急速に進行するリスクを有する常染色体優性多発性嚢胞腎(ADPKD)患者を対象としたvenglustat(GZ/SAR402671)の早期、遅延投与の長期有効性及び安全性を評価する多施設共同、非盲検、継続投与試験

目的

主要目的: 急速に進行するリスクを有するADPKD被験者における総腎臓容積(TKV)へのvenglustatの早期、遅延投与の効果を明らかにする 副次目的: - 腎機能(推算糸球体濾過量[eGFR])へのvenglustatの早期、遅延投与の影響を明らかにする - Venglustatの安全性プロファイルを明らかにする - 眼科検査により水晶体へのvenglustatの影響を評価する - ベック抑うつ質問票第2版(BDI-II)を用いて気分へのvenglustatの影響を評価する

基本情報

募集ステータス
募集中断

対象疾患

先天性嚢胞性腎疾患


治験フェーズ

フェーズ3

参加条件

性別

男性・女性


年齢

18歳 以上上限なし


選択基準

- EFC15392試験のStage 1又はStage 2の投与期間を完了したADPKDを有する成人の男性又は女性

- eGFRが30 mL/min/1.73 m2超の患者:

a)EFC15392試験のVisit 12(Month 24、投与終了来院)にLTS15823試験に組み入れられた被験者については、EFC15392試験のVisit 11での測定。

b)EFC15392試験のVisit 12(Month 24、投与終了来院)にLTS15823試験に組み入れられなかった被験者については、 LTS15823試験のスクリーニング来院時での測定。

- 男性及び女性被験者が用いる避妊方法は、臨床試験参加者の避妊方法に関する各国の規制要件に合致していなければならない。

a)男性被験者は、治験期間全体をとおして及び治験薬の最終投与後90日以上、望むライフスタイルに合う場合は異性との性交渉を完全に控えること又は二重の避妊法を用いることに同意しなければならない。

b)女性被験者は、ベースライン来院時の尿妊娠検査が陰性でなければならない。又、治験期間全体をとおして及び治験薬の最終投与後6週間以上、望むライフスタイルに合う場合は異性との性交渉を完全に控えること又は二重の避妊法(効果の高い避妊法を含む)を用いることに同意しなければならない。

- 標準的な医療行為の一部を除く、あらゆる本治験手順に関連する行為の実施前に、同意説明文書(ICF)に署名して同意できる。

- 本治験に関する質問票を読み、理解し、回答することができる患者


除外基準

以下のいずれかの基準に該当する場合は、治験の組入れ対象から除外する。

EFC15392試験の終了及びLTS15823試験のスクリーニング来院(Visit 0)で間隔が開いた被験者:

- 治験の参加により患者の安全性にリスクが生じる、治験期間中に悪化した場合に有効性又は安全性解析に影響を及ぼす、若しくは規定の評価及び追跡調査手順の全てを含めた治験手順の遵守に重大な妨げとなると治験責任医師が考える医学的疾患又は新規の臨床的に重要かつコントロールされていない医学的状態が見られる患者

- 該当する場合、EFC15392試験の終了及びLTS15823試験のスクリーニング来院(Visit 0)に開いた間隔での薬物乱用及び/又はアルコール乱用又はアルコール依存症の既往歴

- 該当する場合、LTS15823試験のスクリーニング来院(Visit 0)前3か月以内にトルバプタン又は他の多発性嚢胞腎に対する疾患修飾薬(ソマトスタチンアナログ)の投与を受けた患者

- 投与経路にかかわらず(中等度及び強力な局所ステロイドを含む)副腎皮質ステロイド薬の長期レジメン(2週間に1回を超える頻度)など潜在的に白内障誘発薬である薬剤、その他に白内障を生じさせる恐れのある薬剤の投与を受けていることが処方から確認された患者

- ベースライン来院前14日以内又は半減期の5倍以内(いずれか長い方)に強力な又は中等度のCYP3A4の誘導剤又は阻害剤の投与を受けた患者。これには、venglustat投与開始前72時間以内のグレープフルーツ含有製品の摂取も含まれる。

- 該当する場合、EFC15392試験への参加を除き、ベースライン来院(Visit 1)前の3か月又は半減期の5倍のいずれか長い方の期間内に、他の介入治験への参加又は治験薬の投与を受けた患者

- スクリーニング時に肝酵素(アラニンアミノトランスフェラーゼ[ALT]/アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ[AST])又は総ビリルビンが基準範囲上限(ULN)の2倍超の患者。ただし、ジルベール症候群の診断を受けている場合を除く。ジルベール症候群患者の場合は、肝胆道系疾患を示唆する追加の症状又は徴候が認められない、かつ血清中総ビリルビンが3 mg/dL(51 μmol/L)未満で抱合型ビリルビンが総ビリルビン分画の20%未満とする。

EFC15392試験の終了及びLTS15823試験への登録で間隔が開いた又は開かなかった被験者:

- 妊婦又は授乳婦

- Visit 1(EFC15392試験の投与終了来院時にLTS15823試験に組み入れられた被験者)又はVisit 0(EFC15392試験の投与終了来院後にLTS15823試験に組み入れられた被験者)でのベック抑うつ質問票第2版(BDI-II)スコアが28超の重度の抑うつがある。

- 治験薬、又はその成分に対する過敏症、あるいは治験責任(分担)医師の見解により治験参加に禁忌である薬剤アレルギー又は他のアレルギーの被験者

治験内容

研究のタイプ

企業治験介入研究


主要結果評価方法

総腎容積(TKV)の変化率[評価期間:EFC15392試験ベースラインから非盲検継続投与試験の24か月まで]

早期投与及び遅延投与被験者での非盲検継続投与試験の24か月までの、EFC15392試験から得た磁気共鳴画像(MRI)に基づくTKVのベースラインからの変化率


第二結果評価方法

1. 推算糸球体濾過量(eGFR)の変化量[評価期間:EFC15392試験ベースラインから非盲検継続投与試験の24か月まで]

早期投与及び遅延投与被験者での非盲検継続投与試験の24か月までの、EFC15392試験から得たeGFR(Chronic Kidney Disease Epidemiology Collaboration[CKD-EPI]式)のベースラインからの変化量

2. 有害事象の数[評価期間:初回投与から非盲検継続投与試験の最終投与+30日まで]

3. 水晶体混濁のの変化[評価期間:EFC15392試験ベースラインから非盲検継続投与試験の最終投与+30日まで]

非盲検継続の治験薬投与期間中の眼科検査による水晶体混濁のEFC15392試験ベースラインからの変化

4. ベック抑うつ質問票第2版(BDI-II)スコアの変化[評価期間:EFC15392試験ベースラインから非盲検継続投与試験の最終投与+30日まで]

非盲検継続の治験薬投与期間中のBDI-IIスコアのEFC15392試験ベースラインからの変化

利用する医薬品等

一般名称

ベングルスタット


販売名

なし

組織情報

実施責任組織

サノフィ株式会社


住所

東京都新宿区西新宿三丁目20番2号 東京オペラシティタワー