腎移植後のBKウイルス感染症(ウイルス血症)患者を対象としたBrincidofovirの安全性と忍容性を確認する第II相、非盲検、ランダム化、反復投与、用量漸増試験
目的
主要目的:用量漸増フェーズ・ 腎移植後のBKウイルス(BKV)感染症(ウイルス血症)患者を対象に、Brincidofovir(BCV:SyB V-1901、以下BCV)の推奨を決定し、推奨の安全性及びを評価する。拡大フェーズ・ 腎移植後のBKV感染症(ウイルス血症)患者を対象に、BCVの推奨の安全性、及び予備的な有効性をさらに評価する。副次目的:・ 試験終了時の血清クレアチニン及び推定糸球体濾過量(eGFR)を指標とした腎機能のからの変化を評価する。・ 中及び尿中BKウイルス量のからの変化量を評価する。・ 母集団(PK)解析によりBCVの被験者別中曝露量を推定する。
お問い合わせ情報
シンバイオ製薬株式会社
DL-ClinicalTrials_SyB@symbiopharma.com
03-5472-1127
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参加条件
男性・女性
選択基準
1. 時の同意文書に署名した時点の年齢が18歳以上の男性又は女性2. 腎移植患者3. プレ期間中、免疫抑制剤の減量開始2週間後の時点で“中BKウイルス量が増加し、かつ3.6 log IU/mL以上”、又は免疫抑制剤の減量開始4週間後の時点で“中BKウイルス量が0.3 log IU/mL以上減少しない”と確認された被験者(注:期間中も免疫抑制剤の減量を継続する必要がある。)4. eGFRが30 mL/分以上5. タクロリムス、MMF/Myfortic、及び/又はコルチコステロイドによる免疫抑制を受けている患者
除外基準
治験内容
介入研究
安全性評価項目:・ 治験薬投与後に発現した有害事象(TEAE)の発現頻度、特に米国国立がん研究所(NCI) 有害事象共通用語規準(CTCAE)グレード3以上の有害事象及び重篤な有害事象の発現頻度・ 治療に関連した有害事象の発現頻度・ BCVの永続的な投与中止を要する有害事象(AE)の発現頻度・ 安全性に関する臨床検査値(血液学的検査、血液化学検査及び尿検査)の絶対値及び経時的推移抗ウイルス効果の評価項目:・ 各被験者のベースラインから追跡調査までに測定された血漿中BKウイルス量の変化・ 各被験者のベースラインから追跡調査までに測定された尿中BKウイルス量の変化・ 各被験者のWeek 2 Day1から追跡調査までに測定された血漿中の最大BKウイルス量・ 各被験者のベースラインから追跡調査までに測定された血漿中BKウイルス量の時間平均のウイルス血症-時間曲線下面積
利用する医薬品等
SyB V-1901
販売名
なし
組織情報
シンバイオ製薬株式会社
東京都港区虎ノ門3-2-2
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