プラチナ系化学療法の実施中又は実施後に病勢進行が認められた再発又は転移性子宮頸癌患者を対象としたペムブロリズマブ及びオラパリブ併用療法の第II相試験

目的

プラチナ系化学療法の実施中又は実施後に病勢進行が認められた切除不能進行子宮頸癌に対するペムブロリズマブ及びオラパリブ併用療法の安全性と有効性を評価する

基本情報

募集ステータス
募集中

対象疾患

再発又は転移性子宮頸癌


治験フェーズ

フェーズ2

参加条件

性別

女性


年齢

20歳 以上上限なし


選択基準

1)同意取得時の年齢が20歳以上で、再発又は転移性子宮頸癌(扁平上皮癌、腺癌、腺扁平上皮癌)が組織学的に確認されている患者

2)プラチナ系化学療法の実施中又は実施後に病勢進行が認められた患者、若しくはプラチナ系化学療法に不耐又は不適格の患者

3)スクリーニング時にRECIST 1.1 版に基づく測定可能病変を有する患者

4)PD-L1発現確認等のため、新たに採取したコア又は切除生検検体を提出可能な患者

5)スクリーニング時のEastern Cooperative Oncology Group(ECOG)のPS が0~1 の患者

6)治験責任医師又は治験分担医師が、治験薬投与開始後12 週間以上の生存が見込まれると判断した患者

7)適切な臓器機能を有する患者。


除外基準

1)抗PD-1、抗PD-L1、抗PD-L2の薬剤又は他の補助刺激性若しくは共抑制性T細胞受容体(CTLA-4、OX-40、CD137等)を標的とした薬剤の治療歴を有する患者

2)登録前4週間以内にがんに対する全身性の治療(治験薬も含む)を受けた患者

3)登録前2週間以内に放射線治療を実施した患者

放射線治療に関連したすべての毒性から回復しており、コルチコステロイド投与を必要とせず、放射線性肺臓炎の既往がないこと

中枢神経系以外に対する緩和的放射線治療(放射線治療期間が2週間以下)の場合は、1週間のウォッシュアウト終了後の組入れが許容される

4)登録前28日以内に生ワクチンの接種を受けた患者

生ワクチンの例を以下に示すが、これに限定するものではない:麻疹、おたふく風邪、風疹、水痘/帯状疱疹、黄熱、狂犬病†、BCG、腸チフスワクチン

季節性インフルエンザワクチンは、不活化ワクチンであれば許容されるが、経鼻のインフルエンザワクチン(例:FluMist®)は生ワクチンであり禁止する。

5)現在他の治験薬の治験に参加している、又は登録前4週間以内に他の治験薬の治験に参加した若しくは治験用の医療機器を用いた患者

6)免疫不全状態と診断された患者、又は登録前7日以内に長期全身性ステロイド療法(プレドニゾロン換算で10 mg/日超)や他の免疫抑制療法による治療を受けた患者

7)過去3年以内に進行性又は治療が必要な他の悪性腫瘍を有する患者

ただし、根治的治療を受けた皮膚の基底細胞癌、皮膚の扁平上皮癌、上皮内がん(例:上皮内乳癌)の患者は組入れ可能である

8)活動性の中枢神経系(CNS)への転移又は癌性髄膜炎を有する患者

脳転移の治療を受けた患者で、画像測定で脳転移が安定している、すなわち、再画像測定により少なくとも4週間を超えて疾患進行が認められず(再画像測定はスクリーニング期に実施すること)、臨床的に安定しており、かつステロイドを少なくとも登録前14日以内に使用していない場合、組入れ可能

9)治験薬又は治験薬の添加剤に対する重度(Grade 3以上)の過敏症を有する患者

10)過去2年以内に全身性の治療(疾患修飾薬、コルチコステロイド又は免疫抑制剤)を要した活動性の自己免疫疾患を有する患者

ただし、補充療法(チロキシン、インスリン、又は副腎不全若しくは下垂体不全に対する生理的用量のコルチコステロイド補充療法など)は、この全身性の治療に該当せず組入れ可能である

11)間質性肺疾患/肺臓炎を合併、もしくはステロイド投与が必要な(非感染性の)間質性肺疾患/肺臓炎の既往を有する患者

12)全身性の治療を必要とする活動性の感染症を有する患者

13)HIV感染の既往を有する患者

14)B型肝炎(HBs抗原陽性)の既往又は活動性のC型肝炎[HCV RNA(定性)]を有する患者

15)活動性の結核の既往を有する患者(結核菌、Bacillus tuberculosis)

16)治験担当医師の判断により、治験結果に影響を与える、患者の治験の完遂を妨げる、又は患者の治験の参加が患者の利益とならないと考えられるあらゆる疾患、治療歴又は臨床検査値異常の既往又は合併を有する患者

