SAR443579という新しい薬を再発や難治性の急性骨髄性白血病やその他の病気を持つ成人や子供の患者に投与する試験を行うことで、薬の安全性や有効性を調査する目的があります。
男性・女性
1歳以上
上限なし
この治験は、急性リンパ性白血病や難治性急性骨髄性白血病などの疾患を対象として行われています。治験の目的は、新しい治療法の効果や安全性を調べることです。 治験はフェーズ1で行われており、主な評価方法としては、投与量の増加に伴う有害事象の発現や治療効果の評価が含まれています。また、日本人被験者における有害事象の割合や特定の疾患に対する治療効果も評価されます。 さらに、治験の結果として、推奨投与量や有害事象の発現割合、臨床反応の評価などが報告される予定です。治験の期間は最長で30か月までとなっています。治験の結果は、新しい治療法の開発や患者の治療に役立つ情報となることが期待されています。
介入研究
1. 用量漸増パート:用量制限毒性(DLT)の発現割合
[評価期間:Day 1からDay 28まで]
DLTには血液学的及び非血液学的異常が含まれる。SAR443579の投与後に認められ、治験責任(分担)医師及び治験依頼者に評価された、事前に規定された有害事象である。
2. 日本のコホートC:日本人被験者におけるDLTの発現割合
[評価期間:Day 1からDay 28まで]
DLTには血液学的及び非血液学的異常が含まれる。SAR443579の投与後に認められ、治験責任(分担)医師及び治験依頼者に評価された、事前に規定された有害事象である。
3. 拡大/最適化パート(コホートA1、A2及びD)、AML: AMLの2003年改訂版国際作業部会(IWG)基準に基づくCR + CRh + CRiが得られた被験者の割合
[評価期間:6か月まで]
投与に対する臨床反応の測定:AMLの2003年改訂版IWG基準に基づくCR + CRh + CRiが得られた被験者の割合。
4. 拡大/最適化パート(コホートB)、MDS:MDSの2023年IWG効果判定基準に基づく全奏効率(ORR)(CR + CR相当 + 部分奏効[PR]+限定的な数の回復を伴うCR[CRL]+ CRh + 血液学的改善[HI])
[評価期間:6か月まで]
投与に対する臨床反応の測定:MDSの2003年IWG効果判定基準に基づくORR(CR + CR相当 + PR + CRL + CRh + HI)。
1. 拡大/最適化パート - コホートA、B及びD:拡大コホートの推奨用量(RDE)
[評価期間:12か月まで]
SAR443579の拡大コホートの推奨用量(RDE)。
2. 用量漸増及び拡大/最適化パート - コホートA、B、C及びD:治験薬投与下で発現した有害事象(TEAE)を発現した被験者数
[評価期間:30か月まで]
治験薬投与下で発現した有害事象(TEAE)を発現した被験者数。
3. 用量漸増及び拡大/最適化パート - コホートA、B、C及びD:Ctrough
[評価期間:Day 1から試験終了(最長30か月)まで]
反復投与中の治験薬投与直前に認められた濃度(Ctrough)。
4. 用量漸増及び拡大/最適化パート - コホートA、B、C及びD:抗薬物抗体(ADA)の発現割合
[評価期間:30か月まで]
抗薬物抗体(ADA)を発現した被験者の割合。
5. 用量漸増及び拡大/最適化パート - 日本のコホートC、AML:AMLの2003年改訂版IWG効果判定基準に基づくCR + CRh + CRi率
[評価期間:6か月まで]
投与に対する臨床反応の測定。
6. 用量漸増及び拡大/最適化パート - 日本のコホートC、MDS:用量漸増パートのIWG 2023年版MDS効果判定基準に基づくCR率及びORR率、並びに2023年のIWGに基づくORR率
[評価期間:6か月まで]
投与に対する臨床反応の測定。
7. 用量漸増及び拡大/最適化パート - 日本のコホートC、B-ALL:全米総合がん情報ネットワーク(NCCN)で定義するCR + CRh + CRi率
[評価期間:6か月まで]
投与に対する臨床反応の測定。
8. 拡大/最適化パート - コホートA及びD:ORR
[評価期間:6か月まで]
投与に対する臨床反応の測定。
9. 拡大/最適化パート - コホートA及びD:CR + CRh + CRiの期間(複合完全寛解の期間)
