企業治験
HER2異常を持つ進行または転移性のがん患者に対するBI 1810631単剤療法の第I相用量漸増、用量確認、および拡大試験(非盲検)
目的
この治験は、HER2異常を持つ進行または転移性のがん患者を対象に、BI 1810631という薬剤の単剤療法の効果や安全性を調べるための試験です。第I相用量漸増、用量確認及び拡大試験を行います。
対象疾患
参加条件
この治験に参加できる人は、20歳以上で男性または女性です。治療が効かない進行したがんで、病変がある人が対象です。また、治験薬を試す前とサイクル1中に生検を受けることができる人、臓器の機能が十分にある人、先行治療の副作用が回復している人、余命が12週間以上あると医師が判断した人が参加できます。ただし、大手術を受けたばかりの人や、他のがんを持っている人、特定の薬を使っている人は参加できません。また、妊娠可能な女性や生殖能力のある男性は、避妊をしなければなりません。治験に参加する前に同意書に署名する必要があります。
治験内容
この治験は、進行したがんの治療法を開発するために行われます。フェーズ1という段階で、まずは治療薬の安全性を確認するために、患者さんに少しずつ薬を与えながら、副作用が出ない範囲で最適な投与量を決めます。その後、フェーズ1bでは、治療薬の効果を調べるために、がんの治療効果を判定するガイドラインに基づいて、治療薬の効果を客観的に評価します。また、治療薬の副作用や血中濃度なども調べます。治験の目的は、新しいがん治療薬を開発することで、患者さんの生活の質を向上させることです。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
第Ia相パート
-MTD評価期間中の用量制限毒性(DLT)発現数に基づくMTD
-MTD評価期間中にDLTを発現した患者数
第Ib相パート
-固形がんの治療効果判定のためのガイドライン(RECIST)第1.1版に基づく客観的奏効(OR)
第二結果評価方法
第Ia相パート
-全治験期間中にDLTを発現した患者数
-BI 1810631のPKパラメータ:Cmax、AUC0-t2
第Ib相パート
-客観的奏効期間(DoR)
-病勢コントロール(DC)
-病勢コントロール期間(DoDC)
-無増悪生存期間(PFS)
-全治験期間中にDLTを発現した患者数
-BI 1810631のPKパラメータ:Cmax、AUC0-t2
治験フェーズ
フェーズ1: 健康な成人が対象
利用する医薬品等
一般名称
BI1810631
販売名
-
実施組織
日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社
東京都品川区大崎2-1-1
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