クローディン18.2陽性胃腺癌及び食道胃接合部腺癌患者を対象に半減期を延長した二重特異性T細胞誘導分子であるAMG 910の安全性、忍容性、薬物動態及び有効性を評価する国際共同第I相試験

治験

目的

成人被験者におけるAMG 910の安全性及び忍容性を評価し、最大耐量(MTD)及び/又は第II相試験I相試験I相試験推奨用量(RP2D)を決定する。

基本情報

募集ステータス
募集中


フェーズ1

参加条件

性別

男性・女性


年齢

18歳 以上99歳 以下


選択基準

1. 転移性又は局所進行性の切除不能な胃腺癌又はGEJ腺癌であることが組織学的又は細胞学的に確認されており、CLDN18.2陽性である被験者。

2. 各国の指針及び承認に基づき、根治的手術に不適格であり、2レジメン以上の標準全身療法[プラチナ製剤、フルオロピリミジン、タキサン又はイリノテカン、及び承認されたVEGFR抗体/TKIを含む療法]に抵抗性を示したか、又はその後に再発した被験者。

3. HER2標的療法に適格である被験者については、前治療に、承認されたHER2標的抗体が含まれていること。

4. 前述の治療選択肢が医学的に適切ではなかった場合は、そのような被験者も組入れが可能である。この場合、前述の胃癌に対する治療法が医学的に適切ではなかった理由について、被験者のeCRFに記載する必要がある。

5. 用量拡大パートについてのみ:スクリーニングスキャンの3カ月以内に生検が行われていない10 mm以上の測定可能病変を少なくとも1つ有する被験者。この病変は、治験期間中のいずれの時点でも生検することができない。

6. 病状が安定しており、抗凝固療法が1カ月以上継続しており、明らかな出血の徴候及び症状がなく、凝固パラメータを満たしている被験者。

7. プロトンポンプ阻害薬を使用できる被験者。


除外基準

1. 初回投与開始前4週間(緩和目的の放射線照射は14日間)以内に抗がん治療又は免疫療法を受けた被験者。

2. 未治療又は症候性の中枢神経系(CNS)転移、軟膜病変又は脊髄圧迫。

3. 治験中に長期的な全身ステロイド療法又はその他の免疫抑制療法を要する自己免疫障害を有する被験者。そのような自己免疫障害には潰瘍性大腸炎、クローン病、又は慢性的な悪心、嘔吐若しくは下痢を引き起こす他の胃腸系自己免疫障害などがある。直近又は現在の吸入ステロイドの使用又は副腎機能不全の場合の生理的補充は除外されない。

4. 原疾患の癌に関連しない以下の胃腸の炎症状態のエビデンス又は病歴が過去3カ月以内に認められた被験者:ガストリノーマ、十二指腸炎、又は胃潰瘍、十二指腸潰瘍、及び膵炎の診断を受けた者、又は最近胃出血が認められた者。AMG 910の初回投与の4週間以上前に対症療法/免疫抑制療法を中止し、症状が消失し、胃内視鏡検査で活動性病変の徴候が認められない場合は、組入れ可能である。

5. 遺伝性の出血性疾患(例:ウィルブランド病、血友病A及びその他の凝固因子欠乏症)を有する被験者及びヘパリン起因性血小板減少症を有することがわかっている被験者。

6. 治験治療期間中に非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)を必要とする被験者。NSAIDは治療開始前7日以内に中止する必要がある。

治験内容

介入研究


主要結果評価方法

1. 用量制限毒性(DLT)を発現した被験者数[ 2年 ]

 DLT評価期間中に発現したいずれかの毒性が治験責任医師によりAMG 910の投与に関連すると判断された場合、その毒性の被験者のグレードをDLT評価とする。

2. 試験治療下で有害事象を発現した被験者数[ 2年 ]

3. 治験薬と関連のある有害事象を発現した被験者数[ 2年 ]

4. バイタルサインにおいて臨床的に有意な変化が見られた被験者数[ 2年 ]

5. 心電図(ECG)において臨床的に有意な変化が見られた被験者数[ 2年 ]

6. 臨床検査において臨床的に有意な変化が見られた被験者数[ 2年 ]


第二結果評価方法

1. 最高血清中濃度(Cmax)[ 2年 ]

2. 最低血清中濃度(Cmin)[ 2年 ]

3. 投与間隔にわたる濃度―時間曲線下面積(AUC)[ 2年 ]

4. 反復投与後の蓄積性[ 2年 ]

5. 半減期(t1/2)[ 2年 ]

6. 固形がんの治療効果判定規準(RECIST)第1.1 版及びiRECISTに基づく客観的奏効(OR)[ 2年 ]

7. 奏効期間(DOR)[ 2年 ]

8. 無増悪期間[ 2年 ]

9. 無増悪生存期間(PFS)[ 6カ月及び1年無増悪生存率 ]

10. 全生存期間(OS)[ 1年及び2年全生存率 ]

利用する医薬品等

一般名称

AMG 910


販売名

なし