B型慢性肝疾患患者におけるGSK3228836及びペグインターフェロンアルファ-2aのSequential療法の有効性及び安全性を評価する後期第II相、多施設共同、ランダム化、非盲検試験(B-Together)

目的

本試験は、安定した核酸アナログ治療を受けている被験者を対象に、GSK3228836を12又は24週間投与した後にペグインターフェロン(PegIFN)を最大24週間投与することで、HBs抗原陰性化率が上昇するか、またPegIFNの投与終了後にウイルス学的効果が持続するかを評価するために実施する。被験者はGSK3228836を12週又24週投与した後にPegIFNを最大24週投与する群にランダムに割り付けられる。

基本情報

募集ステータス
募集中

対象疾患

B型慢性肝疾患


治験フェーズ

フェーズ2

参加条件

性別

男性・女性


年齢

18歳 以上75歳 以下


選択基準

•同意説明文書への署名時に18~75歳

•PegIFN治療対象として適格な被験者

•スクリーニングの6ヵ月以上前にHBV慢性感染が確認されており、現在安定した核酸アナログ治療(telbivudineは除く)を受けている被験者(核酸アナログ治療のレジメンをスクリーニングの6ヵ月以上前から変更しておらず、試験期間中も安定したレジメンを変更する予定のない被験者と定義する)

•血漿又は血清HBs抗原量>100 IU/mL

•血漿又は血清HBV DNA量<90 IU/mL

•アラニンアミノトランスフェラーゼ ≦2×ULN

•男性被験者は、治療期間中及び少なくとも治験薬の最終投与後90日間、以下に従うことに同意した場合に治験参加に適格とする: a) 精子提供を控える; b) 被験者が望む通常のライフスタイルとして異性との性交を行わず(長期間継続的に性交を行わない)、その状態を継続する、又は次に示す避妊方法等に従う: 現在妊娠していない妊娠可能な女性と性交する場合、男性用コンドームを使用する。更に男性用コンドームは破れたり漏れたりする可能性があるため、極めて有効な避妊方法を用いることは女性パートナーにとってベネフィットがあることの説明を受けなければならない。

•女性被験者は、以下の条件に該当する場合は治験参加に適格とする: a) 妊娠中や授乳中でない; b) 少なくとも次の条件のいずれかに該当: 妊娠可能な女性ではない、又は妊娠可能な女性は、治験期間中及び治験薬の最終投与後少なくとも90日間、望ましくは使用者依存度の低い、年間の失敗率1%未満の極めて有効な避妊方法を用いる。

•妊娠可能な女性は、治験薬の初回投与前24時間以内に高感度の妊娠検査を実施し、結果が陰性でなければならない。尿妊娠検査で陰性が確認できなかった場合、血清妊娠検査が必要となる。このような場合、血清妊娠検査の結果が陽性であれば、被験者は治験から除外される。

•ICFに署名できる。


除外基準

•HBV慢性感染を除く、病歴又は理学的検査における臨床的に重要な異常

•以下との同時感染: C型肝炎ウイルス(過去及び現在の感染); ヒト免疫不全ウイルス; D型肝炎ウイルス

•肝硬変の既往又は疑い、及び/又は肝硬変が以下により確認: アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ-血小板比指数(APRI)>2かつFibroSure/FibroTestスコア>0.7。 パラメータ(APRI又はFibroSure/FibroTest)のいずれか1つのみ結果が陽性であれば、試験へ組入れる前にメディカルモニターと協議する。APRI又はFibroSure/FibroTestスコアに関わらず、被験者の診断歴が以下の基準のいずれか1つに該当する場合は、試験対象から除外する: a) 肝生検(MetavirスコアがF4); 肝弾性度>12 kPa

•肝細胞癌の診断又は疑い(以下により確認): アルファ-フェトプロテイン濃度≧200 ng/mL; スクリーニング時のアルファ-フェトプロテイン濃度が≧50 ng/mL及び<200 ng/mLであった場合、ランダム化前6ヵ月以内の画像検査で肝腫瘤がないことを確認する

•外科的切除により治癒する特定のがん(例:皮膚癌)を除く、過去5年以内の悪性腫瘍の既往。悪性腫瘍の可能性ありと評価中の被験者は適格としない。

•血管炎の既往又は血管炎の可能性がある症状及び徴候(例:血管炎性皮疹、皮膚潰瘍、原因が特定されない複数回の尿中血陽性)、或いは血管炎の症状を伴うことがある他の疾患又はその既往(例:全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、再発性多発性軟骨炎、多発性単神経炎)

