ER陽性/HER2陰性の局所進行または転移乳癌患者におけるARV-471(PF-07850327)について検討する試験

治験

目的

ER陽性/HER2陰性の局所進行または転移乳癌の日本人治験参加者を対象に,ARV-471単剤療法における安全性,忍容性薬物動態(PK)および予備的なの有効性を確認する。

基本情報

募集ステータス
募集前

対象疾患

フェーズ1

参加条件

性別

男性・女性


年齢

20歳 以上上限なし


選択基準

選択基準1. 同意文書への署名時点で20歳以上の治験参加者(女性および男性)2. 組織学的または細胞学的にER陽性/HER2陰性の進行乳癌と診断され,転移・再発または局所進行切除不能乳癌を有する治験参加者3. 標準治療に抵抗性または標準治療が適応とならない,もしくは受けたことがある治験参加者4. 同意説明文書に記載されている要件および制限の遵守を含め,同意説明文書に署名できる。5. ECOGパフォーマンスステータスが0または1の治験参加者6. 十分な骨髄機能または凝固機能を有する治験参加者7. 施設の標準的方法を用いて算出した推定クレアチニンクリアランスが60 mL/min以上と定義される適切な腎機能を有する治験参加者8. 適切な肝機能を有する治験参加者9. 規定された条件を満たす脳転移を有する治験参加者10. 前治療による急性の影響がベースラインまたはCTCAE version 5.0グレード1以下にまで回復している治験参加者


除外基準

1. 組み入れ前3年以内にその他の活動性の悪性腫瘍を発症した治験参加者。ただし,適切に治療された皮膚の基底細胞癌もしくは扁平上皮癌または子宮頸部上皮内癌,ボーエン病は除く。2. 局所または全身麻酔下で実施された複雑な手技と定義される大手術を受け,治験組み入れ前に少なくとも4週間の回復期間がある治験参加者3. ARV-471の有効成分または賦形剤に対して過敏症の既往または疑いがある治験参加者4. その他の医学的あるいは精神的状態(直近1年以内あるいは現時点での自殺念慮/自殺行動を含む)や臨床検査値異常があり,治験参加により危険性が増す可能性がある治験参加者,または治験責任医師が本治験への参加を不適切と判断した治験参加者5. 初回治験薬投与前4週間以内に放射線療法を受けた治験参加者,または骨髄の25%を超える領域に放射線照射を受けた経験がある治験参加者。治験期間中の骨転移による疼痛緩和のための緩和的放射線療法は許容される。6. シトクロムCYP3A4の強い阻害薬および誘導薬,食物もしくはハーブサプリメント,P-gpの基質,相互作用を受けやすいCYP2B6の基質,プロトンポンプ阻害薬またはトルサード ド ポアント誘発のリスクが知られている薬剤の併用投与を受けている治験参加者。強いCYP3A阻害薬の使用歴がある場合は組み入れの7日前に中止していなければならず,また強いCYP3A誘導薬の使用歴がある場合は組み入れの14日前に中止していなければならない。7. ARV-471による治療歴を有する治験参加者8. 組み入れ前14日以内に全身抗がん化学療法または内分泌療法(マイトマイシンCまたはニトロソウレアは6週間以内)を受けた治験参加者。直近に受けた抗がん治療に抗体薬(承認薬または治験薬)が含まれていた場合,本治験薬の投与前に28日間または当該抗体薬の半減期の5倍の期間(いずれか短い方)が経過していなければならない。9. 組み入れ前14日以内に骨修飾薬(ビスホスホネート系薬剤,デノスマブまたは同様の薬剤)による治療を開始した治験参加者10. 幹細胞救助を必要とする高用量化学療法を受けたことがある治験参加者11. 本治験組み入れ前4週間以内に治験薬を使用する他の治験に参加した者。治験参加者が治験の追跡調査期に入っていても,治験薬の投与を半減期の5倍の期間受けていない場合,適格とすることができる。12. 妊娠可能な女性で,スクリーニング時に血清を用いた妊娠検査が陽性の治験参加者および現在授乳中の治験参加者13. 活動性でコントロール不能な細菌感染,真菌感染またはウイルス感染。B型肝炎,C型肝炎,HIV陽性,AIDS関連疾患を含む。14. ベースライン時の標準12誘導ECGが,安全性または治験結果の解釈に影響を及ぼす可能性がある臨床的に意味のある異常を示す。15. 過去12ヵ月以内に次のいずれかの疾患を合併しているまたは既往がある:心筋梗塞,QT延長症候群,トルサード ド ポアント,臨床的に重要な心房性または心室性不整脈,重篤な伝導系異常,不安定狭心症,冠動脈/末梢動脈バイパス移植,症候性うっ血性心不全NYHA分類クラスIIIまたはIV,脳血管発作,一過性脳虚血発作,症候性肺塞栓症またはその他の臨床的に重大な血栓塞栓症。NCI CTCAEでグレード2以上の継続中の不整脈,グレードを問わない心房細動が認められる。心調律管理装置/ペースメーカーを留置し,QTcFが470 msを超える場合は適格例とみなすことができる。心調律管理装置/ペースメーカーを留置した場合は,治験依頼者と詳細に協議した上で適格性を判断しなければならない。16. 症候性心臓弁膜疾患の既往歴を有する治験参加者。17. 活動性の炎症性消化管疾患,慢性の下痢,憩室性疾患または胃切除の既往歴やラップバンド術を受けたことがある治験参加者

