企業治験

進行脱分化型脂肪肉腫患者の治療における薬剤比較試験

治験詳細画面

目的


この治験は、進行性または転移性の軟部肉腫に対する新しい治療法であるBI 907828が、既存の治療法であるドキソルビシンよりも優れているかどうかを調べることが目的です。また、BI 907828の適切な用量を決定し、ドキソルビシンと比較して、治療効果や生存期間、病気の進行を抑制する能力、副作用の発生率などを評価することも目的としています。

対象疾患


脱分化型脂肪肉腫
肉腫

参加条件


募集終了

男性・女性

18歳以上

上限なし

選択基準

18歳以上の方。
薬物動態、薬力学及び腫瘍変異解析用の血液検体を提供する意思がある方。
必須の腫瘍生検を受ける意思がある方。
組織学的に確認された局所進行又は転移性で切除不能な病勢進行又は再発が認められるDDLPS患者。
免疫組織化学検査によるMDM2陽性若しくは蛍光in situハイブリダイゼーション法又はNGSによるMDM2増幅が認められるDDLPSの診断を示す病理報告書が得られる方。
後ろ向きの病理組織学的中央判定のためにホルマリン固定パラフィン包埋腫瘍ブロック又はスライドが得られる方。
RECIST第1.1版に基づく測定可能な標的病変を1つ以上有する方。
米国東部癌治療共同研究グループ(ECOG)パフォーマンス・ステータスが0又は1の方。
本治験実施計画書の選択基準で規定される十分な臓器機能を有する方。

除外基準

既知のTP53遺伝子変異を有する方(TP53遺伝子状態のスクリーニングは不要)。
状況を問わず脂肪肉腫に対する全身治療歴(術後補助療法、術前補助療法、維持療法、姑息的療法を含む)を有する方。
状況を問わずアントラサイクリン系薬による治療歴を有する方(ただし、ホルモン療法を除く他の抗癌薬による全身治療は、治験組入れの5年以上前に完了していれば許容される)。
既知のTP53遺伝子変異を有する方(TP53遺伝子状態のスクリーニングは不要)。
状況を問わず脂肪肉腫に対する全身治療歴(術後補助療法、術前補助療法、維持療法、姑息的療法を含む)を有する方。
状況を問わずアントラサイクリン系薬による治療歴を有する方(ただし、ホルモン療法を除く他の抗癌薬による全身治療は、治験組入れの5年以上前に完了していれば許容される)。

治験内容


今回の治験は、フェーズ2という段階で行われます。対象疾患は「脱分化型脂肪肉腫」という病気で、この病気に効く新しい治療法を試すために行われます。治療法の効果を評価するために、主要な評価方法は「無増悪生存期間」というものです。つまり、治療をしても病気が進行しない期間を調べることで、治療法の有効性を判断するのです。

治験フェーズ

フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象

利用する医薬品等

一般名称

BI 907828、Doxorubicin

販売名

なし、Doxorubicin-Ebeweオーストリア

実施組織


日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社

東京都東京都品川区大崎2-1-1

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