既治療の進行性又は転移性の胃癌又は食道癌患者を対象としたアミバンタマブの非盲検第2 相試験

目的

本試験の目的は、胃癌(GC)及び食道癌(EC)被験者におけるアミバンタマブの効果を検討し(第2a相)、胃癌及び食道癌を有する一部の被験者集団におけるアミバンタマブの予備的な抗腫瘍活性を明らかにする(第2b相)ことである。

基本情報

募集ステータス
募集中

対象疾患

胃癌、食道癌


治験フェーズ

フェーズ2

参加条件

性別

男性・女性


年齢

20歳 以上上限なし


選択基準

・局所進行性、切除不能又は転移性で、根治的な治療法に不適格な胃癌(食道胃接合

部[GEJ]癌を含む)又は食道癌(EC)であることが組織学的又は細胞学的に確認されている。

・固形がんの治療効果判定のための新ガイドライン(RECIST)v1.1 に基づく測定可能病変を有する。測定可能病変が1 つしかなく、ベースラインの腫瘍評価のための画像検査を生検の7日後以降に実施する場合は、その測定可能病変をスクリーニング時の生検に用いてもよい。

・Eastern Cooperative Oncology Group(ECOG)performance status が0又は1である

胃癌又は食道胃接合部癌のみ

・2ライン以上の標準的な全身療法に抵抗性又は不耐容である。前治療として、フッ化ピリミジン系薬剤及びプラチナ系薬剤ベースの化学療法を実施している必要がある。ヒト上皮成長因子受容体(HER)2発現が確認されている被験者は、前治療の一環としてHER2標的療法を受けていなければならない。

食道癌のみ

・1ライン以上の全身療法に抵抗性又は不耐容を示す。前治療として、フッ化ピリミジン系薬剤及びプラチナ系薬剤ベースの化学療法(IV期の食道癌に対する化学放射線療法を含む)を実施している必要がある。


除外基準

・以下に示すコントロール不良の疾患を有するが、これらに限定されない。:糖尿病 ; 継続中又は活動性の細菌感染[抗菌療法を必要とする感染を含む(組入れの1週間前までに抗生物質の投与を完了する必要がある)]、症候性ウイルス感染、又は臨床的に重要なその他のあらゆる感染症 ; 活動性の出血傾向 ; 治験要件の遵守を妨げる可能性のある精神疾患/社会的状況

・上皮成長因子受容体(EGFR)又は間葉上皮転換因子受容体(cMet)標的治療を受けた。

・治験薬の初回投与前2週間以内又は半減期の4倍の期間以内に、化学療法、癌の分子標的薬,免疫療法又は抗癌剤の治験薬を用いた治療による前治療を受けた、あるいは治験薬の初回投与前4週間以内に放射線療法を受けた。半減期が長い薬剤については、最終投与から最長28日間の期間を設ける必要がある。前治療の抗癌剤療法で認められた毒性はベースライン値又はグレード1以下[脱毛又は放射線照射後の皮膚の変化(全グレード),グレード2以下の末梢性ニューロパチー及びホルモン補充療法で安定しているグレード2以下の甲状腺機能低下症は除く]に回復している必要がある。

・未治療の脳転移を有する(脳転移に対する根治的局所治療を受け、治験薬初回投与前の少なくとも2週間は、コルチコステロイドを休薬しており、臨床的に安定していて、無症状の患者は組入れ可)、あるいは手術又は放射線療法による根治治療を受けていない軟髄膜疾患又は脊髄圧迫の既往がある。スクリーニング時の画像検査で脳転移と診断された被験者については,根治的治療後に適格性を確認するため再スクリーニングを行ってもよい。

・ステロイドを必要とする(非感染性)間質性肺疾患(ILD)/肺臓炎の既往がある、現在ILD/肺臓炎に罹患している、あるいはスクリーニング時の画像検査でILD/肺臓炎の疑いが除外できない。完全に回復した放射線肺臓炎(治療の必要性がなく,組入れ前3カ月間、画像検査で安定していることと定義)の既往を有する食道癌患者は組入れ可とする。