治験内容

介入研究


主要結果評価方法

用量制限毒性(DLT)[期間:第29日まで]DLTを発現した治験参加者の数


第二結果評価方法

1. 治験参加者の有害事象のモニタリングによる安全性および忍容性の評価[期間:24ヵ月まで]有害事象の種類,発現頻度,重症度(NCI CTCAE version 5.0),発現時期,重篤度,および治験薬との因果関係2. 治験参加者の臨床検査値評価のモニタリングによる安全性および忍容性[期間:24ヵ月まで]臨床検査値異常の種類,発現頻度,重症度(NCI CTCAE version 5.0),および発現時期3. 単回投与::0時間から投与間隔までの血漿中濃度‐時間曲線下面積 (AUCtau) [期間:24ヵ月まで]ARV-471およびARV-473(ARV-471のエピマー)の薬物動態(PK)評価4. 単回投与:0時間から最終定量可能時間までの血漿中濃度‐時間曲線下面積(AUClast)[期間:24ヵ月まで]ARV-471およびARV-473(ARV-471のエピマー)の薬物動態(PK)評価5. 単回投与:最高血中濃度(Cmax)[期間:24ヵ月まで]ARV-471およびARV-473(ARV-471のエピマー)の薬物動態(PK)評価6. 単回投与:最高血中濃度到達時間(Tmax) [期間:24ヵ月まで]ARV-471およびARV-473(ARV-471のエピマー)の薬物動態(PK)評価7. 単回投与:終末相の消失半減期(t1/2) [期間:24ヵ月まで]ARV-471およびARV-473(ARV-471のエピマー)の薬物動態(PK)評価8. 単回投与:Cmaxの代謝物比(MRCmax)[期間:24ヵ月まで]ARV-471およびARV-473(ARV-471のエピマー)の薬物動態(PK)評価9. 反復投与:0時間から投与間隔までの血漿中濃度‐時間曲線下面積 (AUCtau) [期間:24ヵ月まで]ARV-471およびARV-473(ARV-471のエピマー)の薬物動態(PK)評価10. 反復投与:0時間から最終定量可能時間までの血漿中濃度‐時間曲線下面積(AUClast)[期間:24ヵ月まで]ARV-471およびARV-473(ARV-471のエピマー)の薬物動態(PK)評価11. 反復投与:最高血中濃度(Cmax)[期間:24ヵ月まで]ARV-471およびARV-473(ARV-471のエピマー)の薬物動態(PK)評価12. 反復投与:最小血中濃度(Cmin) [期間:24ヵ月まで]ARV-471およびARV-473(ARV-471のエピマー)の薬物動態(PK)評価13. 反復投与:反復投与時の投与前血中濃度(Ctrough)[期間:24ヵ月まで]ARV-471およびARV-473(ARV-471のエピマー)の薬物動態(PK)評価14. 反復投与:見かけのクリアランス(CL/F) [期間:24ヵ月まで]ARV-471の薬物動態(PK)評価15. 反復投与:最高血中濃度到達時間(Tmax) [期間:24ヵ月まで]ARV-471およびARV-473(ARV-471のエピマー)の薬物動態(PK)評価16. 反復投与:見かけの分布容積(Vz/F) [期間:24ヵ月まで]ARV-471の薬物動態(PK)評価17. 反復投与:AUC(observed)(累積係数)に基づく蓄積率[期間:24ヵ月まで]ARV-471およびARV-473(ARV-471のエピマー)の薬物動態(PK)評価18. 反復投与:終末相消失半減期(t1/2) [期間:24ヵ月まで]ARV-471およびARV-473(ARV-471のエピマー)の薬物動態(PK)評価19. 反復投与:累積係数に基づく有効半減期(t 1/2eff) [期間:24ヵ月まで]ARV-471およびARV-473(ARV-471のエピマー)の薬物動態(PK)評価20. 反復投与:Cmaxの代謝物比(MRCmax)[期間:24ヵ月まで]ARV-471およびARV-473(ARV-471のエピマー)の薬物動態(PK)評価21. 反復投与:AUCtauの代謝物比(MRAUCtau) 期間:24ヵ月まで]ARV-471およびARV-473(ARV-471のエピマー)の薬物動態(PK)評価22. 治験参加者の全奏効率(ORR)[期間:最長24ヵ月]23. 治験参加者の完全奏効(CR),部分奏効(PR),24週以上の安定(SD)の合計に基づく臨床的有効率(CBR)[期間:最長24ヵ月]24. 治験参加者における無増悪生存期間(PFS)[期間:最長24ヵ月]25. 治験参加者における奏効期間(DOR)[期間:最長24ヵ月]

利用する医薬品等

一般名称

ARV-471(PF-07850327)


販売名

なし