企業治験
腎移植後のBKウイルス感染症患者に対するBrincidofovirの安全性と忍容性を調べる試験
目的
この治験は、腎移植後にBKウイルス感染症(ウイルス血症)を発症した患者を対象に、新しい薬剤BCVの安全性、忍容性、効果を評価することを目的としています。また、腎機能やウイルス量の変化を評価し、薬剤の血中濃度を解析することも副次的な目的としています。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、18歳以上の男性または女性で、腎移植を受けた患者であること、免疫抑制剤を服用していること、そして特定の血液検査の結果が一定の基準を満たしていることが必要です。また、体重が120kg以上の方や、最近下痢があった方、腎代替療法を受けた方、特定の薬剤に対するアレルギーがある方は参加できません。
治験内容
この治験は、腎移植後に起こるBKウイルス感染症(ウイルス血症)に対する治療法を調べるものです。治験のフェーズは2で、安全性や抗ウイルス効果を評価するために、被験者の血液や尿の検査を行います。治験薬を投与した後に起こる有害事象や治療に関連した有害事象、永続的な投与中止を要する有害事象なども評価します。治験の目的は、腎移植後のBKウイルス感染症の治療法を開発することです。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
安全性評価項目:
・ 治験薬投与後に発現した有害事象(TEAE)の発現頻度、特に米国国立がん研究所(NCI) 有害事象共通用語規準(CTCAE)グレード3以上の有害事象及び重篤な有害事象の発現頻度
・ 治療に関連した有害事象の発現頻度
・ BCVの永続的な投与中止を要する有害事象(AE)の発現頻度
・ 安全性に関する臨床検査値(血液学的検査、血液化学検査及び尿検査)の絶対値及び経時的推移
抗ウイルス効果の評価項目:
・ 各被験者のベースラインから追跡調査までに測定された血漿中BKウイルス量の変化
・ 各被験者のベースラインから追跡調査までに測定された尿中BKウイルス量の変化
・ 各被験者のWeek 2 Day1から追跡調査までに測定された血漿中の最大BKウイルス量
・ 各被験者のベースラインから追跡調査までに測定された血漿中BKウイルス量の時間平均のウイルス血症-時間曲線下面積
第二結果評価方法
治験フェーズ
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
利用する医薬品等
一般名称
SyB V-1901
販売名
なし
実施組織
シンバイオ製薬株式会社
東京都港区虎ノ門3-2-2
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