治験内容

研究のタイプ

企業治験介入研究


主要結果評価方法

客観的奏効率(ORR)

最大1年10ヶ月

ORRは、固形がんの治療効果判定のための新ガイドライン(RECIST)v1.1を用いた評価において、治験責任(分担)医師により完全奏効(CR)又は部分奏効(PR)が得られたと判断された被験者の割合と定義する。


第二結果評価方法

病勢コントロール率(DCR)

最大1年10ヶ月

DCR は、RECIST v1.1で定義される、少なくとも6週間以上、完全奏効、部分奏効又は安定を達成した被験者の割合と定義する。

奏効期間(DOR)

最大1年10ヶ月

DORは、最初に奏効(CR 又はPR)が確認されてから、疾患進行又は死亡が確認された日のいずれか早い方までの期間と定義する。

奏効までの期間(TTR)

最大1年10ヶ月

客観的な奏効(CR 又はPR)を達成した被験者において,アミバンタマブの初回投与日から,治験責任(分担)医師がRECIST v1.1 に基づき客観的な奏効を達成したと判断した日までの期間と定義する。

無増悪生存期間(PFS)

初回投与から、RECIST v1.1を用いた治験責任(分担)医師による評価に基づき、客観的な疾患進行が認められた日又は死亡(疾患進行が認められない、あらゆる原因による死亡)した日のいずれか早い方までの期間と定義する。

第2b相:全生存期間(OS)

最大1年10ヶ月

OSは、初回投与日からあらゆる原因による死亡日までの期間と定義する。

有害事象(AE)の被験者数

最大1年10ヶ月

AEとは,治験中に医薬品(治験薬を含む)が投与された被験者に生じた、あらゆる好ましくない医療上のできごとであり、必ずしも医薬品/生物製剤の投与との因果関係が認められるもののみを指すわけではない。AEの重症度の評価には,National Cancer Institute - Common Terminology Criteria for Adverse Events (NCI-CTCAE) v5.0 を用いる。重症度はGrade1(軽度)からGrade5(死亡)までの範囲で判定される。Grade1=軽度、Grade2=中等度、Grade3=重症、Grade4=生命を脅かす、Grade5=有害事象による死亡。

アミバンタマブの最高血清中濃度(Cmax)

最大1年10ヶ月

Cmaxは、アミバンタマブの最大濃度として定義される。

アミバンタマブの最高血清中濃度到達時間(Tmax)

最大1年10ヶ月

Tmaxは、アミバンタマブの最大血清濃度に達するまでの時間と定義される。

アミバンタマブの曲線下面積(AUCt1-t2)

最大1年10ヶ月

AUCt1-t2は、t1からt2までの血清濃度-時間曲線下面積として定義される。

時間0から終了までの投与間隔ごとの濃度-時間曲線下面積(AUCtau)

最大1年10ヶ月

AUCtauは、時間0から終了までの投与間隔ごとの血清薬物濃度の測定値である。

次回治験薬投与直前の血清中濃度(Ctrough)

最大1年10ヶ月

Ctroughは、次回治験薬投与直前のアミバンタマブの血清中濃度として定義される。

アミバンタマブの累積率(RA)

最大1年10ヶ月

RAは、定常状態での時間0から24時間までの血漿濃度-時間曲線下面積(AUC0-24)を初回投与後のAUC0-24で割ったものとして計算される。

抗アミバンタマブ抗体の被験者数

最大1年10ヶ月

アミバンタマブに対する抗薬物抗体を検出するために血清試料を採取する。バリデートされた免疫学的測定法を用いて抗アミバンタマブ抗体を検出し,特性を評価する。

利用する医薬品等

一般名称

Amivantamab


販売名

なし

組織情報

実施責任組織

ヤンセンファーマ株式会社


住所

東京都千代田区西神田3-5-2