17)登録前2週間以内にコロニー刺激因子[granulocyte colony stimulating factor(G-CSF)、granulocyte macrophage colony stimulating factor(GM-CSF)又は遺伝子組換えエリスロポエチン]の投与を受けた患者

18)以下を含む臨床的に重大な心血管/脳血管疾患:脳血管発作/脳卒中(登録前6 ヵ月未満)、心筋梗塞(登録前6 ヵ月未満)、不安定狭心症、うっ血性心不全(ニューヨーク心臓協会心機能分類クラス2 以上)、又は重篤な不整脈。出血性素因又は最近の大出血事象の既往歴を有し、治験薬投与のリスクが高いと治験責任医師が判断した患者も除外する。

19)重度及び/又は臨床症状のある急性又は慢性疾患があり、それらによって本治験への忍容性あるいは一貫して治験の手順を受ける能力が損なわれると治験責任医師が判断する患者

20)すべてのPARP 阻害剤の投与を過去に受けたことがある患者

21)現在、強力なチトクロームP450 (CYP)3A4阻害剤(例:イトラコナゾール、テリスロマイシン、クラリスロマイシン、リトナビル又はコビシスタットによって増強したプロテアーゼ阻害剤、インジナビル、サキナビル、ネルフィナビル、ボセプレビル又はテラプレビル)又は中程度のCYP3A4阻害剤(シプロフロキサシン、エリスロマイシン、ジルチアゼム、フルコナゾール又はベラパミル)を使用しており、治験薬投与開始までに中止することができない患者。オラパリブの投与開始前2週間のウォッシュアウトが必要である

22)現在、強力なCYP3A4誘導剤(フェノバルビタール、エンザルタミド、フェニトイン、リファンピシン、リファブチン、リファペンチン、カルバマゼピン、ネビラピン及びセイヨウオトギリソウ)又は中程度のCYP3A4誘導剤(ボセンタン、エファビレンツ又はモダフィニル)を使用しており、治験薬投与開始までに中止することができない患者。オラパリブの投与開始前に、フェノバルビタールの投与を受けている場合は5週間、その他の薬剤の投与を受けている場合は3週間のウォッシュアウトが必要である

23)経口投与が難しい又は吸収に影響を与える消化器疾患(例:胃切除術、部分的な腸閉塞又は吸収不良)を有する患者

24)安静時心電図において、管理不能な潜在的な可逆性の心疾患(不安定な虚血性心疾患、管理不能な症候性不整脈、うっ血性心不全、500 msec を超えるQTcF 延長又は電解質異常など)と治験担当医師によって判断された又は先天性QT 延長症候群を有する患者

25)登録前4 週間以内の大手術(例:診断的生検は大手術とはみなさない)

26)治験の実施に影響を与える可能性があると判断された精神疾患又は物質乱用障害を有する患者

27)妊娠中又は授乳中、若しくはスクリーニング時から治験薬最終投与後120日以内に妊娠を希望する患者

28)治験担当医師により治験の手順、条件及び要求事項に適合しないと判断される患者

29)同種組織/臓器の移植歴を有する患者

治験内容

研究のタイプ

医師主導治験介入研究


主要結果評価方法

RECIST 1.1に基づくペムブロリズマブ及びオラパリブ併用投与のORR を評価する。


第二結果評価方法

1) iRECISTに基づくペムブロリズマブ及びオラパリブ併用投与のORR を評価する。

2) RECIST 1.1及びiRECISTに基づきペムブロリズマブ及びオラパリブ併用投与のDORを評価する。

3) RECIST 1.1及びiRECISTに基づきペムブロリズマブ及びオラパリブ併用投与のDRRを評価する。

4) RECIST 1.1及びiRECISTに基づきペムブロリズマブ及びオラパリブ併用投与の6ヵ月以上奏効している患者の割合を評価する。

5) RECIST 1.1及びiRECISTに基づきペムブロリズマブ及びオラパリブ併用投与のPFSを評価する。

6) RECIST 1.1及びiRECISTに基づきペムブロリズマブ及びオラパリブ併用投与の投与後1年における無増悪生存率を評価する。

7) PD-L1の発現に基づくペムブロリズマブ及びオラパリブ併用投与の有効性を評価する。

8) ペムブロリズマブ及びオラパリブ併用投与の安全性を評価する。

利用する医薬品等

一般名称

ペムブロリズマブ、オラパリブ、オラパリブ


販売名

キイトルーダ®点滴静注100mg、リムパーザ®錠100mg、リムパーザ®錠150mg

組織情報

実施責任組織

埼玉医科大学国際医療センター 


住所

神奈川県横浜市金沢区福浦1 -1 -1