褐色細胞腫/パラガングリオーマ、膵神経内分泌腫瘍、又はフォン・ヒッペル・リンドウ病関連腫瘍患者を対象としたMK-6482の第Ⅱ相試験

治験

目的

進行褐色細胞腫/パラガングリオーマ、進行膵神経内分泌腫瘍、又はフォン・ヒッペル・リンドウ病関連腫瘍の患者を対象にMK-6482(belzutifan)単独療法の有効性及び安全性を評価する

基本情報

募集ステータス
募集前


フェーズ2

参加条件

性別

男性・女性


年齢

18歳 以上上限なし


選択基準

コホートB1(フォン・ヒッペル・リンドウ(VHL)病):・治験実施医療機関の生殖細胞系列検査によりVHL病と確定診断された(VHL遺伝子の生細胞系列変異が記録された)患者、又はVHL病の臨床診断を有する患者。・治験実施医療機関の治験担当医師/放射線科医によりCT又はMRI上でRECIST 1.1に基づく測定可能なPPGL又はpNETを1つ以上有すると判定され、BICRにより確認された患者。・治験実施医療機関の治験担当医師/放射線科医によりRECIST 1.1に基づく測定可能なRCC、PPGL又はpNETを1つ以上有すると判定され、BICRにより確認された中国又は日本の患者。・同意取得時の年齢が18歳以上コホートB1のPPGL 患者:・即時手術が必要な5 cmを超える褐色細胞腫又は4 cmを超えるパラガングリオーマがない。・血圧が適切にコントロールされており(150/90 mm Hg以下)、(高血圧を併発している場合は)治験薬等の投与開始2週間以上前から高血圧治療薬を変更していない。転移性又は局所進行の切除不能PPGLは除外対象とする。・VHL病関連腫瘍の併発は、即時手術も介入も必要でない限り許容される。コホートB1のpNET 患者:・膵頭部に即時手術が必要な2 cmを超える病変がない。・膵体部又は膵尾部に即時手術が必要な3 cmを超える病変がない。・局所進行、切除不能又は転移性pNET は除外対象とする。・VHL病関連腫瘍の併発は、即時手術も介入も必要でない限り許容される。コホートB1のRCC 患者:・即時手術が必要な3 cmを超える病変がない。転移性RCCは除外対象とする。・VHL病関連腫瘍の併発は、即時手術も介入も必要でない限り許容される。・投与期間中及び治験薬等の最終投与後少なくとも7日間、以下の項目に同意した男性患者: 1. 異性間性交渉をしない(長期的及び継続的に異性間性交渉をしない)ことが患者が通常優先的に使用する避妊法である場合は、継続して異性間性交渉をしないことに同意すること。又は 2. 無精子(精管切除術又は医学的理由に付随するもの)が確認されない限り、以下に記載する避妊法の使用に同意すること: ・現在妊娠していない妊娠可能な女性との性交時には、男性用コンドーム使用に加えて、女性パートナーの別の避妊法の使用に同意すること。 注:妊娠中又は授乳中のパートナーがいる男性は、継続的に異性間性交渉をしないこと、又は性交時に男性用コンドームを使用することに同意しなければならない。・妊娠しておらず、授乳中でなく、かつ以下の条件のいずれかを満たす女性患者: 1. 妊娠可能な女性に該当しない。又は 2. 妊娠可能な女性であるが、投与期間中及び治験薬等の最終投与後少なくとも30日間、使用者に依存しにくい極めて有効な避妊法(失敗率は年1%未満)を用いている、又は異性間性交渉をしない(長期的及び継続的に異性間性交渉をしない)ことが患者が通常優先的に使用する避妊法である場合は、異性間性交渉をしないこと。・過去に放射線治療を受けていない腫瘍病変から採取した保存腫瘍組織検体、又は新たに採取したコア若しくは切除生検検体を提出可能な患者。スライドよりホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)組織ブロックが推奨される。病変への到達が可能で、生検臨床的に禁忌でない場合は、保存検体よりも新たに採取した生検検体が推奨される。 注:RECIST 1.1に基づく測定可能病変が1つのみの場合は、非標的病変又は保存組織から生検検体を採取する。骨生検検体は提出しないこと。・投与開始前7日以内に評価したEastern Cooperative Oncology Group(ECOG)Performance Status が0又は1の患者。・適切な臓器機能を有する患者。


