再発卵巣癌患者を対象としたpevonedistat+niraparib併用療法の第2相試験

目的

プラチナ製剤を含む化学療法歴のある再発卵巣癌患者を対象に、pevonedistat+niraparib併用療法の全奏効率(ORR)を評価する。

基本情報

募集ステータス
募集中断

対象疾患

卵巣がん


治験フェーズ

フェーズ2

参加条件

性別

女性


年齢

20歳 以上上限なし


選択基準

1. 同意取得時に20歳以上の女性患者

2. 将来の治療に不利益を被ることなく、いつでも同意を撤回できることを理解したうえで、治験に関連した手順(標準的な医療行為は除く)を実施する前に、自由意思で書面による同意を示すことができる患者

3. 粘液性癌を除く上皮性卵巣癌と組織学的に診断されている患者(ただし、卵巣境界悪性腫瘍は除く)

4. 2ライン以上の化学療法歴(プラチナ製剤を含む化学療法を含む)がある患者。ただし、プラチナ製剤抵抗性(プラチナ製剤を含む化学療法終了後から6ヵ月未満に病勢の進行がみられた)の患者は、1ラインの前治療歴で組み入れ可能とする。なお、治験薬投与開始4週間前までに最後の抗悪性腫瘍薬物療法を終了していなければならない。

5. RECIST 1.1に基づく測定可能病変を1つ以上有する患者

6. Eastern Cooperative Oncology Group(ECOG)Performance Statusが1以下の患者

7. 適切な臓器機能が保たれており、登録前14日以内に臨床検査値が以下の基準に合致する患者:

a. 好中球絶対数:≧1,500/µL

b. 血小板数:≧150,000/µL

c. ヘモグロビン値:≧10 g/dL

d. アルブミン:≧2.7 g/dL

e. 血清クレアチニン値:≦1.5×基準値上限(ULN)、又はCockcroft-Gault推算式によるクレアチニンクリアランス値:≧50 mL/分

f. 総ビリルビン:≦ULN(ジルベール症候群患者は直接ビリルビンが≦1.5×ULNの場合に組み入れ可能)

g. AST及びALT:≦2.5×ULN(肝転移を有する場合は≦5.0×ULN)

8. バイオマーカー評価のため、原発又は再発腫瘍のホルマリン固定パラフィン包埋組織標本の提出が可能、あるいは治験開始前に腫瘍組織の生検実施が可能な患者

9. niraparibの経口投与が可能な患者

10. 以下の条件を満たす女性

a. 登録前に1年以上の閉経状態にある。又は、

b. 避妊手術を受けている。又は、

c. 妊娠可能な女性は、同意取得時から治験薬最終投与180日後まで一つの非常に効果的な避妊法と一つの有効なバリア法による避妊法を同時に2つ講じることに同意する。又は、

d. ライフスタイルに合致する(通常の生活習慣で性交渉をしない)場合は、性交渉を完全に避けることに同意する(周期的な禁欲法[例:カレンダー法、排卵法、基礎体温法、排卵後を考慮した避妊法等]、コンドームのみ、抜去法、殺精子剤のみの方法及び授乳性無月経を利用する方法は避妊の方法として適切ではない。女性と男性のコンドームは同時に使用しない。)。


除外基準

1. 治験薬投与開始前1週間以内に、骨髄の20%を超える範囲に緩和的放射線療法を受けた患者

2. 直近の化学療法中に4週間を超えて持続するGrade 3以上の血液毒性又はGrade 3以上に相当する疲労(fatigue)が認められた患者

3. PARP阻害剤による治療を受けた患者では、PARP阻害剤の治療開始後6ヵ月以内に病勢進行が認められた患者、又は直近の治療がniraparibの患者

4. 治験薬投与開始前1年以内に、原発又は再発病変に対する治療の目的で、骨盤放射線療法を受けた患者

5. 登録前2年以内に、卵巣癌以外の浸潤性悪性腫瘍の診断、検出又は治療を受けた患者(根治的治療が実施された皮膚の基底細胞癌又は扁平上皮癌などを除く)。ただし、MDS又はAMLの既往歴若しくは現病歴がある場合は、罹患時期に関わらず除外とする。

