企業治験
加齢黄斑変性患者に対するファリシマブの長期的な安全性と忍容性を調べる治験(多施設共同オープンラベル継続投与試験)
目的
この治験は、新生血管を伴う加齢黄斑変性患者に対して、ファリシマブを硝子体内投与した場合の長期的な安全性、忍容性、有効性を評価することを目的としています。また、薬物動態、免疫原性、バイオマーカーに関する追加評価も行われます。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、50歳以上の男性・女性で、以前に同じ治験に参加し、治験中止せずに完了した方が対象です。また、妊娠可能な女性は、治験期間中及び治験薬の最終投与日から最低3カ月間、避妊法を使用することに同意する必要があります。ただし、妊娠中や授乳中、または妊娠を希望している方は参加できません。また、ファリシマブの使用が禁忌となる疾患や状態を持っている方、生物製剤に対する重度アレルギー反応や過敏症がある方、併用禁止療法として示された薬剤や治療を継続的に使用する必要のある方は参加できません。
治験内容
この治験は、新生血管を伴う加齢黄斑変性という病気に対する薬の効果を調べるものです。治験のフェーズは3で、安全性や有効性、薬の動きなどを評価します。安全性については、眼や全身の有害事象の発現率や重症度を調べます。有効性については、ETDRSチャートを使って視力の変化や、網膜の厚さや液の有無などを調べます。また、薬の投与頻度についても調べます。治験期間中にQ8W、Q12W、Q16Wの頻度で投与を受けた被験者の割合を調べます。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
安全性
・眼の有害事象の発現率及び重症度
・全身(眼以外)の有害事象の発現率及び重症度
第二結果評価方法
有効性、探索性、薬物動態
・ETDRSチャートを用いて開始距離4 m から測定したBCVA の変化
・15,10,5 文字以上のBCVA の低下を回避した被験者の割合
・ BCVA が15,10,5,0 文字以上改善した被験者の割合
・ 光干渉断層撮影(OCT)により測定した中心領域網膜厚(CST)の変化
・ OCT による判定で網膜中心に以下を認めない被験者の割合:網膜内滲出液,網膜下液,網膜内滲出液と網膜下液の両方,網膜内嚢胞,色素上皮剥離
・ FFA により評価した総CNV 面積の変化
・ FFA により評価した総漏出面積の変化
・ LTE 試験中のファリシマブの注射回数
・ 治験期間中にQ8W,Q12W,Q16W の頻度で投与を受けた被験者の割合
治験フェーズ
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
利用する医薬品等
一般名称
RO6867461 (faricimab)
販売名
バビースモ硝子体内注射液120mg/mL
実施組織
F. ホフマン・ラ・ロシュ社
東京都中央区日本橋室町 2-1-1
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