プラチナ製剤抵抗性再発卵巣癌患者を対象にベバシズマブとの併用又は非併用下でパクリタキセル及びMK-3475/プラセボを併用投与する試験
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MSD株式会社
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03-6272-1957
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参加条件
女性
選択基準
・組織学的に確認された上皮性卵巣癌、卵管癌又は腹膜癌を有する患者。・過去に少なくとも1の併用を含む、1又は2の卵巣癌に対する全身性の治療を受けた患者。PARP 、抗/抗PD-L1療法又はベバシズマブによる治療歴があってもよい。これらは別のとはみなされない。疾患進行を認める前に毒性によりを変更した場合は、同じの一部とみなされる。・本治験への参加に文書で同意した患者。・卵巣癌に対する併用の最終投与後6ヵ月(180日)以内に画像上の疾患進行が認められた患者(抵抗性)。・パクリタキセルによる[及びベバシズマブ(使用する場合)]の適応となる患者。・無作為割付けけ前3日以内に評価したEastern Cooperative Oncology Group(ECOG)performance status が0又は1の患者。・妊娠しておらず、授乳中でなく、かつ以下の条件のいずれかを満たす女性患者:妊娠可能な女性に該当しない又は妊娠可能な女性であるが、極めて有効な避妊法(失敗率は年1%未満)を用いている患者。・治験担当医師による評価で、画像上で評価可能な( 1.1に基づき測定可能又は測定不能)病変を有する患者。・保存腫瘍組織検体又は過去に放射線照射を受けていない腫瘍病変から新たに採取したコア若しくは切開/切除検体を提出した患者。・適切な臓器機能を有する患者。
除外基準
・非上皮性腫瘍、境界悪性腫瘍、粘液性、粘液性優位の漿液粘液性、悪性ブレンナー腫瘍及び未分化癌を有する患者。・初回治療としての併用による治療中に 1.1に基づく疾患進行を認めた、不応性の原疾患を有する患者。・過去にパクリタキセル毎週投与の単独療法で疾患進行が認められた患者。・コントロール不良の高血圧を有する患者。・現在、原疾患である上皮性卵巣癌に関連するものを含む的意義のある腸閉塞、腹部の瘻孔若しくは、腹腔内膿瘍又は内診により認められた直腸S状結腸浸潤を有する患者。・無作為割付けけ前6ヵ月以内に血栓性障害、出血、喀血又はの消化管出血の既往を有する患者。・卵巣癌に対して3以上の全身性の治療歴を有する患者。・無作為割付けけ前4週間以内にがんに対する全身性の治療(治験薬も含む)を受けた患者。・治験薬初回投与前2週間以内にを受けた患者。・手術によるから十分に回復していない患者。・無作為割付けけ前4週間以内にコロニー刺激因子(例:G-CSF、GM-CSF 又は遺伝子組換えエリスロポエチン)の投与を受けた患者。・治験薬初回投与前30日以内に生ワクチン又は弱毒生ワクチンの接種を受けた患者。・現在他の治験薬の治験に参加している、又は治験薬初回投与前4週間以内に他の治験薬の治験に参加した若しくは治験用の医療機器を用いた患者。・免疫不全状態と診断された患者、又は長期全身性ステロイド療を受けている患者。・過去3年以内に進行性又は治療が必要な他の悪性腫瘍を有する患者。・の中枢神経系への転移又は癌性髄膜炎を有する患者。・MK-3475、パクリタキセル又はベバシズマブ(併用する場合)及び/又はこれらの添加剤に対する重度(Grade 3以上)の過敏症を有する患者。・過去2年以内に全身性の治療を要したの自己免疫疾患を有する患者。・/肺臓炎を合併、若しくはステロイド投与が必要な(非感染性の)/肺臓炎の既往を有する患者。・全身性の治療を必要とするの感染症を有する患者。・HIV の感染歴を有する患者。・B 型肝炎又はのC 型肝炎を有する患者。・治験結果に影響を与えうるあらゆる疾患、治療歴、検査値異常の既往若しくは合併又はその他の状況を有する患者。・治験の実施に影響を与える可能性があると判断された精神疾患又は薬物乱用障害を有する患者。・治験担当医師により治験の手順、条件及び要求事項に適合しないと判断される患者。・同種組織/臓器の移植歴を有する患者。
治験内容
介入研究
RECIST 1.1に基づき治験担当医師が評価した無増悪生存期間(PFS)
1. 全生存期間(OS)2. RECIST 1.1に基づき盲検化された中央画像判定機関(BICR) が評価したPFS3. 有害事象4. 有害事象による投与中止5. European Organisation for Research and Treatment of Cancer(EORTC)Quality of Life Questionnaire Core 30(QLQ-C30)を用いたGlobal Health Status/Quality of Life(GHS/QoL)スコアのベースラインからの変化量6. EORTC QLQ-C30を用いたGHS/QoLスコアの悪化までの時間7. EORTC Ovarian Cancer-Specific Quality of Life Questionnaire(QLQ-OV28)の腹部/胃腸症状尺度を用いた腹部/胃腸症状スコアのベースラインからの変化量8. EORTC QLQ-OV28の腹部/胃腸症状尺度を用いた腹部/胃腸症状スコアの悪化までの時間
利用する医薬品等
ペムブロリズマブ、パクリタキセル、ベバシズマブ、ドセタキセル
販売名
キイトルーダ点滴静注100mg、パクリタキセル注射液100mg「NP」、アバスチン点滴静注用400mg/16mL、ドセタキセル点滴静注80mg/4mL「ヤクルト」
組織情報
MSD株式会社
東京都千代田区九段北一丁目13番12号 北の丸スクエア
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同じ対象疾患の治験
(12件)- ・プラチナ製剤抵抗性高異型度漿液性(HGS)卵巣癌、原発性腹膜癌又は卵管癌を有する女性を対象に葉酸受容体αを標的とする抗体薬物複合体farletuzumab ecteribulin(MORAb-202)と治験担当医師が選択した化学療法を比較する第2相、オープンラベル、ランダム化試験
- ・プラチナ+タキサン治療耐性後の卵巣がん(上皮性卵巣癌、卵管癌、原発性腹膜癌)患者を対象としたゲムシタビン+イリノテカン+ベバシズマブ併用療法、 臨床第Ⅱ相試験
- ・進行/転移性固形癌患者を対象とした Datopotamab Deruxtecan(Dato-DXd)の単剤療法及び抗がん剤との併用療法による有効性及び安全性を評価する第 II 相多施設共同非盲検試験(TROPION-PanTumor03 試験)
- ・PF-07104091の単剤投与および併用投与の安全性,忍容性,薬物動態,薬力学および抗腫瘍活性を評価する用量漸増,用量探索,用量拡大,第1/2a相試験(治験実施計画書番号:C4161001)
- ・進行卵巣がんに対する腹腔鏡下卵巣がん根治術 (骨盤および傍大動脈リンパ節郭清術を含む)の安全性・有用性評価