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PAXIS:VEXAS症候群患者におけるpacritinibの効果と安全性を評価する治験(第2相試験)

治験詳細画面

目的


PAXIS:VEXAS症候群患者を対象に、新しい薬pacritinibの効果と安全性を調査するための試験を行います。

対象疾患


VEXAS 症候群

参加条件


募集中

男性・女性

18歳以上

上限なし

選択基準

同意取得時の年齢が18歳以上の方
カルノフスキー・パフォーマンス・ステータスが50%以上の方
末梢血又は骨髄検体を用いた骨髄NGS、ドロップレット方式のデジタルPCR(ddPCR)又はサンガーシーケンシングに基づき、UBA1遺伝子のメチオニン41(M41)又は隣接するスプライス部位(c.118-1又はc.118-2)に病原性変異又は病原性が疑われる変異が確認された方
現在又は登録前6カ月以内に、以下の臓器のいずれかにVEXAS症候群による炎症性の関与が認められる方:皮膚(好中球性皮膚症、皮膚血管炎など)、血管(血管炎など)、筋骨格系(軟骨炎、関節炎など)、眼(ぶどう膜炎、強膜炎など)、眼周囲(眼周囲浮腫など)、泌尿生殖器(精巣上体炎など)、肺(肺胞炎など)
VEXAS症候群の治療のため、登録前の4週間以上連続してGC療法(プレドニゾン又はプレドニゾロン)を受けている方
登録前の10日間以上、プレドニゾン又はプレドニゾロンのベースライン用量が15~45mg/日で安定している方。スクリーニング時にGC以外の別の抗炎症療法に加えて10~14mg/日のGC投与で安定しており、過去にGC単独療法の10mg以上の用量でVEXASフレアが確認されている方は、ウォッシュアウト後のGCの用量を15~45mg/日まで増量し、登録前の10日間以上、この用量が安定している場合に適格となる可能性がある

除外基準

同種造血幹細胞移植(allo-HSCT)又は固形臓器移植(角膜移植を除く)の既往がある方
VEXAS症候群以外の疾患のためにGCの全身療法を受けている方で、GC漸減レジメンの遵守及び/又は有効性評価を妨げる可能性があると治験責任医師により判断された方
抗がん剤治療(メチル化阻害剤[HMAs]など)又はallo-HSCTを必要とする骨髄異形成症候群(MDS)、又は国際予後スコアリングシステム(IPSS-R)改訂版に基づく高リスク又は超高リスクMDSを併発している方。これらの基準に該当しないMDS患者は登録可能
登録前1年以内の悪性腫瘍。ただし、除外基準に基づくMDS、治療により治癒したメラノーマ以外の皮膚癌、又は治療により治癒した上皮内癌は除く。血液疾患の前がん状態(意義不明の単クローン性免疫グロブリン血症[MGUS]、意義不明のクローン性血球減少症など)が認められる方は登録可能
登録前6カ月以内にHMAs(アザシチジン、デシタビンなど)の投与を受けた方、又はこれまでに4サイクルを超えるHMAsの投与を受けた方
登録前の下記期間に以下の薬剤を使用した方:抗CD20製剤(180日)、抗IL-23製剤(90日間)、エタネルセプトを除く抗TNFα製剤(60日間)、カナキヌマブ(60日間)、抗IL-6製剤の静脈内投与(42日間)、抗IL-6製剤の皮下投与(28日間)、抗IL-17製剤(28日間)、抗インテグリン(60日間)、免疫グロブリンの静脈内投与(28日間)、ダナゾール、免疫調節薬(IMiD)、ルスパテルセプト、トロンボポエチン受容体作動薬(28日間)、細胞傷害性化学療法(28日間)、エタネルセプト(21日間)、経口JAK阻害薬(14日間)、カナキヌマブ以外の抗IL-1製剤(14日間)、GC以外の別の抗炎症薬(14日間)
多発性骨髄腫を併発している方、又は血清中M蛋白が3g/dL以上で、腫瘍由来と非腫瘍由来の遊離軽鎖(FLC)比が100以上の方、又は腫瘍由来のFLCが100mg/dL以上の方。MGUS患者は登録可能
同種造血幹細胞移植(allo-HSCT)又は固形臓器移植(角膜移植を除く)の既往がある方
VEXAS症候群以外の疾患のためにGCの全身療法を受けている方で、GC漸減レジメンの遵守及び/又は有効性評価を妨げる可能性があると治験責任医師により判断された方
抗がん剤治療(メチル化阻害剤[HMAs]など)又はallo-HSCTを必要とする骨髄異形成症候群(MDS)、又は国際予後スコアリングシステム(IPSS-R)改訂版に基づく高リスク又は超高リスクMDSを併発している方。これらの基準に該当しないMDS患者は登録可能
登録前1年以内の悪性腫瘍。ただし、除外基準に基づくMDS、治療により治癒したメラノーマ以外の皮膚癌、又は治療により治癒した上皮内癌は除く。血液疾患の前がん状態(意義不明の単クローン性免疫グロブリン血症[MGUS]、意義不明のクローン性血球減少症など)が認められる方は登録可能
登録前6カ月以内にHMAs(アザシチジン、デシタビンなど)の投与を受けた方、又はこれまでに4サイクルを超えるHMAsの投与を受けた方
登録前の下記期間に以下の薬剤を使用した方:抗CD20製剤(180日)、抗IL-23製剤(90日間)、エタネルセプトを除く抗TNFα製剤(60日間)、カナキヌマブ(60日間)、抗IL-6製剤の静脈内投与(42日間)、抗IL-6製剤の皮下投与(28日間)、抗IL-17製剤(28日間)、抗インテグリン(60日間)、免疫グロブリンの静脈内投与(28日間)、ダナゾール、免疫調節薬(IMiD)、ルスパテルセプト、トロンボポエチン受容体作動薬(28日間)、細胞傷害性化学療法(28日間)、エタネルセプト(21日間)、経口JAK阻害薬(14日間)、カナキヌマブ以外の抗IL-1製剤(14日間)、GC以外の別の抗炎症薬(14日間)
多発性骨髄腫を併発している方、又は血清中M蛋白が3g/dL以上で、腫瘍由来と非腫瘍由来の遊離軽鎖(FLC)比が100以上の方、又は腫瘍由来のFLCが100mg/dL以上の方。MGUS患者は登録可能

治験内容


この治験は、VEXAS症候群という疾患に対する新しい治療法を調査するための研究です。治験はフェーズ2で行われており、患者の症状や生活の質を改善することを目的としています。 治験では、患者が臨床的に改善するかどうかを評価するために、特定の基準を使用しています。主要な評価方法は、治療期間中に臨床的な改善が見られるかどうかを判断する「総合臨床効果(OCR)」です。また、他の評価方法として、血液学的な改善や患者の健康関連の質を測定するための尺度も使用されています。 治験に参加する患者は、新しい治療法であるPacritinibを投与されます。また、治療の効果や患者の状態を評価するために、血液や炎症関連のバイオマーカーも測定されます。治験の結果は、新しい治療法が患者にどのような効果をもたらすかを理解するために重要な情報となります。

治験フェーズ

フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象

利用する医薬品等

一般名称

SB1518

販売名

なし

実施組織


シミック株式会社

東京都港区芝浦⼀丁⽬1番1号

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