6. 症候性でコントロール不良の脳転移又は軟膜髄膜転移を有する患者。コントロール良好と判断されるためには、登録の1ヵ月以上前に中枢神経病変に対し放射線治療や外科治療が実施されていなければならない。中枢神経病変に関連した新規又は進行性の臨床徴候がなく、ステロイドは登録の4週間以上前から一定の用法・用量で投与されているか、全く投与されていない状態であること。ベースライン時に脳転移がないことを確定する画像診断は要しない。脊髄圧迫病変を有する患者は、当該病変に対する確実な治療を受けかつ28日間にわたり臨床的な安定を示唆する根拠がある場合に、登録可能とする。

7. 不安定狭心症、臨床的に重大な不整脈、うっ血性心不全(NYHA重症度分類でIII度又はIV度)、症候性心筋症のうちいずれかが治験薬の初回投与前6ヵ月以内に発症した、若しくは最近(初回投与前6ヵ月以内)に心筋梗塞が発現した、あるいは重度の肺高血圧症と定義される心肺疾患が既知の患者。

8. Fridericia法による補正QT間隔(QTcF)が500 msec以上の患者

9. 左心室駆出率(LVEF)が50%未満である患者

10. 間質性肺疾患、肺線維症、又は中等度から重度の慢性閉塞性肺疾患が既知の患者

11. コントロール不良の重篤な疾患(高血圧、肝硬変又は重度の肝機能障害、凝固障害若しくは出血性疾患、大発作てんかん性疾患、不安定脊髄圧迫病変、上大静脈症候群、腸閉塞又は他の重篤な胃腸疾患など)により、医学的リスクが高いと考えられる患者

12. 重度の肺炎、髄膜炎又は敗血症など、活動性の感染症又は重度の感染性疾患のある患者

13. 治験薬投与開始前2週間以内に大手術(治験責任医師等の判断による)を施行した患者。又は治験期間中に手術を予定している患者。患者は大手術のあらゆる影響から回復していなければならない。

14. 免疫抑制状態にある患者(脾臓摘出を受けた患者は許容される)

15. 治験薬又はその関連化合物の成分に対して過敏症である患者

16. 治験薬投与開始前4週間以内に他の何らかの治験薬、輸血(血小板又は赤血球)、又は生ウイルス及び細菌ワクチンの投与を受けた患者

17. 妊娠可能な場合には、治験薬投与開始前7日以内の妊娠反応(β-hCG)が陽性の女性。また、妊娠中若しくは授乳中の女性、又は予定される治験期間内に妊娠を予定している女性。ただし、授乳中の女性が授乳を中止した場合は、登録可能とする。

18. ヒト免疫不全ウイルス(HIV)陽性が既知の患者

19. B型肝炎ウイルス表面抗原(HBsAg)陽性、又は活動性のC型肝炎ウイルス(HCV)の感染が既知若しくは疑われる患者

注:B型肝炎コア抗体(HBcAb)又はB型肝炎表面抗体(HBsAb)を有する患者は登録可能であるが、B型肝炎ウイルス(HBV)は検出限界未満でなければならない。C型肝炎ウイルス抗体(HCVAb)陽性の患者はHCVが検出限界未満でなければならない。

20. 内科的又は精神学的に重篤な疾患があり、本治験実施計画書に従った治療の遂行が困難であると治験責任医師等が判断した患者

治験内容

研究のタイプ

医師主導治験介入研究


主要結果評価方法

全奏効率(ORR)


第二結果評価方法

利用する医薬品等

一般名称

pevonedistat、niraparib


販売名

未定、ゼジューラカプセル100㎎

組織情報

実施責任組織

埼玉医科大学国際医療センター


住所

東京都港区芝浦1-1-1