ヒュンタラーゼ脳室内注射液15mg 一般使用成績調査
目的
ヒュンタラーゼ注15mg脳室内投与用はムコ多糖症Ⅱ型(ハンター症候群)を適応とする世界で初となるイデュルスルファーゼ ベータの脳室内投与製剤であり、希少疾患用医薬品として2020年12月に承認された。承認までに投与された被験者数が少ないために承認条件として全例調査が義務づけられており、本調査は製造販売後の使用実態下での本剤の安全性、有効性を確認するために実施するものである。
お問い合わせ情報
クリニジェン株式会社
komei.yanagi@clinigen.co.jp
03-6869-0663
治験内容の理解には医学的な知識が必要です。
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参加条件
男性
選択基準
ムコ多糖症Ⅱ型においてヒュンタラーゼ注15mg脳室内投与用を投与されたすべての症例
除外基準
なし
治験内容
観察研究
1)患者背景2)アナフィラキシーの有無3)有効性主要評価項目(1)脳脊髄液(CSF)中ヘパラン硫酸(HS)濃度(2)発達年齢(新版K式発達年齢検査)製造販売承認申請に用いたBHP001試験で実施した評価項目と同じ項目に関し、有効性に関する情報収集を実施する。4)抗体検査5)臨床検査6)併用療法7)臨床所見(バイタルサイン、理学的検査含む)8)有害事象(1)植込み型脳脊髄液リザーバ装着処置に伴う有害事象(医療機器関連合併症)(2)本剤に伴う有害事象9)観察頻度(1)発達年齢については、開始時、52週時および以後48週ごとに測定する。可能であれば24週ごとの測定を行う。 (2)患者背景は開始時、その他の項目は開始時、12週時、24週時、36週時、52週時および以後12週ごとに測定する。
利用する医薬品等
イデュルスルファーゼ ベータ
販売名
ヒュンタラーゼ脳室内注射液 15 mg
組織情報
クリニジェン株式会社
東京都中央区日本橋1-16-3 日本橋木村ビル6階