ムコ多糖症Ⅱ型患者を対象としたイデュルスルファーゼβの長期投与試験

治験

目的

重症型のムコ多糖症Ⅱ型患者を対象として,イデュルスルファーゼβを脳室内に投与したときの有効性及び安全性を評価する。また,BHP001試験でイデュルスルファーゼβによる治療を受けており,承認後も継続して治療を希望する患者(治験責任医師又は治験分担医師により治療を継続することが有益であると判断された患者)に対し,イデュルスルファーゼβによる治療を受ける機会を提供する。

基本情報

募集ステータス研究終了


フェーズ3

お問い合わせ情報

組織

クリニジェン株式会社


メールアドレス

komei.yanagi@clinigen.co.jp


電話番号

03-6869-0663

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治験内容の理解には医学的な知識が必要です。

治験実施組織に直接お問い合わせになる前に、受信中のお医者さまとご相談してください。

参加条件

性別

男性


年齢
0歳 6ヶ月 以上15歳 未満

選択基準

以下の1)~4)の基準のすべてを満たす患者,又は5)に該当する患者を本試験の対象とした。1) 重症型ムコ多糖症Ⅱ型(タイプC又はD)の診断が確定した患者 以下の両方を満たす場合に重症型ムコ多糖症Ⅱ型の診断を確定する。 ・白血球中のイズロネート2-スルファターゼの活性が低いか,定量限界以下で,尿中ウロン酸排泄量が基準値を超える。 ・イズロネート2-スルファターゼの活性が低下すると考えられる重症型の遺伝子変異を有する。2) 6ヶ月以上15歳未満の男性患者3) 過去に造血幹細胞移植を受けたことがない患者4) イデュルスルファーゼが試験開始の12週間以上前から静脈内に投与されている患者(試験開始前12週間の合計投与回数が10回以上で,

に問題のないことを確認する)5) BHP001試験でイデュルスルファーゼβによる治療を受けており,承認後も継続して治療を希望する患者(治験責任医師又は治験分担医師により治療継続が有益であると判断された患者)


除外基準

診断及び主要な組入れ基準(除外基準):たとえ選択基準に適合しても,以下のいずれかに該当する患者は本試験の対象としなかった。1) 尿中ウロン酸量が年齢別基準上限値の50倍以上を示した患者2) 脳室・腹腔内シャントが施行された患者3) 末期の臓器機能障害や他の重篤な疾患を有する患者4) 悪性新生物に罹患している患者5) 治験薬の成分にアナフィラキシーショックの既往歴を持つ患者6) その他,治験責任医師又は治験分担医師が対象として不適格と判断した患者

治験内容

介入研究


主要結果評価方法

【探索的有効性評価項目】1) 脳脊髄液中ヘパラン硫酸濃度2) 発達年齢【安全性評価項目】1) 有害事象2) 臨床検査及びバイタルサイン


第二結果評価方法

利用する医薬品等

一般名称

イデュルスルファーゼ ベータ


販売名

なし

組織情報

実施責任組織

クリニジェン株式会社


住所

東京都中央区日本橋1-16-3 日本橋木村ビル6階

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