける、又はスクリーニングの最長6ヵ月前にEEGを受けた被験者。
除外基準
1. バチキノン又はゴマ油に対するアレルギーを有する被験者
2. スクリーニング時にアスパラギン酸トランスアミナーゼ(AST)又はアラニントランスアミナーゼ(ALT)がULNの3倍以上となった被験者
3. スクリーニング時にINRがULNを超える被験者
4. スクリーニング時に血清クレアチニンがULNの1.5倍以上の被験者
5. ランダム化前60日以内又は本治験の実施期間中に他の介入試験へ参加する被験者
6. 過去にバチキノン投与を受けた被験者
7. ミトコンドリア病を適応症とした規制当局の承認を受けていない薬剤を使用した被験者及び工業製品でない(Epidiolex以外のcannabidiolによる)cannabidiolを使用した被験者
8. イデベノンを併用した被験者
9. 抗凝固薬の投与を受けている被験者(抗凝固薬の限定的使用を除く[静脈内カテーテルのフラッシング及びロッキングなど])
10. イトラコナゾール等の強力なシトクロムP450(CYP)阻害剤又はリファンピシン等の強力なCYP誘導剤の投与を受けている被験者。これらの薬剤の投与は組入れの4週間前には終了していなければならない。本治験中、被験者はグレープフルーツ/グレープフルーツジュース又はセントジョーンズワート抽出物を使用してはならない。
11. 妊娠中若しくは授乳中の被験者、又は同意書に署名した時点から投与中止の30日後まで治験実施計画書に定義する適切な避妊方法を遵守する意思のない性的活動のある男女。妊娠可能な女性はスクリーニング時及びベースライン来院時に妊娠検査で陰性でなければならない。
12. 治験の結果に影響する可能性があると治験責任医師が考える併存疾患(例:脂肪吸収不良症候、その他のミトコンドリア病)を有する被験者。
13. 7歳以上で、C-SSRSを理解して回答することができ、自殺傾向及び自殺行為が認められる被験者。この除外基準は、7歳未満の被験者及び/又はC-SSRS内の質問や概念を理解・回答できないと治験責任医師が判断する被験者には適用しない。
治験内容
この治験は、難治性てんかんを伴うミトコンドリア病の治療法を開発するために行われます。治験のフェーズは2で、28日間のプラセボ対照期間中に、運動発作の頻度がどの程度変化するかを調べます。また、入院日数やてんかん重積状態の発現など、他の有効性の副次的評価項目も調べます。さらに、発作の頻度やレスキュー発作薬の数など、様々な副次的評価項目も調べます。治験に参加することで、難治性てんかんを伴うミトコンドリア病の治療法の開発に貢献することができます。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
プラセボ対照期間中28日あたりの観察可能な運動発作の頻度のベースラインからの変化率
第二結果評価方法
重要な有効性の副次的評価項目
• 疾患関連の入院日数
• てんかん重積状態の発現又は再発
その他の副次的評価項目
• 疾患関連の治療のための入院/救急外来受診を認めた被験者の例数及び割合
• 疾患関連の治療のための入院/救急外来受診の回数
• あらゆる種類の28日あたりの総発作頻度のベースラインからの変化率
• 運動発作が25%以上、50%以上、75%以上、及び100%減少した被験者の割合
• 総発作が25%以上、50%以上、75%以上、及び100%減少した被験者の割合
• レスキュー発作薬の数
• CarerQoL-7D質問票で測定した健康関連QOL
• 発作日誌への「多すぎて数えられない」の記入で定義される群発発作の回数
利用する医薬品等
一般名称
PTC743
販売名
なし
組織情報
実施責任組織
PTC Therapeutics, Inc.
東京都中央区新川1-21-2茅場町タワービル
お問い合わせ情報
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