治験の目的は、先天性血液凝固第X因子欠乏症の患者を対象に、新しい薬物KD-416の効果や安全性を評価するための試験を行うことです。
男性・女性
下限なし
上限なし
この治験は、先天性血液凝固第X因子欠乏症という疾患に対する新しい治療法を研究するものです。治験はフェーズ3で行われており、患者さんに新しい薬を投与してその効果や安全性を調べます。 治験の内容は、まず第I相パートでは、患者さんに1回だけ薬を投与して、その後の血液中の凝固因子Xの活性や薬の体内での働き方などを調べます。12歳以上と12歳未満の患者さんに対して、複数回の血液検査を行い、薬の効果を評価します。 第III相パートでは、患者さんが出血した時に薬を投与した場合の効果や、手術前後に薬を使った場合の効果、そして定期的に薬を投与した場合の効果を調べます。また、薬を定期的に投与することで出血エピソードの頻度を減らすことも目的としています。 この治験では、患者さんの血液凝固因子Xの活性や薬の効果を詳しく調べることで、新しい治療法の開発につながるデータを得ることが目的です。
介入研究
(1)第I相パート
本剤1回投与後のFX 活性(以下、FX:C)から算出される血中半減期、最高血中濃度(Cmax)、最高血中濃度到達時間(Tmax)、血中濃度時間曲線下面積(AUC)、分布容積(Vd)、クリアランス(CL)、消失速度定数、平均滞留時間(MRT)*
*12歳以上、12歳未満いずれも、初回投与前、投与10分後、2時間後、24時間後、48時間後、96時間後、144時間後のFX:Cの測定を中央検査にて実施し、血中半減期等の幾何平均値を求める。なお、12歳未満については被験者数が少ない場合、血中半減期等の幾何平均値は参考値とする。
(2)第III相パート
出血時投与:出血に対する本剤の止血効果
周術期投与:周術期における出血抑制・止血効果
定期投与:現行療法期間と定期投与期間における医薬品(本剤含む)による止血治療を要した出血エピソードの年間出血率(以下、ABR*)
*ABR=(評価期間中の出血エピソード数)/(評価期間の総日数)×365.25
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
KD-416
なし
KMバイオロジクス株式会社
熊本県菊池市旭志川辺1314-1
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