慢性期慢性骨髄性白血病に対するチロシンキナーゼ阻害剤併用時のTM5614の有効性を検証する第Ⅲ相試験
目的
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東北大学病院
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参加条件
男性・女性
選択基準
(1) 18歳以上の患者(2) 本治験参加について、本人からの文書による同意が得られている患者(3) フィラデルフィア染色体が陽性の慢性期の慢性骨髄性白血病患者であり、かつ、Major B-ABL1の発現が陽性の患者(4) イマチニブ、ニロチニブ、ダサチニブ又はボスチニブによる治療を3年間以上、6年間未満実施している患者(5) 登録前の12週間、TKIが変更されていない患者(6) 登録前の12週間、TKIの用量を変更していない患者(7) B-ABL(IS)が0.1%以下の患者(8) B-ABL(IS)が0.0032%を超える患者(9) ECOG PSが0~2の患者(10) 及びが施設基準値上限の2.5倍以下の患者(11) 総が施設基準値上限の2.5倍以下の患者(12) 治験期間中、適切な方法を用いて避妊することに同意が得られる患者
除外基準
(1) 妊婦、授乳婦(2) 登録前の30日以内に、他の治験又は試験に参加し、薬剤の投与を受けた患者(3) 造血幹細胞移植歴のある患者(自家細胞、同種細胞)(4) 以下の心血管疾患を有する患者 NYHAクラス分類Ⅱ~Ⅳのうっ血性心不全の患者 登録前6ヶ月間に心筋梗塞の既往がある患者 治療が必要な症候性不整脈がある患者(5) B-ABLキナーゼドメインのT315I変異が認められる患者(6) 過去に移行期、急性期の診断をされたことのある患者(7) の悪性腫瘍を有する患者(8) HIV陽性の患者(9) 出血傾向が認められる患者(10) その他、治験責任(分担)医師が本治験の対象として不適格であると判断した患者
治験内容
介入研究
治験薬投与開始後のDMR(BCR-ABL(IS) <= 0.0032%)として定義されるDMRに到達した患者のうちの96週間DMR継続率
・治験薬投与開始後48週時点でのDMR(BCR-ABL(IS) <=0.0032%)として定義されるDMRに到達した患者の累積達成率・BCR-ABL(IS)の推移
利用する医薬品等
TM5614
販売名
なし
組織情報
東北大学病院
東京都中央区入船1-2-9
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