医師主導治験

ATR-X症候群の治療薬NPJ005の安全性と有効性を調べる試験

治験詳細画面

目的


この治験は、X連鎖αサラセミア・知的障害(ATR-X)症候群の患者に新しい薬剤「NPJ005」を投与し、その安全性や効果を調べることを目的としています。

基本情報


募集ステータス

募集終了

対象疾患

ATR-X症候群
-

フェーズ2

参加条件


この治験に参加するための条件は、男性で、ATR-X症候群の診断基準のDefiniteを満たし、2歳以上で、体重が10kg以上で、保護者または信頼できる介護者がいて、文書同意が得られている人です。ただし、周産期の低酸素性脳症等の合併症がある人や、重篤な疾患を合併している人、過去に大きな病気や手術をした既往がある人、視機能がない人、光線過敏症またはポルフィリン症の合併もしくは既往歴がある人、5-ALA、ポルフィリン、鉄剤に対し過敏症の既往歴がある人、ヘモクロマトーシスを有する人、登録前3か月以内に5-ALAを含有するサプリメントを摂取している人、同意取得前3か月以内に他の臨床研究・治験に参加している人、治験責任医師または治験分担医師が本治験を安全に実施するのに不適当と判断した人は参加できません。

治験内容


この治験は、ATR-X症候群という病気に対して行われます。治験のフェーズは2で、安全性や有効性を評価するために様々な検査が行われます。主要な評価方法は、有害事象や副作用の発現頻度や程度を調べる安全性の評価、新版 K 式発達検査やS-M 社会生活能力検査による発達や社会生活能力の評価です。また、第二の評価方法として、症状の評価や社会性発達注視パターンの評価、消化器症状の評価、体重の評価、血中濃度の評価が行われます。治験は、新しい治療法を開発するために行われるもので、患者さんの安全性と有効性を確認するために行われます。

利用する医薬品等


一般名称

5-アミノレブリン酸(5-ALA)塩酸塩およびクエン酸第一鉄ナトリウム(SFC)を含有する 錠剤

販売名

NPJ005

組織情報


実施責任組織

京都大学大学院医学研究科

京都府京都市左京区聖護院川原町54

お問い合わせ情報


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