この治験は、先天性プロテインC欠乏症の日本人患者を対象に、薬物の効果を調べるための試験です。具体的には、TAK-662という薬の効果を測定することが主な目的です。
男性・女性
下限なし
上限なし
この治験は、先天性プロテインC欠乏症という疾患に対する新しい治療法を調査するための研究です。この研究は、フェーズ1という初期の段階で行われています。 主な評価方法は、治験薬の効果や安全性を評価するための様々な検査です。例えば、治験薬の血中濃度や体内での動きを調べるための検査や、治験薬に関連する副作用が発生した患者の数を調べる検査が含まれています。 また、治験薬の効果を評価するために、患者が治療を受けた際の結果を評価するスケールを使用しています。これにより、治療の効果や有効性を客観的に評価することができます。 この研究は、新しい治療法の開発に向けて重要な情報を提供することを目的としています。治験に参加する患者の安全性と健康を最優先に考えながら、有益な結果を得ることを目指しています。
介入研究
1. PK試験パート:プロテインC活性値
評価期間:投与前、投与後0.5、1、2、4、8、12、24、36時間
プロテインCはビタミンK依存性血漿蛋白であり、凝固系の重要な構成要素である。プロテインC活性値は合成基質法で測定した。プロテインC活性値を報告した。
2. PK試験パート:TAK-662の終末相半減期(t1/2)
評価期間:投与前、投与後0.5、1、2、4、8、12、24、36時間
TAK-662のt1/2を報告した。
3. PK試験パート:TAK-662の増分回収率(IR)
評価期間:投与前、投与後0.5、1、2、4、8、12、24、36時間
TAK-662のIRを(IU/mL)/(IU/kg)を単位とした測定値で報告した。
4. PK試験パート:TAK-662のin vivo回収率(IVR)
評価期間:投与前、投与後0.5、1、2、4、8、12、24、36時間
血漿で補正したIVRは以下の式を用いて算出した:IVR(百分率[%])=(最高血中濃度(Cmax)[IU/mL]-投与前血中濃度(Cpre-infusion)[IU/mL])*投与前血漿量(PV)[mL]/投与量(国際単位[IU])*100、ただしCmaxはベースライン補正前のCmax実測値とする。TAK-662のIVRを百分率を単位とした測定値で報告した。
5. PK試験パート:時間0から最終定量可能濃度時点までの血漿中濃度-時間曲線下面積(AUClast)
評価期間:投与前、投与後0.5、1、2、4、8、12、24、36時間
AUClastをIU*h/mlを単位とした測定値で報告した。
6. PK試験パート:TAK-662の時間0から無限大時間までの血漿中濃度-時間曲線下面積(AUC0-infinity)
評価期間:投与前、投与後0.5、1、2、4、8、12、24、36時間
TAK-662のAUC0-infinityを報告した。
7. PK試験パート:TAK-662の最高血中濃度(Cmax)
評価期間:投与前、投与後0.5、1、2、4、8、12、24、36時間
TAK-662のCmaxを報告した。
8. PK試験パート:TAK-662の最高濃度到達時間(Tmax)
評価期間:投与前、投与後0.5、1、2、4、8、12、24、36時間
TAK-662のTmaxを報告した。
1. PK試験パートと継続試験パート:治験薬投与と関連のある有害事象が発現した被験者数
評価期間:PK試験パート:治験薬投与開始時からDay 7まで、継続試験パート:継続試験パートの治験薬初回投与から35ヵ月まで
治験薬投与と関連のある有害事象は、治験薬投与と時間的に明白な因果関係がある有害事象(治験薬投与中止後を含む)、もしくは原疾患、合併症、併用薬及び併用処置等の治験薬以外の要因も推定されるが治験薬との因果関係が否定できない有害事象と定義した。治験責任医師により治験薬と関連ありと判断された有害事象を発現した被験者数を報告した。
2. 継続試験パート:オンデマンド治療時における有効性の各評価スケール(effective、effective with complications又はnot effective)で判定されたエピソードの数
評価期間:継続試験パート:継続試験パートの治験薬初回投与から35ヵ月まで
PF、CISN、WISN、及び/又はその他の血管血栓塞栓性イベントの治療効果を、治験責任医師又は治験分担医師が有効性の評価スケールを用いて、Effective、Effective with Complications又はNot Effectiveで評価した。Effective:皮膚病変の安定化および退縮/血栓の安定化、Effective with Complications:治療効果はあったが、有害事象が発生し、治療レジメンに影響があった(投与量や投与頻度の変更)、治療中止となった、もしくは病原性ウイルス感染が誘引された、Not Effective:その他すべての場合
3. 継続試験パート:短期補充として投与したときの、PF又は血栓塞栓性合併症の症状が認められなかった外科的エピソードの割合
評価期間:継続試験パート:継続試験パートの治験薬初回投与から35ヵ月まで
短期補充として投与したときの、PF又は血栓塞栓性合併症の症状が認められなかった外科的エピソードの割合を報告した。
4. 継続試験パート:長期補充中のPF及び/又は血栓性エピソードの発現数
評価期間:継続試験パート:継続試験パートの治験薬初回投与から35ヵ月まで
長期補充中のPF及び/又は血栓性エピソードの発現数の評価が予定されていた。
フェーズ1: 健康な成人が対象
TAK-662
セプーロチン
武田薬品工業株式会社
大阪府大阪市中央区道修町四丁目1番1号
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