新生血管を伴う加齢黄斑変性患者を対象にSOK583A1を 硝子体内投与したときの有効性、安全性及び免疫原性をアイリーアと比較する52週間、多施設共同、無作為化、 二重盲検、2群並行群間比較試験

目的

新生血管を伴う加齢黄斑変性(nAMD)を有する患者を対象に、欧州承認アフリベルセプトで承認されている用法・用量に従ってSOK583A1を投与し、有効性、安全性及び免疫原性に関して欧州承認アフリベルセプトとの同等性/同質性を示すこと。

基本情報

募集ステータス
募集中

対象疾患

中心窩下脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性


治験フェーズ

フェーズ3

参加条件

性別

男性・女性


年齢

50歳 以上上限なし


選択基準

1. 試験への参加前に説明・同意文書への署名が得られている患者

2. スクリーニング時の年齢が50歳以上の患者

3. 抗VEGF薬の投与歴(いずれかの眼に対する眼内投与又は全身投与)がない患者

4. 網膜中心窩に及ぶ、AMDに続発するCNVの活動性病変(1型及び/又は2型)及び/又は網膜血管腫状増殖病変(3型)が試験対象眼で診断されている患者。CNVの活動性病変の定義は、スクリーニング時にフルオレセイン蛍光眼底造影で漏出が認められ、また光干渉断層計で網膜内嚢胞液又は網膜下液が認められることを中央読影センターが確認した場合とする。

5. CNVの総面積(クラシック型及びオカルト型の両方を含む)が、試験対象眼の病変の総面積の50%超を占めることが、スクリーニング時に中央読影センターによって確認されている患者

6. スクリーニング時及びベースライン時にETDRS検査チャートを用いて評価した試験対象眼のBCVAが73から38文字である患者

7. すべての試験手順を遵守する意思及び能力を有し、治験を完了できると考えられる患者

8. 両眼の中間透光体に混濁がなく散瞳が十分で、明瞭な写真が撮影できる患者

両眼とも適格性が認められる場合、ベースライン時点でBCVAが低い方の眼を試験対象眼とする。両眼のBCVAが同じである場合は、右眼を試験対象眼とすることが推奨される。ただし、医学的理由から、又は現地の倫理要件に従って、視力が高い方の眼を選択してもよい。その場合は根拠を示すこと。


除外基準

1. ベースライン以前に、いずれかの眼(試験対象眼若しくは非試験対象眼)に抗VEGF薬による治療を受けた又は治験薬の投与を受けたことがある患者

2. ベースライン以前のいずれかの時点で、試験対象眼のnAMDに対して既承認の治療(ビタミン及びサプリメント以外)が施行されている患者

3. 試験対象眼にnAMD以外のCNVの原因を認める患者[例:病的近視(等価球面度数が-8 D以上又は眼軸長が25 mm以上)、眼ヒストプラズマ症候群、網膜色素線条、脈絡膜破裂又は多巣性脈絡膜炎]。

4. スクリーニング時又はベースライン時に、いずれかの眼に、活動性の眼内感染若しくは眼周囲感染、又は活動性の眼内炎症(例:感染性結膜炎、角膜炎、強膜炎、眼内炎、感染性眼瞼炎、ぶどう膜炎)が認められる、又は疑われる患者

5. 試験対象眼の総病変面積の50%を超える範囲に及ぶ中心窩下の線維化、萎縮又は瘢痕があることが治験担当医師によりスクリーニング時に認められている、また無作為割付け前に中央読影センターにより確認されている患者

6. 試験対象眼の網膜下出血が総病変面積の50%以上を占めること又は試験対象眼の網膜下出血が中心窩に及んでおり大きさが1乳頭面積以上(2.54 mm2以上)であることがフルオレセイン蛍光眼底造影で認められ中央読影センターにより確認されている患者

7. スクリーニング時又はベースライン時に、試験対象眼に網膜色素上皮(RPE)裂孔を認める患者

8. 試験対象眼に硝子体出血を認める、又はベースライン前4週間以内に硝子体出血の既往を有する患者

9. 試験対象眼に関して以下の既往又は所見を有する患者

1) ベースライン前90日以内の眼内手術(白内障手術など)又は屈折矯正手術。ベースライン前4週以前のイットリウムアルミニウムガーネット(YAG)レーザー後嚢切開術は可とする。

2) 全層角膜移植又は硝子体切除の既往

3) 汎網膜光凝固術の既往

4) 光線力学的療法の既往

5) AMDに対する黄斑下手術又はその他の外科的介入の既往

6) 網膜剥離の既往又は網膜剥離に対する治療若しくは手術

7) ステージ2以上の黄斑円孔の既往

8) 繊維柱帯切除術又はその他の濾過手術の既往

9) ベースライン前6ヵ月以内の眼外傷

10. 治験薬若しくはその添加物に対する過敏症の既往、又は臨床的にフルオレセイン色素との関連性があると治験担当医師が判断する過敏症の既往がある患者

11. スクリーニング時又はベースライン時、試験対象眼に、薬物治療にもかかわらず眼圧(IOP)が25 mmHg超であるコントロール不良の緑内障又は治験担当医師がコントロール不良と判断する緑内障を有する患者。

