医師主導治験

家族性大腸腺腫症に対するがんワクチン治療の第二段階の医師主導治験(DSP-7888)

治験詳細画面

目的


この治験は、家族性大腸腺腫症という病気に対して、WT1がんワクチンDSP-7888の効果や安全性、免疫学的な効果を調べるものです。

対象疾患


大腸腺腫

参加条件


募集終了

この治験に参加できる人は、20歳以上50歳以下の男性または女性で、大腸に腺腫を100個以上有しているか、過去に有していた家族性大腸腺腫症(FAP)と診断されている人で、APC遺伝子の病的バリアントを有している人です。また、患者本人からの自由意思による文書同意が得られている人、ECOG-PSが0-1の人、大腸に径5 mm以上のポリープがなく、内視鏡的観察を2年以上受けている人、結腸・直腸未切除である人、登録前6ヵ月以内にアスピリンやスリンダクを含む非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)の定期的投与がない人が含まれます。ただし、活動性の悪性腫瘍を有する人、油性製剤に対するアレルギー既往のある人、全身的治療を要する感染症を有する人、コントロール不良な併存疾患を有する人、副腎皮質ステロイドや免疫抑制剤の内服または点滴による治療を必要とする疾患を有する人、症状または疾患活動性のある自己免疫性疾患を有する人、HBs抗原陽性、HBc抗体またはHBs抗体陽性でHBV-DNA陽性、または、HCV抗体陽性である人、HIV抗体陽性である人、他の臨床研究・試験に参加中である、または、登録前6ヵ月以内にその他の治験薬投与を受けていた人、妊娠中、妊娠の可能性がある、産後28日以内、または、授乳中で治験薬投与開始日から治験薬最終投与後180日まで授乳を中止できない、のいずれかに該当する女性患者、日常生活に支障をきたす精神疾患または精神症状を合併しており試験への参加が困難と判断される人、その他、治験責任(分担)医師が不適当と判断した人は除外されます。

治験内容


この治験は、家族性大腸腺腫症という病気に対する新しい治療法を試すものです。治験のフェーズは2で、治療の効果や安全性を調べます。主な評価方法は、大腸ポリープの出現割合を内視鏡で観察することです。また、治療の有効性や安全性、免疫学的な効果についても評価します。治験に参加する患者さんは、治療の効果や副作用について詳しく説明を受けた上で、自由に参加することができます。

治験フェーズ

フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象

利用する医薬品等

一般名称

DSP-7888

販売名

未定

実施組織


地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンター

大阪府大阪市北区東天満1-1-19アーバンエース東天満ビル

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