[評価期間:30か月まで]
投与に対する臨床反応の期間の測定。
10. 拡大/最適化パート - コホートA及びD:CR + CRi + CRh + PR + 形態学的に白血病細胞がない状態(MLFS)の期間(ORRの期間)
[評価期間:30か月まで]
投与に対する臨床反応の期間の測定。
11. 拡大/最適化パート - コホートA及びD:代替CR率
[評価期間:6か月まで]
投与に対する臨床反応の測定。
12. 拡大/最適化パート - コホートA及びD:CR + CRhの期間(代替CRの期間)
[評価期間:30か月まで]
投与に対する臨床反応の期間の測定。
13. 拡大/最適化パート - コホートA及びD:無イベント生存期間(EFS)
[評価期間:6か月まで]
EFSは治験薬割付け初日から再発、治療不成功又は死亡が確認された最も早い日までの期間と定義する。
14. 拡大/最適化パート - コホートA及びD:全生存期間(OS)
[評価期間:30か月まで]
OSは治験薬割付け初日から原因を問わない死亡までの期間と定義する。
15. 拡大/最適化パート - コホートA及びD:HSCTの割合
[評価期間:30か月まで]
治験薬投与直後かつその後のAML治療前のHSCTの割合。
16. 拡大/最適化パート - コホートA及びD:治療成功期間(TTF)
[評価期間:6か月まで]
TTFは治験薬割付け初日から寛解を除くあらゆる理由、例えば、再発性疾患、難治性疾患、許容できない有害事象(AE)、被験者の意向又は死亡による中止までの期間と定義する。
17. 拡大/最適化パート - コホートA及びD:輸血依存性からの変換率
[評価期間:Day 0からDay 56まで]
ベースライン後56日間の輸血依存性からの変換率。
18. 拡大/最適化パート - コホートA及びD:ベースライン時に輸血非依存性で、ベースライン後56日間非依存性を維持した被験者の割合
[評価期間:Day 0からDay 56まで]
ベースライン時に輸血非依存性で、ベースライン後56日間非依存性を維持した被験者の割合。
19. 拡大/最適化パート - コホートB:代替CR率
[評価期間:6か月まで]
代替CR率はCR、CR相当、CR unilineage、CR bilineage及びCRhが得られた被験者の割合と定義する。
20. 拡大/最適化パート - コホートB:ORRの期間
[評価期間:30か月まで]
2023年のIWG推奨に基づくCR、CR相当、CRL、CRh、PR若しくはHIが最初に記録された日から疾患進行(PD)、又はCR、CR相当、CRL、CRh、PR若しくはHIからの再発、又は原因を問わない死亡のいずれか早い方までの期間。
21. 拡大/最適化パート - コホートB:EFS
[評価期間:30か月まで]
EFSは治験薬割付け初日から治験実施計画書に定義されたイベントの発現日までの期間と定義する。
22. 拡大/最適化パート - コホートB:OS
[評価期間:30か月まで]
OSは治験薬割付け初日から原因を問わない死亡までの期間と定義する。
23. 拡大/最適化パート - コホートB:HSCTの割合
[評価期間:30か月まで]
治験薬投与直後かつその後の治療前のHSCTの割合。
24. 拡大/最適化パート - コホートB:TTF
[評価期間:30か月まで]
TTFは治験薬割付け初日から寛解を除くあらゆる理由、例えば、再発性疾患、難治性疾患、許容できないAE、被験者の意向又は死亡による中止までの期間と定義する。
25. 拡大/最適化パート - コホートB:代替CR(CR + CR相当 + CRL + CRh)の期間
[評価期間:30か月まで]
投与に対する臨床反応の期間の測定。
26. 拡大/最適化パート - コホートB:無増悪生存期間(PFS)
[評価期間:30か月まで]
治験薬割付け初日からPD、又はCR(又はCR相当)、PR、CRL、CRh若しくはHIからの再発、又は原因を問わない死亡のいずれか早い日までの期間と定義する。
フェーズ1: 健康な成人が対象
SAR443579
なし
サノフィ株式会社
東京都新宿区西新宿三丁目20番2号 東京オペラシティタワー
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