除外基準

・経口投与が難しい又はMK-6482の吸収に影響を与えるおそれのある疾患を有する患者。・二次がんの既往を有する患者。ただし、根治的治療が完了しており、悪性腫瘍を示す所見が2年間認められていない場合は、以下の例外を除いて組入れ可とする。 注:皮膚の基底細胞癌、皮膚の扁平上皮癌、表在性膀胱癌、子宮頸部上皮内癌又はその他の上皮内癌の根治的切除術が成功している患者には、期間の制約は適用されない。・VHL病(治験実施医療機関の検査報告書にVHL遺伝子の生殖細胞系列変異が記録されている又は臨床的に診断された)の既往を有する患者は、併発病変(コホートA1ではPPGL以外、コホートA2ではpNET 以外)が限局しており、即時介入する必要がない場合は組入れ可とする。・併発するVHL病関連の限局性腫瘍の外科的切除歴は、併発腫瘍からの転移歴がない場合に許容される。併発腫瘍に対する全身治療歴は除外対象とする。・その他の遺伝性症候群の既往を有する患者(SDHx生殖細胞系列変異又はMENを有する患者など)は、併発腫瘍(それぞれコホートA1及びコホートA2の罹患臓器以外)が限局しており、即時介入する必要がない場合に組入れ可とする。併発腫瘍の転移歴又は併発腫瘍に対する全身治療歴は除外対象とする。・中枢神経系血管芽腫を併発するコホートB1の患者は、即時手術も介入も必要ではなく、神経学的合併症の差し迫ったリスクがない。・網膜血管腫/網膜血管芽腫を併発するコホートB1の患者は、即時介入が必要ではない。・併発腫瘍によらず、コホートB1の患者は、即時手術も介入も必要ではない。コホートB1の患者では、VHL 病関連腫瘍に対する全身治療歴(治験薬等を含む)、又はVHL 病関連腫瘍若しくはその他のVHL 病に関連しない腫瘍からの転移歴は除外対象とする。・中枢神経系への転移又は癌性髄膜炎を有する患者。・治験薬等の投与1日目前6ヵ月以内に臨床的に重要な心疾患(不安定狭心症、急性心筋梗塞、冠動脈バイパス術、経皮的冠動脈形成術など)又はNew York Heart Associationの心機能分類Class Ⅲ若しくはⅣのうっ血性心不全がみられる患者。適切な高血圧治療薬の投与にもかかわらず治験薬等の初回投与前2週間以内に150/90 mm Hg超と定義されるコントロール不良の高血圧がみられる患者。 注:投薬により医学的に管理され安定した不整脈は組入れ可とする。・以下の状態であること: 安静時のパルスオキシメーター測定値が92%未満である、又は間欠的な酸素補給を必要とする、又は慢性的な酸素補給を必要とする。・治験の実施に影響を与える可能性があると判断された精神疾患又は薬物乱用障害を有する患者。・治験薬等の初回投与前4週間以内に大手術を受けた患者。・治験薬等の初回投与前4週間以内に局所療法又は放射線療法による前治療を受けた患者。・HIF-2α 阻害剤(MK-6482を含む)による前治療歴を有する患者。・治験薬等又はその添加剤に対する過敏症を有する患者。・局所若しくは全身性の前治療、又はその他の前治療による毒性を有し、その毒性がCTCAE Grade 1以下まで回復していない患者(脱毛症を除く)。・治験薬等の初回投与前28日以内にコロニー刺激因子(例:顆粒球コロニー刺激因子、顆粒球単球コロニー刺激因子、遺伝子組換えEPO)の投与を受けた患者。・現在、強力なCYP3A4阻害剤を使用しており、治験期間中に中止することができない患者。・現在、強力な又は中程度のCYP3A4誘導剤を使用しており、治験期間中に中止することができない患者。・現在治験段階の他の薬剤の治験に組み入れられ、投与を受けている、又は治験薬等の初回投与前4週間(28日)以内に治験段階の他の薬剤の治験に組み入れられ、投与を受けた若しくは治験用の医療機器を用いた患者。・全身性の治療を必要とする活動性の感染症を有する患者。・ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の感染歴を有する患者。・B 型肝炎の既往若しくは合併又は活動性のC 型肝炎を有する患者・同種組織/臓器の移植歴を有する患者。コホートB1の患者で、スクリーニング時に転移性疾患が特定された。

治験内容

介入研究


主要結果評価方法

盲検化された中央画像判定機関(BICR)が評価した奏効率(ORR)


第二結果評価方法

1. BICRが評価した奏効期間(DOR)2. BICRが評価した奏効までの期間(TTR)3. BICRが評価した病勢コントロール率(DCR) 4. BICRが評価した無増悪生存期間(PFS)5. 全生存期間(OS)6. 安全性 7. 手術までの期間(TTS)

利用する医薬品等

一般名称

ベルズチファン


販売名

なし