日本人肺MABC症患者にクロファジミンと抗菌薬3剤を併用した際の クロファジミンの薬物動態を探索する第I相試験

治験

目的

排菌が陽性の日本人肺Mycobacterium abscessus complex(MABC)症患者を対象として、クラリスロマイシン、アミカシン、イミペネム水和物・シラスタチンナトリウムとクロファジミンを14日間併用した際の、投与1日目と投与13日目のクロファジミン及びクラリスロマイシン、アミカシン、イミペネム水和物・シラスタチンナトリウムの薬物動態(PK)/薬力学(PD)を検討する。

基本情報

募集ステータス
募集中


フェーズ1

同じ対象疾患の治験

(1件)

    参加条件

    性別

    男性・女性


    年齢

    20歳 以上85歳 以下


    選択基準

    (同意取得時に確認する選択基準)

    治験責任医師等は、同意取得時に、以下の1)~7)については医療記録から確認し、8)及び9)については被験者に遵守可能又は遵守の意思があることを確認する。

    1) 本治験の参加について患者本人から書面での同意取得が得られた者

    2) 2020年のATS/ERS/ESCMID/IDSA guidelineの診断基準を満たした日本人※肺MABC症患者

    ※日本人とは、本人・両親が日本国籍で、母方と父方の祖父母が日本国籍を有している者をいう。

    3) 同意取得時の年齢が20歳以上85歳以下の患者

    4) 同意取得時点で肺MABC症による臨床症状(喀痰、咳、喀血、胸痛、息切れ、疲労感、発熱、寝汗、食欲不振、体重減少など)を認める者

    5) 肺MABC症による画像所見(胸部CTで気管支拡張、粒状影、小結節陰影、空洞性病変、浸潤影など)を認める者。画像所見は、スクリーニング開始前6か月以内に撮像されたもので確認する。

    6) 治験期間中、治験薬の内服が可能な者

    7) スクリーニング開始前4週間以内の肺MABC症に対する抗菌活性を有する抗菌薬の投与歴がない者

    8) 投与開始前日から16日間入院可能な者

    9) 妊娠可能な女性患者の場合、治験期間中及びクロファジミンの最終投与から少なくとも4か月間の避妊に同意する患者

    スクリーニング期間中に確認する選択基準)

    10) スクリーニング前6か月以内に喀痰培養又は気管支鏡検体培養で1回以上陽性が確認されており、かつ、スクリーニング時の培養検体で陽性が確認された患者。なお、スクリーニング前の陽性の確認が喀痰培養による場合は、2回以上陽性であり、かつそのうち1回はスクリーニング前6か月以内に確認されている必要がある。


    除外基準

    1) クロファジミンの内服歴のある患者

    2) ランプレン®並びにクラリスロマイシン、アミカシン、及びイミペネム水和物・シラスタチンナトリウムのいずれかの成分に対し過敏症の既往のある者

    3) ピモジド、エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン、スボレキサント、ロミタピドメシル酸塩、タダラフィル、チカグレロル、イブルチニブ、イバブラジン塩酸塩、ベネトクラクス[再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の用量漸増期]、ルラシドン塩酸塩、アナモレリン塩酸塩を投与中の患者(クラリスロマイシンの禁忌

    4) 肝臓又は腎臓に障害のある患者で、コルヒチンを投与中の患者(クラリスロマイシンの禁忌

    5) アミノグリコシド系抗生物質又はバシトラシンに対し過敏症の既往歴のある患者(アミカシンの禁忌

    6) 本人又はその血族がアミノグリコシド系抗生物質による難聴又はその他の難聴のある患者(アミカシンの原則禁忌

    7) バルプロ酸ナトリウム投与中の患者(イミペネム水和物・シラスタチンナトリウムの禁忌

    8) 以下のQT間隔延長のリスクのある患者

    (1) トルサード・ド・ポワントの病歴又は他の心不全の危険因子を持つ患者

    (2) 臨床的に処置の検討が必要な低カリウム血症のある患者

    (3) 家族性QT延長症候群又は既知のトルサード・ド・ポワントの家族歴のある患者

    (4) スクリーニング時に実施した12誘導心電図において5 ± 1分間隔で3回測定したQTcFの平均値が450 msecを超える患者

    9) 投与開始前14日以内にQT/QTc間隔を延長する薬を併用している患者

    10) スクリーニング時の検査値が以下に抵触する患者

    (1) AST又はALTが施設基準値上限の3倍以上及び又は総ビリルビンが施設基準値上限の2倍以上

    (2) eGFR(mL/min/1.73 m2)が30 mL/min未満

    11) 難聴を有する又は併用薬(アミカシン)による耳毒性(難聴)が発現するおそれがある患者[スクリーニング時の聴力検査(気導による250~8000 Hzの検査)で異常が認められた場合に耳鼻咽喉科を受診することとし、耳鼻咽喉科医師により難聴がある又は併用薬(アミカシン)の使用により耳毒性(難聴)が発現するおそれがあると判断された場合に除外とする]。

    12) 神経筋脱力による呼吸抑制等があり、治験参加に問題があると治験担当医師により判断された患者

    13) スクリーニング前1年以内に、治療を要する活動性の原発又は転移性又はその他の悪性腫瘍の既往がある者。(上皮内癌、あるいは手術や他の治療により悪性腫瘍が治癒しており、再発リスクが極めて低いと判断される場合を除く。)

    14) スクリーニング時にHIV抗体、HCV抗体、HBs抗原、HBs抗体、HBc抗体のいずれかが陽性の患者(但し、HBs抗体、HBc抗体検査が陽性であっても担当医の判断でHBV-DNAを測定し、陰性の場合に限り組み入れ可能とする。)

    15) 妊娠検査が陽性もしくは授乳中の女性

    16) 経口摂取物の吸収に影響する合併症(吸収不良症候群等)を有し、治験薬及び併用薬(経口剤)の吸収が影響を受けると治験担当医師により判断された患者

    17) 現在、アルコール、薬剤、違法薬物を乱用している患者

    18) その他、治験参加に問題があると治験担当医師により判断された患者

    治験内容

    介入研究


    主要結果評価方法

    クロファジミン及びクラリスロマイシン、アミカシン、イミペネム水和物・シラスタチンナトリウムのPK/PD


    第二結果評価方法

    ・有害事象

    ・投与開始後13日におけるQT時間のベースラインからの変化

    ・投与期間中におけるQT延長関連事象の発生頻度

    利用する医薬品等

    一般名称

    クロファジミン(JAN)、クラリスロマイシン、アミカシン硫酸塩、イミペネム水和物・シラスタチンナトリウム


    販売名

    ランプレンカプセル50mg、クラリス錠200、アミカシン硫酸塩注射用100mg「日医工」、チエナム点滴静注用0.5g/チエナム点滴静注用キット0.5g

    組織情報

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