プラチナ製剤抵抗性再発小細胞肺癌被験者を対象としてberzosertib(M6620)とtopotecanの併用を評価する第II相、非盲検、単群試験

目的

本治験の目的は、プラチナ製剤抵抗性再発小細胞肺癌(SCLC)を有する被験者を対象にtopotecanと併用したberzosertibの有効性、安全性、忍容性、及び薬物動態(PK)を評価することである。本試験は安全性導入パートと主要パートの2部構成となっており、安全性導入パートは日本で実施される。

基本情報

募集ステータス
募集中

対象疾患

小細胞肺癌


治験フェーズ

フェーズ2

参加条件

性別

男性・女性


年齢

18歳 以上上限なし


選択基準

- 用量レベル1(DL1)への参加者: 組織学的に進行性固形腫瘍を有することが示されており、有効な標準治療がない又は標準治療が無効となった若しくは忍容できない患者。

- DL1への参加者: ECOGパフォーマンスステータス(ECOG PS)が1以下及びカルノフスキー尺度が70%以上の患者。

- 用量レベル2(DL2)および主要パートへの参加者: ECOG PSが2以下及びカルノフスキー尺度が60%以上の患者。

- DL2および主要パートへの参加者: 組織学的に確定診断されたSCLC。

- DL2および主要パートへの参加者: 限局性又は進展型SCLCの治療としてプラチナ製剤(カルボプラチン又はシスプラチン)を含む化学放射線療法又はファーストライン治療(免疫療法の有無は問わない)を受けた後、画像検査により進行が確認され、プラチナ製剤free期間(PFI)が90日未満の患者。PFIは、プラチナ製剤を含むのレジメンの最終投与から進行が初めて記録された日までの期間で測定される。

- DL2および主要パートへの参加者: スクリーニング時に固形がんの治療効果判定規準(RECIST)第1.1版(RECIST 1.1)に基づく測定可能病変を有する患者。測定可能病変の所見は、投与開始前に必ず独立評価委員会(IRC)の確認を受けなくてはならない。

- 腫瘍組織の提供:保存腫瘍検体(スクリーニングの同意説明文書[ICF]への署名前12ヵ月以内に採取されたもの)又は新鮮生検検体(医学的に生検実施が可能な場合)。

- 適切な血液学的機能および腎機能を有する。

- その他、治験実施計画書に規定された選択基準を満たす。


除外基準

- 臨床的に重大(活動性)かつコントロール不良の併発症を有する。以下に例を挙げるがこれらに限定されない:重度の活動性感染症(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス-2感染/COVID-19を含む)、免疫不全、コントロール不良の糖尿病、コントロール不良の動脈性高血圧、症候性うっ血性心不全(ニューヨーク心臓協会心機能分類クラスIII以上)、不安定狭心症、心筋梗塞、コントロール不良の不整脈、及び脳血管障害/脳卒中。QTc平均値(Fridericia補正法を用いて算出)が男性で450 msec超、女性で470 msec超の患者。本治験の要件遵守の妨げとなり得る何らかの精神疾患/社会的状況下にある患者。

- 不安定脳転移。ただし、既知の脳転移がある患者は、臨床的に安定しており(治験薬の初回投与前4週間以上にわたり画像検査で進行の所見が認められず、神経症状がベースラインまで回復している)、新たな脳転移の所見が認められず、かつ治験薬の投与開始前14日以上にわたりステロイドの用量が安定している又は減量された場合、本治験に適格となる可能性がある。癌性髄膜炎の患者は、臨床的安定性にかかわらず、本治験から除外する。スクリーニングの中枢神経系画像検査は必須ではない。

- 過去3年以内の悪性疾患の既往歴がある患者。ただし、完全切除済みの皮膚の基底細胞癌又は皮膚の扁平上皮癌、上皮子宮頸部癌、完全切除済みの乳房腺管上皮内癌、表在性又は非浸潤性膀胱癌、及び根治的治療歴がある、子宮筋層への浸潤がないステージIA、グレードIの類内膜子宮内膜癌は例外とする。根治目的で治療されたその他の限局性悪性腫瘍歴を有する患者の扱いは、メディカルモニターと協議する必要がある。

- 過去の抗がん治療(外科手術を含む)以降、グレード1を超える有害事象(AE)から回復していない患者。例外:治験責任医師が安全性リスクに該当しないと判断するグレード2のAE(脱毛症など)の扱いは、登録前にメディカルモニターと協議しなければならない。

- その他、治験実施計画書に規定された除外基準に抵触しない。

治験内容

研究のタイプ

企業治験介入研究


主要結果評価方法

- 主要パート:RECIST 1.1に基づきIRCが判定した客観的奏功(OR)[期間:治験薬の初回投与から15ヵ月まで]

- 安全性導入パート:用量制限毒性(DLT)が発現した被験者数[期間:サイクル1の21日目まで(各サイクルは21日間)]

- 安全性導入パート:治験薬投与後に発現した有害事象(TEAEs)、重篤なTEAEsおよび治験薬投与に関連するTEAEsを発現した被験者数[期間:治験薬の初回投与から15ヵ月まで]

- 安全性導入パート:バイタルサイン、12誘導心電図(ECG)の初見及び臨床検査パラメータにおけるベースラインからの臨床的に重要な変化[期間:治験薬の初回投与から15ヵ月まで]


第二結果評価方法

利用する医薬品等

一般名称

Berzosertib


販売名

なし

組織情報

実施責任組織

メルクバイオファーマ株式会社


住所

東京都目黒区下目黒1-8-1