医師主導治験

初期の脳腫瘍治療における電気治療の効果と安全性を検証する、複数の医師による共同治験。

治験詳細画面

目的


初期の脳腫瘍に対する治療法の効果と安全性を、複数の医療機関で共同して調査するための治験です。具体的には、放射線化学療法後のテモゾロミド維持療法期において、交流電場腫瘍治療システムを併用することで、治療の効果と安全性を検証します。

対象疾患


退形成性星細胞腫
神経膠腫

参加条件


募集中

男性・女性

18歳以上

上限なし

選択基準

同意取得日の年齢が18歳以上である方
登録日から12週間以上の生存が見込まれる方
(妊娠可能年齢の場合)有効な避妊法を行える方
本治験の参加にあたり十分な説明を受けた後、本人の自由意思による文書同意が得られている方(代諾は許容しない)
腫瘍摘出術または生検術を行い、IDH野生型神経膠腫(グレードⅢ)(退形成性星細胞腫)と診断されている方
神経膠腫に対する手術治療歴が初めてで、初回の手術から28日以内に残存病変に対して2回目の手術を行った場合は適格
手術時のカルムスチン脳内留置用剤留置は許容する
手術前の頭部造影MRIにて、腫瘍がテント上にのみ存在する
登録前の頭部造影MRIにて、播種病変を認めない
登録前に測定可能病変の有無は問わない
初期治療としてテモゾロミド(TMZ)併用放射線療法が行われており、その条件を満たしている
TMZ併用放射線療法の最終照射日から49日以内である
Karnofsky performance status (KPS)スコアが70以上
他のがん種に対する治療としての特定の条件を満たしている
下記の検査値にて、特定の基準を満たしている方のみ

除外基準

活動性の重複がんを有する方(一部例外あり)
全身的治療を要する感染症を有する方
治療が必要な感染性髄膜炎を合併している方
摘出術または生検術の術後に創傷治癒遅延がある方
ペースメーカー、除細動器または脳深部刺激装置など、併用禁忌とされている医療機器が植え込まれている患者
精神病または精神症状を合併しており試験への参加が困難と判断される
脳腫瘍以外の疾患に対してステロイド剤またはその他の免疫抑制剤の継続的な全身投与を受けている方
不安定狭心症を合併、または6ヶ月以内の心筋梗塞の既往を有する方
胸部X線で診断される肺線維症、間質性肺炎、高度の肺気腫のいずれか、もしくは複数を合併している方
その他、治験責任医師または治験分担医師が本試験の参加に不適当と考える
活動性の重複がんを有する方(一部例外あり)
全身的治療を要する感染症を有する方
治療が必要な感染性髄膜炎を合併している方
摘出術または生検術の術後に創傷治癒遅延がある方
ペースメーカー、除細動器または脳深部刺激装置など、併用禁忌とされている医療機器が植え込まれている患者
精神病または精神症状を合併しており試験への参加が困難と判断される
脳腫瘍以外の疾患に対してステロイド剤またはその他の免疫抑制剤の継続的な全身投与を受けている方
不安定狭心症を合併、または6ヶ月以内の心筋梗塞の既往を有する方
胸部X線で診断される肺線維症、間質性肺炎、高度の肺気腫のいずれか、もしくは複数を合併している方
その他、治験責任医師または治験分担医師が本試験の参加に不適当と考える

治験内容


この治験は、IDH野生型神経膠腫(グレードⅢ)(退形成性星細胞腫)という病気を対象にしています。治験のフェーズはフェーズ2で、介入研究と呼ばれるタイプの研究です。主要な評価方法は、無増悪生存期間(Progression-free survival, PFS)中央判定で、有効性の副次評価項目には、全生存期間(Overall survival, OS)や、6か月後および12 か月後の無増悪生存率(PFS6・PFS12)などが含まれます。また、安全性の副次評価項目には、有害事象の発現状況、重症度と頻度(CTCAE ver5.0)が含まれます。治療の効果や安全性を評価するための研究です。

治験フェーズ

フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象

利用する医薬品等

利用する薬品情報はありません

実施組織


岡山大学病院

埼玉県埼玉県日高市山根1397-1

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