12. スクリーニング時又はベースライン時、試験対象眼に無水晶体症又は後嚢の欠損がある患者。ただし、過去の後房眼内レンズ挿入術に伴うYAG後嚢切開術の結果生じたものは除外しない。

13. ベースライン前6ヵ月以内に、試験対象眼の眼内又は眼周囲への副腎皮質ステロイド剤の使用歴がある患者

14. ベースライン前90日以内に、試験対象眼に対し局所副腎皮質ステロイド剤の30日以上連続での使用歴がある患者

15. 試験対象眼付近に対する放射線治療歴がある患者

16. スクリーニング時又はベースライン時、試験対象眼に、治験薬による治療への反応性を妨げる可能性、試験結果(有効性及び安全性)の解釈に影響を及ぼす可能性、視力低下を引き起こす可能性、試験期間中に内科的又は外科的介入を必要とする可能性があると治験担当医師が判断する合併症又は眼疾患(例:中間透光体混濁、白内障、糖尿病性黄斑浮腫)を有する患者

17. スクリーニング時、非試験対象眼に、弱視、黒内障又はETDRS検査チャートによる評価でBCVAが38文字に満たない眼疾患(白内障など、手術により視力が改善する可能性のある病態が原因の場合を除く)を有する患者

18. いずれかの眼に強膜軟化症を有する患者

19. ベースライン時に非試験対象眼に抗VEGF薬による治療を必要とする患者は薬物動態解析の対象に含めない

20. 抗VEGF薬の全身投与歴がある患者

21. ベースライン前90日以内に副腎皮質ステロイド全身投与の30日以上連続での使用歴がある患者。ただし、低用量かつ一定の用量(プレドニゾロン換算で10 mg以下を90日以上使用と定義)で副腎皮質ステロイドを使用していた場合は除外しない。

22. スクリーニング時に、収縮期血圧160 mmHg以上又は拡張期血圧100 mmHg以上と定義する血圧コントロール不良を認める患者

23. ベースライン前6ヵ月以内に脳卒中又は心筋梗塞が発現した患者

24. ベースライン前30日以内又は該当する治験薬の半減期の5倍にあたる期間内(いずれか長い方)に、全身薬、生物学的製剤又は医療機器を用いる本試験以外の治験への参加歴がある患者(市販のビタミン剤、サプリメント又は食事療法のみを用いる観察試験の場合は除外しない)

25. スクリーニング時に感染を認めるか、スクリーニング前2週間以内に活動性感染の既往がある患者

26. 本試験への参加に伴うリスクが容認できないと治験担当医師が判断する、基礎疾患の進行、重度かつコントロール不良な合併症(代謝系、血液系、腎臓系、肝臓系、呼吸器系、神経系、内分泌系、心臓系、炎症系、感染症系、消化器系など)、診察所見又は臨床検査所見を有する患者

27. 規定来院の実施、試験の完了、治験薬の安全な投与を妨げる、又は患者の安全性若しくは試験結果の解釈に影響を及ぼす可能性があると治験担当医師が判断する医学的状態の既往を有する患者(慢性疾患、免疫抑制、代謝異常、又は感染若しくはアレルギー反応の危険がある他の薬剤の投与歴など)

28. 妊娠中、授乳中又は妊娠可能な女性患者。妊娠可能な女性は、生理的に妊娠することが可能なすべての女性と定義する。ただし、治験薬の投与期間中及び治験薬最終投与後3ヵ月間にわたり効果の高い避妊法を使用する場合は除外しない。有効性の高い避妊法には以下のものがある。

1) 完全な禁欲(被験者にとって望ましい通常の生活習慣と一致する場合)。周期的禁欲法(カレンダー法、排卵法、徴候体温法、排卵後法など)及び膣外射精は妥当な避妊方法ではない。

2) 治験薬投与の6週間以上前に受けた女性避妊手術(両側卵巣摘出術+子宮摘出術又は両側卵巣摘出術のみ)、子宮全摘出術又は卵管結紮術。卵巣摘出術のみの場合は、女性の生殖状態が術後のホルモン量評価で確認されている必要がある。

3) 男性避妊手術(スクリーニングの6ヵ月以上前)。女性被験者の場合は、精管切除を受けた男性が唯一のパートナーであること。

4)経口剤(エストロゲン及びプロゲステロン)、注射剤若しくは埋め込み剤によるホルモン避妊法、又は同等の有効性(失敗率1%未満)を有するその他のホルモン避妊法

例:膣リング、経皮製剤、子宮内器具(子宮内避妊具)又は子宮内システム(IUS)の挿入

治験内容

研究のタイプ

企業治験介入研究


主要結果評価方法

1 ETDRS検査チャートによるBCVA評価

2 スペクトラルドメイン光干渉断層法(SD-OCT)

3 カラー眼底写真及びフルオレセイン蛍光眼底造影


第二結果評価方法

利用する医薬品等

一般名称

アフリベルセプト


販売名

アフリベルセプト

組織情報

実施責任組織

サイネオス・ヘルス・クリニカル株式会社 


住所

東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス27階