企業治験
小児と青年の視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)患者に対するラブリズマブの効果、安全性、薬物の働きを調べる治験(第II/III相、非盲検、既存対照、単一群、多施設共同試験)
目的
小児のNMOSD患者において、ラブリズマブの効果を調べるための治験を行います。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、2歳以上18歳未満の男女で、抗AQP4抗体陽性で、NMOSDの診断が確定されていること、補体阻害剤による治療の経験がなく、スクリーニング期間前の過去12ヵ月間に少なくとも1回の発作又は再発が発現していること、スクリーニング時のEDSSスコアが7以下であること、そして過去5年以内に悪性腫瘍の既往がないことなどが含まれます。また、髄膜炎菌ワクチンの接種を受ける必要があります。ただし、HIV陽性、先天性免疫不全症、髄膜炎菌感染の既往歴がある、などの条件に該当する場合は、治験に参加できません。
治験内容
この治験は、NMOSD視神経脊髄炎スペクトラム障害という病気を対象にしています。治験のフェーズは2で、治験の期間中に再発率や病気の進行度合いなどを評価します。主要な評価方法は、年間再発率の変化量や再発までの期間、そしてEDSSスコアや視力、対座視野、色覚などの変化量です。また、血液中のラブリズマブ濃度や遊離C5濃度の変化も評価します。治験に参加することで、この病気の治療法の開発に貢献することができます。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
−年間再発率(ARR)のベースラインaからWeek 50までの変化量
−Week 50までの最初の評価された「治験中再発」までの期間(TFR)
第二結果評価方法
−EDSSスコアのベースラインからWeek 50までの変化量
−Hauser Ambulation Index(HAI)のベースラインからWeek 50までの変化量
−視力のベースラインから主要投与期間終了(Week50)までの変化量
−対座視野のベースラインから主要投与期間終了(Week 50)までの変化量
−色覚のベースラインから主要投与期間終了(Week50)までの変化量
−主要投与期間終了(Week 50)までの血清ラブリズマブ濃度
−主要投与期間終了(Week 50)までの血清遊離C5濃度の絶対値、ベースラインからの変化量及びベースラインからの変化率の経時的推移
治験フェーズ
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
利用する医薬品等
一般名称
ラブリズマブ(遺伝子組み換え)
販売名
ユルトミリス
実施組織
アレクシオンファーマ合同会社
東京都港区芝浦三丁目1番1号田町ステーションタワーN
同じ対象疾患の治験
お医者さまへ
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
治験を募集している方ですか?
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。