•HBVの免疫状態に関連する可能性がある肝外疾患の既往(例:ネフローゼ症候群、種類を問わない糸球体腎炎、結節性多発動脈炎、クリオグロブリン血症、コントロール不良の高血圧)

•コントロール不十分な甲状腺機能障害又は甲状腺刺激ホルモン(TSH)値異常

•スクリーニング時の抗好中球細胞質抗体(ANCA)の結果が陽性(又は陽性ボーダーライン)。この基準に該当した被験者は以下を確認した後に試験への組入れを検討できる場合がある: a) MPO-ANCA(pANCA)及びPR3-ANCA(cANCA)検査を実施し; b) 被験者のすべての病歴を評価し、血管炎性/炎症性/自己免疫性の現病又は既往がないことを確認するため、メディカルモニターと協議する

•スクリーニング時のC3低値、かつ血管炎性/炎症性/自己免疫性の現病又は既往がある。 スクリーニング時にC3低値を示した全ての被験者は、病歴を評価した上で試験への組入れについてメディカルモニターと協議する

•アルコール又は薬物の乱用/依存の既往。治験責任(分担)医師が被験者の治療遵守を妨げる可能性があると判断するアルコールの摂取; 治験責任(分担)医師が被験者の治療遵守を妨げる可能性があると判断する薬物乱用/依存又はその既往。薬物とは、乱用のおそれがある違法薬物及び物質を示す。一般用医薬品か処方薬かを問わず、指示通りに使用している薬剤は許容され、除外基準には抵触しない。

•重度の精神状態である、または重度の精神障害の病歴を有する(重度のうつ病、自殺念慮、自殺未遂など)

•現在又はスクリーニング前3ヵ月以内に、局所/吸入ステロイドを除く、短期ではない(2週間超)免疫抑制剤(例:prednisone)の投与を受けている被験者

•免疫抑制療法(治療用量のステロイドを含む)が推奨されない被験者

•PegIFN又はインターフェロン製剤による治療歴を有する被験者

•抗凝固療法(例:ワルファリン、第Xa因子阻害薬、クロピドグレル等の抗血小板薬)を必要とする被験者

•telbivudineを現在使用している、またはスクリーニングから6ヵ月以内に使用したことがある被験者

•本試験の治験薬投与開始日前の次の期間に、他の臨床試験に参加し治験薬の投与を受けた被験者:治験薬の半減期(既知の場合)の5倍又は生物学的作用持続期間(既知の場合)の2倍のいずれか長い方、或いは90日間(半減期、作用持続期間が不明の場合)

•治験薬投与開始日前12ヵ月以内にオリゴヌクレオチド又は低分子干渉RNA(siRNA)薬による前治療歴がある被験者

•Fridericia補正QT(QTcF)≧450 msec(スクリーニング時に1回の心電図測定でQTcF≧450 msecであった場合、3回測定の平均で除外基準に該当していることを確認する)

•臨床検査の結果が以下に該当:血清アルブミン<3.5 g/dL; CKD-EPI式(日本ではJSN-CKDI式)で算出した糸球体濾過量(GFR)<60 mL/min/1.73 m^2; INR>1.25; 血小板数<140×10^9/L; 好中球絶対数(ANC)<1.5 ×10^9/L; ベースラインのヘモグロビン(Hgb)<10 g/dL; 総ビリルビン>1.25×ULN 良性非抱合型高ビリルビン血症で総ビリルビン>1.25×ULNの場合、試験への組入れについてメディカルモニターと協議する必要がある; 尿アルブミン/クレアチニン比(ACR)≧0.03 mg/mg(又は≧30 mg/g) ACRがこの閾値を超える場合、もう一度測定し適格性を確認することができる。尿中アルブミン低値及び尿中クレアチニン低値により尿ACR≧0.03 mg/mg(又は≧30 mg/g)となった場合、治験責任(分担)医師は被験者に糖尿病、高血圧、又は腎機能に影響を及ぼす可能性がある他のリスク因子の既往がないことを確認し、メディカルモニター又はその指名者と協議する。

•GSK3228836又はインターフェロンを含む治療、又はその成分に対する過敏症の既往、或いは治験責任(分担)医師又はメディカルモニターが試験への参加が禁忌であると判断する薬剤投与歴又はアレルギーの既往

治験内容

研究のタイプ

企業治験介入研究


主要結果評価方法

治療終了後24週間にわたり持続的なウイルス学的効果(SVR)(HBs抗原及びHBV DNAが検出限界未満)を達成した被験者の割合


第二結果評価方法

利用する医薬品等

一般名称

GSK3228836


販売名

なし

組織情報

実施責任組織

グラクソ・スミスクライン株式会社


住所

東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR