PD-L1発現で選定された、未治療の局所進行、切除不能、又は遠隔転移を伴う非小細胞肺癌患者を対象に抗TIGIT抗体BGB-A1217とtislelizumabの併用をペムブロリズマブと比較する第3相無作為化二重盲検試験 局所進行又は遠隔転移を伴う固形腫瘍を有する日本人患者を対象に抗TIGIT抗体ociperlimab(BGB-A1217)とtislelizumabの併用における安全性、忍容性、薬物動態及び予備的有効性を検討する安全性導入サブスタディー

目的

切除不能な局所進行性又は転移性の非小細胞肺癌患者を対象とし、有効性(無増悪生存期間及び全生存期間)と、安全性及び忍容性をA群(BGB-A1217とBGB-A317の併用)とB群(ペムブロリズマブ投与後にプラセボを投与)で比較し評価する。また、日本人患者に対するBGB-A317とBGB-A1217の併用投与の経験がないこと等を考慮し、日本人患者に対する当該併用投与の忍容性を確認するために、Safety run-in sub studyを実施する。

基本情報

募集ステータス
募集前

対象疾患

局所進行性または転移性の固形癌及び局所進行性、切除不能、転移性の非小細胞肺癌


治験フェーズ

フェーズ3

参加条件

性別

男性・女性


年齢

20歳 以上上限なし


選択基準

安全性導入サブスタディーパート

1)日本での標準治療が実施できない又は忍容性がない組織学的又は細胞学的に確定された局所進行性又は遠隔転移を伴う固形腫瘍

2)ECOGパフォーマンスステータス1以下

3)臨床検査値によって十分な臓器機能が認められる。

4)妊娠可能な女性は、治験期間中及び最終投与後120日間以上にわたり極めて効果的な避妊法を用いる意思があるほか、C1D1前7日以内の尿又は血清妊娠検査が陰性である必要がある。別添資料9を参照のこと。

5)生殖能力を有する男性は、治験期間中及び最終投与後120日間以上にわたり極めて効果的な避妊法を用いる意思があることが必須である。

本試験パート

1)CRTの有無にかかわらず、根治手術及び/又は根治的放射線療法に適さない組織学的又は細胞学的に確定された局所進行性又は再発性NSCLC、若しくは遠隔転移を伴う非扁平上皮又は扁平上皮NSCLC

2)遠隔転移を伴うNSCLCに対する全身療法歴がない。

3)PD-L1発現レベルの前向き中央判定及びその他のバイオマーカーの後ろ向き解析のため、保存組織を提供することに同意している。

4)中央判定でPD-L1 TC発現量が50%以上の腫瘍

5)RECIST第1.1版で定義された測定可能病変が1個以上 。

6)ECOGパフォーマンスステータス1以下

7)臨床検査値によって十分な臓器機能が認められる。

8)妊娠可能な女性は、治験期間中及び最終投与後120日間以上にわたり極めて効果的な避妊法を用いる意思があるほか、無作為割付前7日以内の尿又は血清妊娠検査が陰性である必要がある。

9)生殖能力を有する男性は、治験期間中及び最終投与後120日間以上にわたり極めて効果的な避妊法を用いる意思があることが必須である。


除外基準

安全性導入サブスタディーパート

1. 日本での標準治療に適格である。

2. 遠隔転移を伴う固形腫瘍に対する全身療法を3種以上受けたことがある。

3. 抗PD-1、抗PD-L1、抗プログラム細胞死リガンド2(PD-L2)、抗T細胞免疫グロブリン及びITIMドメイン(TIGIT)、若しくはT細胞共刺激又はチェックポイント経路を特異的に標的とする他の抗体又は薬剤を用いた前治療歴があり、重篤又はグレード3以上(NCI-CTCAE第5.0版の規準に基づく)の免疫関連毒性により中止した。

4. 活動性軟膜・髄膜疾患又は未治療でコントロール不良の脳転移

5. 活動性自己免疫疾患、若しくは再発し得る自己免疫疾患の既往歴

6. 治験薬の初回投与前2年以内の活動性悪性腫瘍(本治験の対象としている特定の癌及び根治的治療が施行された局所再発癌を除く

7. C1D1前14日以内にコルチコステロイド(prednisone換算で10 mg/日超)又はその他の免疫抑制剤を用いた全身療法を必要とする病態

8. C1D1前14日以内のコントロール不良の糖尿病、グレード1を上回るカリウム、ナトリウム、又は補正カルシウム臨床検査異常(標準的な医療管理を行っても認められる)、あるいはグレード3以上の低アルブミン血症

9. 間質性肺疾患、非感染性肺臓炎、又はコントロール不良の肺疾患(肺線維症、急性肺疾患等)の既往歴

10. C1D1前14日以内における全身性抗菌療法、抗真菌療法、又は抗ウイルス療法を必要する感染(結核感染等)

11. スクリーニング時に未治療の慢性B型肝炎患者又は慢性HBV保有者(HBV DNA > 500 IU/mL又は> 2500コピー/mL)

12. 活動性C型肝炎を呈する患者

13. HIV感染の既往歴が既知の患者

14. C1D1前28日以内に大手術を受けた、又は治験期間中に大手術が必要になると予測される患者。C1D1前の治療介入に起因する毒性及び/又は合併症が十分に回復していなければならない。

15. 免疫不全、同種幹細胞移植又は臓器移植の既往歴

16. 以下の心血管危険因子のいずれかを有する:

a. 心臓性の胸痛(C1D1前28日以内の手段的日常生活動作が制限されるような中等度の疼痛と定義する)

b. C1D1前28日以内の肺塞栓症

c. C1D1前6ヵ月以内の急性心筋梗塞の既往歴

d. C1D1前6ヵ月以内のニューヨーク心臓協会(NYHA)分類III又はIVに該当する心不全の既往歴

e. C1D1前6ヵ月以内のグレード2以上の心室性不整脈

f. C1D1前6ヵ月以内の脳血管発作の既往歴

g. C1D1前28日以内の標準的な降圧薬で管理できないコントロール不良の高血圧

h. C1D1前28日以内の失神又は痙攣発作エピソード

17. その他のモノクローナル抗体に対する重度の過敏症反応の既往歴

18. C1D1前28日以内に生ワクチンの投与を受けた患者

19. 前治療による毒性で、ベースラインまで回復、グレード1以下又は安定していないもの。

20. 治験薬の投与が望ましくない、あるいは薬物毒性又はAEの解釈に影響を及ぼす、若しくは治験実施計画書の遵守が損なわれる(遵守不良になる)基礎疾患(臨床検査異常を含む)あるいはアルコール・薬物乱用又は依存

21. 別の治験への同時参加

22. 妊娠中又は授乳中の女性

本試験パート

1. EGFR遺伝子感受性変異又はALK融合癌遺伝子を有することが判明している。

2. 抗プログラム細胞死タンパク質1(PD-1)、抗PD-L1、抗プログラム細胞死リガンド2(PD-L2)、抗TIGIT、若しくはT細胞共刺激又はチェックポイント経路を特異的に標的とする他の抗体又は薬剤を用いた前治療歴

3. 活動性軟膜・髄膜疾患又は未治療でコントロール不良の脳転移

4. 活動性自己免疫疾患、若しくは再発し得る自己免疫疾患の既往歴

5. 無作為割付前2年以内の活動性悪性腫瘍(本治験の対象としている特定の癌)、及び根治的治療が施行された局所再発癌を除く

6. 無作為割付前14日以内にコルチコステロイド(prednisone換算で10 mg/日超)又はその他の免疫抑制剤を用いた全身療法を必要とする病態

7. 無作為割付前14日以内のコントロール不良の糖尿病、グレード1を上回るカリウム、ナトリウム、又は補正カルシウム臨床検査異常(標準的な医療管理を行っても認められる)、あるいはグレード3以上の低アルブミン血症

8. 頻繁な排液を必要とするコントロール不能の胸水、心嚢液貯留、又は腹水(治療介入後2週間以内に再発)。症候性胸水を有する患者は、治療的胸腔穿刺又は胸膜癒着術(2週間以上前)が施行され、滲出液が安定した場合を除いて、除外する。

9. 間質性肺疾患、非感染性肺臓炎、又はコントロール不良の肺疾患(肺線維症、急性肺疾患等)の既往歴。

10. 無作為割付前14日以内における全身性抗菌療法、抗真菌療法、又は抗ウイルス療法を必要する感染(結核感染等)

11. スクリーニング時に未治療の慢性B型肝炎患者又は慢性HBV保有者(HBV DNA > 500 IU/mL又は> 2500コピー/mL)

12. 活動性C型肝炎を呈する患者 注:スクリーニング時のHCV抗体検査が陰性、若しくはスクリーニング時のHCV抗体検査が陽性でそれに続くHCV RNA検査が陰性の患者は適格とする。

13. HIV感染の既往歴が既知の患者

14. 無作為割付前28日以内の大手術。無作為割付前の治療介入に起因する毒性及び/又は合併症が十分に回復していなければならない。

15. 同種幹細胞移植又は臓器移植の既往歴

16. 以下の心血管危険因子のいずれかを有する:

a. 心臓性の胸痛(無作為割付前28日以内の手段的日常生活動作が制限されるような中等度の疼痛と定義する)

b. 無作為割付前28日以内の肺塞栓症

c. 無作為割付前6ヵ月以内の急性心筋梗塞の既往歴

d. 無作為割付前6ヵ月以内のニューヨーク心臓協会(NYHA)分類III又はIVに該当する心不全の既往歴

e. 無作為割付前6ヵ月以内のグレード2以上の心室性不整脈

f. 無作為割付前6ヵ月以内の脳血管発作の既往歴

g. 無作為割付前28日以内の標準的な降圧薬で管理できないコントロール不良の高血圧

h. 無作為割付前28日以内の失神又は痙攣発作エピソード

17. その他のモノクローナル抗体に対する重度の過敏症反応の既往歴

18. 無作為割付前28日以内に生ワクチンの投与を受けた患者 注:季節性インフルエンザワクチンは一般に不活化ワクチンであるため接種してもよい。経鼻ワクチンは生ワクチンなので禁止とする。

19. 治験薬の投与が望ましくない、あるいは薬物毒性又はAEの解釈に影響を及ぼす、若しくは治験実施計画書の遵守が損なわれる(遵守不良になる)基礎疾患(臨床検査異常を含む)あるいはアルコール・薬物乱用又は依存

20. 妊娠中又は授乳中の女性

21. 別の治験への同時参加

治験内容

研究のタイプ

企業治験介入研究


主要結果評価方法

1)安全性導入パート

日本人患者におけるBGB-A317及びBGB-A1217併用時の米国国立がん研究所有害事象共通用語規準第5.0版に基づく有害事象(AE)の発現率及び重症度

日本人患者におけるBGB-A1217の特定の時点での血清中濃度及びPKパラメータ (薬物動態)

2)主試験

RECIST第1.1版に基づき治験責任(分担)医師が評価したPFS(無増悪生存期間)及びOS(全生存期間)


第二結果評価方法

利用する医薬品等

一般名称

BGB-A1217、BGB-A317、Pembrolizumab


販売名

なし、なし、なし

組織情報

実施責任組織

IQVIAサービシーズ ジャパン株式会社


住所

東京都港区高輪4-10-18 京急第1ビル