企業治験

遅発小児型異染性白質ジストロフィー患者に対するSHP611の脊髄注射の効果を調べる国際共同試験

治験詳細画面

目的


脳と脊髄を取り囲む髄液に薬剤を投与し、小児患者の移動能力保持期間の延長や運動・言語機能の改善効果、投与の忍容性を評価するための治験が行われる。

対象疾患


異染性白質ジストロフィー

参加条件


募集終了

男性・女性

6ヶ月以上

5.917808219178082歳以下

選択基準

異染性白質ジストロフィー(Metachromatic Leukodystrophy;MLD)の診断が文書で確認されている方
MLDに起因する痙性運動失調又は脱力によって歩行障害が生じていると治験担当医師が判断した方、または生後6ヵ月以上18ヵ月未満のほぼ無症候性の方、又は生後12ヵ月以上18ヵ月未満の早期症候性の方
被験者本人及びその(両)親/法定代理人が治験実施計画書を遵守する能力を有する方
治験に関する手順を開始する前に、被験者の(両)親/法定代理人から書面により同意が得られている方
白血球のアリールスルファターゼA(ASA)活性低下(臨床検査値の基準範囲との比較)
尿中スルファチド値の増加
同意取得時点において以下の年齢の患者:A群:生後18~48ヵ月、B群:生後18~72ヵ月、C群:生後18~72ヵ月、D群:生後6ヵ月以上18ヵ月未満、E群:生後12ヵ月以上18ヵ月未満、F群:生後18~72ヵ月
スクリーニング時点において以下のGMFC-MLD分類の患者:A群:GMFC-MLD分類1又は2、B群:GMFC-MLD分類3、C群:GMFC-MLD分類4、D群:ほぼ無症候性で、組み入れた被験者の弟又は妹であり、かつ、兄又は姉と同一のASA対立遺伝子構成を有する。生後6ヵ月以上18ヵ月未満、E群:早期症候性で、GMFC-MLD分類1又は2で、安定した歩行歴を有する(1ヵ月以上にわたる自立歩行と定義)。生後12ヵ月以上18ヵ月未満、F群:GMFC-MLD分類5又は6

除外基準

別のリソソームスルファターゼの異常活性(臨床検査値の基準範囲からの逸脱)による多種スルファターゼ障害の方、又はMLD以外の遺伝性障害を有する方
骨髄移植(BMT)歴、造血幹細胞移植(HSCT)歴若しくは遺伝子治療歴を有する方又は本治験中にBMT、HSCT若しくは遺伝子治療を受ける方
MLDの初発徴候として、行動又は認知症状が認められる方(治験担当医師の判断に基づく)。運動機能障害に続発する行動症状(例:運動能力の喪失を受けて生じるかんしゃく)は除外対象としない。
気道確保困難の既往歴若しくは気道障害の可能性を有する方
治験担当医師の見解に基づき、本治験への参加を妨げる可能性があるその他の医学的状態又は重篤な合併症を有する方
併発疾患のために、臨床検査、ECG、又はバイタルサインの異常が認められ、本治験中に安全性が損なわれる可能性がある方は登録しないこと。スクリーニング時の臨床検査、バイタルサイン、及びECG の異常はTakeda社のメディカルモニターによる確認を受けるものとする。
本治験の組入れ前30 日以内若しくは消失半減期の5 倍以内の期間(いずれか長い方の期間)に、又は本治験中において、何らかの治験製品(薬剤又は機器)を使用する他の臨床試験に組み入れられる方
過去にSHP611が投与されたことがある方
SOPH-A-PORT Mini S IDDD の取扱説明書に記載される、禁忌とされる状態を有する方
本製品の構成物の材料にアレルギー反応がある、またはその可能性を有する方
埋め込み機器に対する不耐性があることが判明している方
SOPH-A-PORT Mini S のアクセスポートを植え込むには、体のサイズが小さすぎる方
本製品の構成物の材料と不適合であることが知られている物質が含まれている薬物療法を受けている方
限局性/全身感染を有する若しくは限局性/全身感染が疑われる方
医学的状態又は薬物療法による異常出血のリスクを有する方
安全な埋め込み又は固定を困難にし得る脊椎異常を1 つ以上有する方
脳脊髄液シャントが留置されている方
別のリソソームスルファターゼの異常活性(臨床検査値の基準範囲からの逸脱)による多種スルファターゼ障害の方、又はMLD以外の遺伝性障害を有する方
骨髄移植(BMT)歴、造血幹細胞移植(HSCT)歴若しくは遺伝子治療歴を有する方又は本治験中にBMT、HSCT若しくは遺伝子治療を受ける方
MLDの初発徴候として、行動又は認知症状が認められる方(治験担当医師の判断に基づく)。運動機能障害に続発する行動症状(例:運動能力の喪失を受けて生じるかんしゃく)は除外対象としない。
気道確保困難の既往歴若しくは気道障害の可能性を有する方
治験担当医師の見解に基づき、本治験への参加を妨げる可能性があるその他の医学的状態又は重篤な合併症を有する方
併発疾患のために、臨床検査、ECG、又はバイタルサインの異常が認められ、本治験中に安全性が損なわれる可能性がある方は登録しないこと。スクリーニング時の臨床検査、バイタルサイン、及びECG の異常はTakeda社のメディカルモニターによる確認を受けるものとする。
本治験の組入れ前30 日以内若しくは消失半減期の5 倍以内の期間(いずれか長い方の期間)に、又は本治験中において、何らかの治験製品(薬剤又は機器)を使用する他の臨床試験に組み入れられる方
過去にSHP611が投与されたことがある方
SOPH-A-PORT Mini S IDDD の取扱説明書に記載される、禁忌とされる状態を有する方
本製品の構成物の材料にアレルギー反応がある、またはその可能性を有する方
埋め込み機器に対する不耐性があることが判明している方
SOPH-A-PORT Mini S のアクセスポートを植え込むには、体のサイズが小さすぎる方
本製品の構成物の材料と不適合であることが知られている物質が含まれている薬物療法を受けている方
限局性/全身感染を有する若しくは限局性/全身感染が疑われる方
医学的状態又は薬物療法による異常出血のリスクを有する方
安全な埋め込み又は固定を困難にし得る脊椎異常を1 つ以上有する方
脳脊髄液シャントが留置されている方

治験内容


異染性白質ジストロフィーという病気を対象にした治験が行われています。この治験は、新しい治療法であるSHP611を試験しているフェーズ2の介入研究です。 治験では、被験者にSHP611を投与したグループと外部対照群を比較して、2年後まで自発運動の喪失が起こらない確率を調査しています。自発運動の喪失は、GMFC-MLDという尺度で評価されており、スコアが高いほど症状が進行していることを示します。 また、治験では他にも様々な評価方法が用いられており、粗大運動機能や言語機能の変化、脳脊髄液中の物質濃度、身体検査や心電図の結果などが評価されています。さらに、治験治療による副作用や機器の問題も調査されています。 これらの評価結果は、被験者の病気の進行や治療効果を詳しく調べるために行われています。治験の結果は、治療法の改善や新しい治療法の開発に役立つことが期待されています。

治験フェーズ

フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象

利用する医薬品等

一般名称

SHP611

販売名

なし

実施組織


武田薬品工業株式会社

大阪府大阪市中央区道修町四丁目1番1号

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