医師主導治験

子どもの静脈栄養に関する治験:魚油静注用脂肪乳剤が胆汁うっ滞や肝障害に効果的で安全かどうかを調べる

治験詳細画面

目的


この治験は、小児の肝臓の問題に対して、魚油由来の静注用脂肪乳剤が効果的で安全かどうかを調べるものです。治験を行うのは医師たちです。

対象疾患


小児静脈栄養関連胆汁うっ滞(腸管不全関連肝障害)

参加条件


募集中

男性・女性

下限なし

15歳以下

選択基準

同意取得時に15歳未満の方
治験参加について、代諾者の自由意思による文書同意が得られている方。患者が6歳以上の場合は、代諾者の同意と共に、アセント文書による説明後に本人の自由意思による文書同意が得られていること、口頭同意でも問題ない場合があります。
静脈栄養を6週間以上必要とする見込みの小児腸管不全の方で、腸管不全関連肝障害の方(AST、ALTのいずれかが基準値上限の3倍以上、またはd-Bilが1 mg/dL以上の静脈栄養関連胆汁うっ滞をきたしている方)

除外基準

腸管不全、静脈栄養以外に胆汁うっ滞を伴う肝障害を来たしうる併存症(ウィルス性肝炎、胆道閉鎖症、原発性胆汁うっ滞など)や脂質代謝異常に罹患している、あるいは強く疑われる方
不可逆的な高度肝機能障害、肝不全を来している方(高度黄疸、門脈圧亢進症状、脾機能亢進症、消化管静脈瘤に伴う出血、利尿剤で制御できない腹水の貯留、高度の補正不能な凝固異常、高アンモニア血症を伴うIII度以上の肝性脳症含む)
重度の染色体異常や呼吸不全、心不全、腎不全を合併する症例で治験の安全な遂行または妥当な判定が難しいと判断された方
同意取得前28日以内にOmegaven®の投与、及びn-3系脂肪酸の補給または強化を目的とした薬剤、補助食品、経腸栄養剤などの投与を行っていた場合、同意取得後、当該薬剤等を28日以上(1歳未満の患者の場合は14日以上)ウォッシュアウトすることができない方
その他、治験責任医師または治験分担医師が不適格と判断する方
腸管不全、静脈栄養以外に胆汁うっ滞を伴う肝障害を来たしうる併存症(ウィルス性肝炎、胆道閉鎖症、原発性胆汁うっ滞など)や脂質代謝異常に罹患している、あるいは強く疑われる方
不可逆的な高度肝機能障害、肝不全を来している方(高度黄疸、門脈圧亢進症状、脾機能亢進症、消化管静脈瘤に伴う出血、利尿剤で制御できない腹水の貯留、高度の補正不能な凝固異常、高アンモニア血症を伴うIII度以上の肝性脳症含む)
重度の染色体異常や呼吸不全、心不全、腎不全を合併する症例で治験の安全な遂行または妥当な判定が難しいと判断された方
同意取得前28日以内にOmegaven®の投与、及びn-3系脂肪酸の補給または強化を目的とした薬剤、補助食品、経腸栄養剤などの投与を行っていた場合、同意取得後、当該薬剤等を28日以上(1歳未満の患者の場合は14日以上)ウォッシュアウトすることができない方
その他、治験責任医師または治験分担医師が不適格と判断する方

治験内容


この治験は、小児の肝臓に関する病気に対する新しい治療法を調べるものです。治験の段階はフェーズ3で、治験薬を投与して効果や安全性を調べます。主な評価方法は、治験薬を投与してから56日後のT/T比という数値を見ることです。また、副次的に、治験薬を投与してから複数の時点でT/T比やEPA/AA比、ミード酸などの数値や、肝機能障害や成長発育障害などの症状の改善度を調べます。治験薬の投与によって、肝機能障害が改善するかどうかや、成長発育に影響があるかどうかを調べることが目的です。

治験フェーズ

フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象

利用する医薬品等

一般名称

なし

販売名

Omegaven® (米国)

実施組織


東北大学病院

宮城県仙台市青葉区星陵町1-1

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