企業治験
栄養障害型表皮水疱症患者の難治性潰瘍に対する薬剤S-005151の効果を調べる、第2段階の多施設共同試験
AI 要約前の題名
栄養障害型表皮水疱症患者を対象とした S-005151の難治性潰瘍に対する有効性を評価するための第2相多施設共同非盲検非対照試験

目的
S-005151という治療薬が、難治性潰瘍を持つ表皮水疱症患者に効果があるかどうかを調べるための治験を行う。効果の指標は、難治性潰瘍の閉鎖の有無。
AI 要約前の目標
難治性潰瘍を有する栄養障害型表皮水疱症患者を対象に,難治性潰瘍の閉鎖を指標として,S-005151の難治性潰瘍に対する有効性を検討すること.
参加条件
この治験に参加できる人は、栄養障害型表皮水疱症という病気を持っている男性・女性で、生まれた時から皮膚や口腔粘膜に水疱やびらん・潰瘍ができやすく、その症状が持続している人、または家族に同じ病気を持っている人、または特定の検査で病気の原因となる遺伝子の変異が見つかった人です。また、治験に参加する前に、12週間以上閉鎖していない、面積が4 cm2以上で、前の観察期間中に50%以上の面積縮小が認められない難治性潰瘍を持っている人も参加できます。ただし、栄養障害型以外の表皮水疱症を持っている人や、治験に参加する前にステロイドや免疫抑制剤を長期間使っている人は参加できません。
AI 要約前の参加条件
性別
男性・女性
年齢
下限なし上限なし
選択基準
・下記の1を満たし,かつ2~5の少なくとも一つを満たすことが現在又は過去に確認されている栄養障害型表皮水疱症患者.
1.生直後あるいは0~6歳頃より軽微な機械的刺激により皮膚や口腔粘膜に容易に水疱,びらん・潰瘍を生じ,症状が持続している.
2.家系内に栄養障害型表皮水疱症患者が存在する.
3.水疱初発部位の組織学的検査により,水疱が基底膜直下の真皮内で形成されている.
4.非水疱部の免疫蛍光染色により皮膚基底膜部のVII型コラーゲンの減少・消失を認める.
5.遺伝子診断によりVII型コラーゲン遺伝子 (COL7A1) 変異を認める.
・登録時に,12週間以上閉鎖しておらず,面積が4 cm2以上で,Visit 1と比較して前観察期間中に50%以上の面積縮小が認められない難治性潰瘍を有する栄養障害型表皮水疱症患者.
除外基準
・栄養障害型以外の表皮水疱症患者.
・同意取得から投与開始までに,表皮水疱症の又はその他の理由で,ステロイドもしくは免疫抑制剤の長期全身投与を新たに実施した患者.
治験内容
この治験は、栄養障害型表皮水疱症という病気に対して行われています。治験のフェーズは2で、患者さんたちに新しい治療法を試してもらいます。この治療法が効果的かどうかを調べるために、難治性潰瘍の閉鎖という結果を見ます。つまり、患者さんたちの傷口が治るかどうかを調べるんです。
利用する医薬品等
一般名称
S-005151
販売名
なし
組織情報
実施責任組織
塩野義製薬株式会社
大阪府大阪市中央区道修町3丁目1番8号
お問い合わせ情報
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